ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

Sちゃんの白髪・・・

2006-03-03 10:32:02 | ぴら家の人々
 ばーちゃんが死んだ。誤解のないように書いておくけど、ばば(ちぴらのばーちゃん)じゃなくて、ぴらにあの本当の祖母の方だ。享年98才、数えで百だから大往生だと思う。ばーちゃんはつい先日まで元気に生活していたけど、突然の心臓発作で倒れて一度復活して、3日目に眠るように死んだ。ばーちゃんは常々「ポックリ死にたい」と言っていた。最期まで有言実行してしまうところが、なんともばーちゃんらしくてステキだ・・・

 ぴらにあはばーちゃんが大好きだった。ただ優しいという人ではなかったけれど、好奇心の塊のような人で一緒にいると面白かった。晩年まで何にでも興味を持って、足腰が元気なうちは一緒に色々な所へ行った。唯一の信念は「絶対に飛行機には乗らない!」で、ばーちゃんは「今さら別に乗らなくても・・・」と謙虚な事を言っていたけど、たぶん怖かったんだと思う。今度ブンに乗るときは、ばーちゃんの写真でも持って行って怖がらせてやろう・・・

 お通夜の時の話。従兄弟のT氏と受付をしていたら、茶髪でイケメンのお兄さんが「手伝いましょうか?」と近寄ってきた。「あれ誰?」と見つめ合うぴらにあとT氏、葬祭場の人かと思ったけど茶髪?・・・。でも声に聞き覚えが、従兄弟のSちゃんじゃないのよ、あんまり雰囲気がオトナになったから気がつかなかった。「もしかして香典ドロ?」なんて疑ってゴメンよ~・・・。Sちゃんはぴらにあより8才くらい年下で、彼が小学生の頃(既にぴらにあは社会人)によく遊んだ。夏休みはキャンプに行ったり、いきなりドライブで千葉から三重県まで行ったり。考えてもみればSちゃんも30才のオヤジ。後ろからSちゃんの頭を見ると、つむじの所に茶髪の間から白髪がチョコリンと生えていた・・・
コメント
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