長崎のトルコライスはうまかった。どんな食べ物かもよ~くわかった。でも、なんで『トルコライス』って言うんだろう。ガイドブックも名前についてはあまり語られていないし、謎は深まるばかり・・・。それで、ツル茶ん(トルコライスの老舗)でお勘定の時、勇気を持ってお店のお姉さんに聞いてみた。優しいお姉さんが教えてくれたところによると、主に2つの説があるらしい・・・
1.和洋折衷の食べ物なので、アジアとヨーロッパの架け橋である『トルコ』の名前を付けたという説。
2.ピラフとトンカツとスパゲティの3種類が盛り合わせになっているから、フランス語のトリコロール(三色)→トリコライス→トルコライスというダジャレ説。
いずれにしても、真相を知りたいと思った。とりあえず、『トルコ』から攻めてみようかとインターネットで調べてみると・・・。あらら、いきなり直球にヒット?、ピラフってトルコ料理なの?。もともとトルコ語では『ピラウ』と発音するらしいけど、バターで炒めたお米を炊いたいわゆるピラフは、中近東から地中海沿岸(まさにトルコ)が発祥地という説が有力なんだとか。な~んだ、メインがピラフだからトルコライス、単純ながらも的を射るお名前。でも、今さら名付けた人に直接聞くわけにもいかず、ホントの答えは藪の中・・・