つれづれなるまんまに(是非に及ばず!)

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三顧の礼

2007年02月01日 | つれづれなるままに
三国志に登場する諸葛孔明が劉備元徳の軍師になった訳は、
"三顧の礼"という劉備の礼儀に惚れたとのことだった。

それは本人(孔明)がいつ帰るかわからない留守中にも関わらず、高貴な身分の人(劉備)が人里離れた山奥まで無名の若い学者(知識人)に三度も挨拶に訪れたことに感動して家来となったことから生まれた言葉。
要は礼には礼を尽くすという見本になる話だ。

三国志からは学ぶべきことが多い。
その中でも好きなのが劉備と孔明の出会いである三顧の礼だ。
劉備という人徳の優れた人だから出来ることかもしれない。
そして相手が蜀国に必要な大人物だったからかもしれない。
大抵1度断られば2度はないだろう。

ゆえに人と知り合い、初めてのお誘いを受けたときは、
生理的に合わない相手でない限り必ず応じるようにしている。
しかしどうしても都合がつかない場合には何が何でも2度目を、
どんなに急でも、時間が無くとも極力応じている。
そこから得る信頼と縁は非常に絶大だからだ。

だからこそ逆の行動もとる。
こちらからの(相当な理由無き)2回目の誘いも断った場合には、その縁は弱いものとみなし切ってしまう。

大切なのは強く太い絆。
それ以外は必要ない!
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