つれづれなるまんまに(是非に及ばず!)

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雲居.

2006年05月09日 | つれづれなるままに


雲居.(以降ドット無しの"雲居"で)は中目黒の焼酎バー。
このお店は以前交際していた女性に教えてもらった。

当時、私と元彼女は双方酒好きで、特に焼酎を飲む機会が多かった。
そんな彼女を喜ばすため入手困難な焼酎を揃えたりしたものだ。
森伊蔵・魔王・川越・海・百年の孤独などである。
しかも百年の孤独以外はほぼ定価で購入できた。
その1万円以上(6本の抱き合わせ購入)出して購入した百年の孤独が、
なんと1杯400円で飲める店があると彼女は言った。
しかもロックグラス1杯なみなみで。
一般の相場が1杯1000円以上することを知っていた私にとってありえない価格だった。
私は条件付の400円ではないかと疑った。
1杯だけとか、極端に量が少ないとか。
なので、彼女に対しこの話が本当ならフレンチでもイアリアンでも
好きなものをご馳走すると断言してしまった。

彼女の家から徒歩5分の場所に雲居はあった。
もちろんその当時は店の名前を知らなかった。
その当時から店の情報はネットにも雑誌にも紹介されていない。
口コミか地元の人でしかわからないような立地だからだ。

お店はカウンターのみ、8席。
初めて足を運んだ日は我々の他に客は居なかった。
カウンターの中には関西弁のおばちゃんが一人。
早速メニューを貰って百年の孤独を探すと、400円と明記。
そして、その量は??

彼女の言うとおり、若干氷は多いもののたっぷり注いでくれた。
恐らく他店の2倍の量はあったかと思う。
私の完敗、脱帽だ。
いや、そんな勝敗よりこの店を知ったことに喜びを感じた。

現在のように頻繁に行くようになったのは彼女と別れて数ヶ月経過してから。
飲み友達の姉さんと神仙で食事をした後からだ。
その時はお店のおばちゃんに顔を覚えてもらうべく売り込んだのを覚えている。
おばちゃんに対し「ママさん」と呼んだら、「おかんと呼んでちょうだい」と。
それから今のように"おかん"と呼んでいる。

このお店は辛い別れをした元彼女との思い出をはるかに超える素晴らしい出会いや
経験が出来ている。
いっときは地元の常連を凌ぐくらいお店に行った。

今夜もその素晴らしい雲居へと向かう。
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1 コメント

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ふむふむ (ベム子)
2006-05-12 09:27:27
人に歴史あり、って感じですね*
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