元TBS美人アナウンサーが昨日自殺した。
数年前まで深夜TVが好きで、彼女が出演していた番組も見ていた。
本当のキャラなのか不明だが、番組の中の彼女は他出演女性らが羨むような恋愛の経歴の持ち主。
その美貌で寄ってくる男はいても、追った男はいないなど。
幼少時代から美貌の持ち主は、さぞや楽しく、明るい生活をしてきたのだろうと想像してしまう。
そして彼女がTBSを退職後フリーになったときには、アナウンサー以上のステータスを手に入れようとしているのか!などと思った。
そんな人生を横臥している羨ましい人物の結末が、
「自殺」
TVやマスコミが提供してくれる情報のほとんどは表面的なものや偽りのもの。
いかに大衆に受け、視聴率・発行部数を伸ばせるかに注力しているからだ。
タレント兼女医の西川さんだって、本来はあんな人じゃないかもしれない。
TV受けするキャラを演じているかもしれない。
その場合、本来の自分でない自分を演じる役者になるのだろう。
誰だって本来の自分を偽るということは窮屈だし、苦痛だ。
しかも公の場に出る人たちは、万単位以上の(一般の)人たちの目にさらされるわけだ。
TVの登場が公人という立場を鮮明にしたかと思う。
そしてそれに拍車をかけたのがインターネットだ。
現在の公人はTVに登場した上に、その姿勢が一般人受けしなければ雑誌の他、ネットの場でも非難・中傷を浴びる羽目になる。
10数年前の公人と現在の公人では訳が違うはずだ。
誰もが羨む"公の世界(TVなど)"の有名税は過去と違い、高くついているはずだ。
インターネットの普及や広告媒体などの変化によって、
知名度上昇の早さは増したが、消滅の早さも否定できない。
今や「10年ひと昔」などと言えなくなっているのではないか?
公の立場に無い人たちでも世の中の変化が速く感じるのだから、公の立場にある人たちは常にプレッシャーとの戦いだろう。
次から次へとそのポジションを狙う優秀な人・若い人・オンリーワンな人が挑戦してくるのだから。
「いつから日本はこんな"弱肉強食"的な競争社会のお国になってしまったのだろうか?」