ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
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サムギョプサルが食いたくて、JSAにも行きたくての旅!(3日目)

2014-09-03 22:33:29 | おでかけ(海外)
*時刻表がなくなっちゃって困っちゃったのよ~・・・の巻!

 ねぐらのレジデンスにはシャワーしかないのでお風呂(湯船)に入りたい、というコトで内陸部の水安堡(スアンボ)温泉に行ってみよう。水安堡へは東ソウルバスターミナルから高速バスで2時間半ほど、でもここはひとつ寄り道しながら列車で行きたい。事前ネット情報によると、国鉄の京釜線で大田まで行って、そこからローカル線の忠北線に乗り換えて忠州まで、さらにバスに乗り換えて水安堡に行くのがいいみたい。ソウル~大田はKTX(韓国の新幹線)が走っているので列車の本数が多いけど、忠北線はどうなんだろう。しかし、頼みの綱の時刻表が廃刊になってしまったんだという・・・

 「時刻表はウエブからダウンロードせよ!」とネット情報には書いてあるけれど、前もって行きそうな路線を全部調べておくなんて面倒くさすぎ。現地で見ようと思ったって、ぴらにあのタブレットはWi-Fiだけで国際ローミング対応対応のSIMカードなんか入ってないし、イヤ~ン困っちんぐコマチ先生(古すぎ?)。いや、インターネットなんか使えなくたって行ってみればどうにかなるモンよ、うんうん・・・


【モーニングはソウル駅のロッ○リアで、ここは中でマク○ナルドとつながっていて両方のメニューが一緒に食べられるという面白い作り。食べ終わって片付けに行ったらトレイがメチャクチャに重なっていて、思わず積み直してしまった・・・】


【韓国の駅は中・長距離列車のホームは改札がない、しかも車内検札もあんまり来ないので、つまり上手いことやればロハで乗れてしまうということ。実際、タダ乗りはかなり横行しているらしい・・・】


【6年前にちぴらとソウル~釜山で乗った時は3時間半以上かかったけど、今は最短2時間13分で結ばれている。KTXは日本の新幹線と違って一般の列車と同じ線路も走れるので、KTX専用路線が開通する度にどんどん速くなる・・・】


【機関車前後2両+客車18両=20両編成なので、ちゃんと号車を確認してから乗りに行かないとホームを歩く歩く・・・】


【セマウル号(特急)やムグンファ号(急行)に比べて座席は狭い。荷物スペースもあまりないので、大きなスーツケースを持って乗る時は特室(グリーン車)にした方がいい。今回乗ったのは一般席・・・】


【1時間ほどで大田駅に到着、走行音が「ゴトン・・・、ゴトン・・・、ゴトン・・・」だと思ったら小田急ロマンスカーと同じ連接台車(車両同士が連結器ではなくて台車でつながっている)だったのね・・・】


【高層ビルなんて全く見えない大田駅前、ぴらにあが中学生の頃はどこの地方都市に行ってもこんな感じだったなぁ・・・】


【大田駅から地下鉄で儒城温泉という所に行けるみたい。スーツケースをゴロゴロするのも面倒くさいから、コインロッカーに預けよう。しかし、指紋認証がキーになっていてぴらにあの指紋は全く読み取らず・・・】


【ちぴらの指紋は1回で認識、なんか納得いかないロッカーだけど。韓国の温泉は湯けむりがないので温泉っぽくないんだけど、道路の中央分離帯みたいな所に足湯はあるのね・・・】


【ホテルの大浴場も日帰り入浴に解放してるみたいだけど、観光案内所で紹介してもらった新しい共同浴場に行ってみる。会社のビルみたいな2階が温泉になっていて1人6,000ウォン、広くてなかなかよかった・・・】


【儒城温泉の共同浴場にはセルフ温泉卵があって2つで1,000ウォン、おでんのタマゴ以上にカッチカチの固茹ででゴムみたいだった。さて、大田からムグンファ号に乗り換えて忠州に向かいましょう・・・】


【車内はKTXより広いけど座席にテーブルがない、コンビニでキムパフとサンドイッチを買ってきたんだけど食いづらいなぁ。大田から忠州までは1時間半程度、田んぼとリンゴと高麗人参と、「長野の景色みたい!」って若旦那・・・】


【昔の内房線の駅みたいな忠州駅、韓国は跨線橋じゃなくて遮断機も無い踏切を渡ってホームから駅舎に行く駅が多い・・・】


【ここから水安堡に向かうには駅前から市内バスに乗るか、バスターミナル(駅から1Kmくらい離れている)まで行って市外バスに乗るか、とりあえず道の反対側のバス停に行ってみよう・・・】


【う~ん、いつになったら水安堡行きのバスが来るんだろう・・・と悩んでいると、バス停に座っていたお兄さんが「スアンボ行きなら240~246だよ!」と身振り手振りで教えてくれた。ややっ、240ならもうすぐ来るじゃん・・・】


【バス停の運行表示よりかなり遅れて240はやって来たけど、なんとか乗り込んで(料金はT-moneyが使えた)席にも座れた。小一時間、ガッタガタのエアコンもついてないバスに揺られて・・・】


【無事に水安堡に到着~!。けど、観光案内所(ひとつ前の写真)でホテルを探そうと思ったけど誰も居ないし、もうひとつの案内所は机の上でスマホが充電中なのに入り口にカギが掛かっている。いったいど~なってるのよ・・・】


【もう、ど~にでもなれ!とバス停の前にあった旅館に飛び込んでみる。DSの韓国語帳で宿泊交渉、「40,000ウォンだよ!」ってフロントのおばちゃん、高いのか安いのかわかりませんけど、とにかく泊まります~!】


【ハァ、疲れた。洋室かオンドル室か聞かれて迷わず「オンドル!」って答えたら、おばちゃんは不思議そうな顔をして、しばらくして部屋に訪ねてきて「ホントにいいの?」って確認してくれた。いや、ベッドより絶対にこっちの方がいいよな・・・】


【部屋には温泉の出るバスタブ(韓国では珍しい)もあるけど、大浴場(外来だと4,000ウォン)も何度でも自由に使っていいという。韓国の温泉ホテルは宿泊客も大浴場は別料金の場合が多いから、これはホントによかった・・・】


【一休みして水安堡温泉の探検に行きましょ~!、と張り切って出たモノの「場末・・・」いや「寂れ・・・」いや「鄙びた温泉街」がこぢんまりと集まっている様子。とりあえず、町外れの高台に露天風呂のあるホテルがあるみたいだから・・・】


【これがもの凄い上り坂でヒィヒィ言いながら登る、知ってたら絶対にタクシーに乗ってた。なんか修学旅行で泊まった観光ホテルみたいな水安堡パークホテル、ここは1泊220,000ウォンほどするらしい・・・】


【写真じゃよくわからないけど、実際は壁みたいなつづら折りの上に水安堡パークホテルは建っている、町の夜景はスバラシイらしい。いや、歩きで行ってここに泊まっていたら、ホントに後悔していた・・・】


【本日のお宿の前は食堂街になっていて、この辺はキジ料理が名物らしい・・・】


【わりと頻繁に忠州方面のバスは出ているし、ソウル行きの高速バスも1時間に1本程度。ちなみにこの温泉(忠州周辺も含めて)はぴらにあのガラケーの国際ローミングで通話は出来るけど、インターネットやメールは使えなかった・・・】


【名物のキジ鍋やウサギ鍋はわざわざ「辛い」と書いてあったのでパス、辛くないと思われるキノコ鍋にしてみるけど真っ赤な粉末が一面に。「アンタら、辛いのダメなんだろう?(推測)」と、食堂のおばちゃんが笑いながらすくい取ってくれたけど・・・】


【見えるトウガラシを取り除いてもまだ辛い、じゃぁ「辛い」キジ鍋はどんだけ辛いんだろう。甘いジュースとカワハギの珍味でも食って喉を中和しないと寝られそうにありません・・・】


【韓国のホテルは法律でシャンプー、リンス、歯ブラシ類のアメニティは無料で提供しちゃいけないことになっているんだけど、この旅館は全部無料で使えた。なんか、ホテルより親切でいいなぁ・・・】


【寝る前の温泉から出て外へ涼みに行くとキラキラしていた。でも、温泉街なのに遊ぶという施設が全くなくて思いっきり健全なのよね。あと、共同浴場もホテルの大浴場も9時には終い湯になってしまうのも勿体ない・・・】


【他にすることもないし、本日のまとめと明日の準備をして寝ましょう。と、思いがけず訪れた外国の温泉の夜は更けていく・・・】
コメント
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