ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「No.644 2014夏の思ひ出・その6(温泉pH調査隊)」に更新しました!

2014-09-28 10:43:56 | まいぺーじ写真館
 ちぴらの夏休みの自由研究は何にしようかと。1~5年生までの研究は海外旅行の記録だったけど、今年はギリギリになるまで韓国に行けるかどうかわからなかったから。で、「山の温泉の成分でも調べてみたら?」とゆ~ことに。ぴらにあも小学生の時にpH試験紙持って山の中を歩き回って、水という水、お湯というお湯を計って喜んでいた。噴火口の湖まで下りていって、生温かい水を汲んで舐めてみたり、湖に浮いているゴム状硫黄の結晶を拾ったり。今じゃ絶対に立ち入り禁止なんですけど・・・

【ちぴらが試験紙で計ったpHランキング(酸性の強い順)】
1位 草津温泉の湯畑の下(1.6)
2位 ホテルの源泉が流れている管のお湯(1.9)
3位 ホテルの露天風呂(2.2)
4位 ホテルの内湯(2.4)
5位 ベイ○アで買ったメロンソーダ(3.5)
6位 山の温泉のわき水(4.5)
7位 ホテルの水道水(5.2)
8位 川原湯温泉の近くの足湯(6.4)
9位 四万温泉の共同浴場(6.6)
10位 家の水道水(7.0)
11位 ちぴらの唾液(7.2)
12位 敷島温泉の共同浴場(8.0)
※pH7が中性で、7より数字が小さくなると酸性で、7より数字が大きくなるとアルカリ性になります。
※pH0(強酸性)~pH7(中性)~pH14(強アルカリ性)とゆ~こと。


【まずは試しに源泉近くのわき水を計ってみる。う~ん、冷たくて美味そう。ゲゲッ!、pH4.5ってリンゴやミカン(あんまり酸っぱくないヤツ)の果汁並みじゃん、硫酸イオンたっぷりの天然水だと思われ。だからわき水はうっかり飲んじゃいけないんだよな・・・】


【とりあえず遊歩道を上ってみる。川にはチャツボミゴケ(水の流れている岩肌にくっついている緑のヤツ)、強酸性の温泉水でも元気に生えるガッツのあるコケ。つまり、この川には魚も住めない・・・】


【ヒ~コラ言って急な階段を上って(ぴら奥さんとちぴ子は途中リタイア)、最高峰の熊四郎山から見た山の温泉全景。山名の由来は熊四郎さんが初めて登ったとか、狩人が犬のクマとシロと一緒に登ったとか・・・】


【登山道の一番上から岩の穴をくぐってさらに登ると本当の山頂なんだけど、穴が崩れて通れなくなっていた。岩の横からムリに登ってみたけど、崩落して危ないのでこれ以上進むのは止める・・・】


【山の遊歩道はそこら中にオヤツになる植物がいっぱい生えている。「無断採取はいけません!」とお役所の看板が立っているけど、野生動物のぴらにあがその場で食うくらいで絶滅する心配はありませんから・・・】


【山の温泉の源泉のひとつの姥湯、他にも5~6ヶ所の源泉があるけどここが一番見に行きやすい。昔は湯船によってそれぞれ泉質が違って面白かったんだけど、最近は混合泉が多くなってしまったので残念・・・】


【姥湯近くから熊四郎山を見る。ぴらにあの小学生の頃、ここには湯治専用のボロボロの宿屋があって、お風呂の窓なんか開けっ放しで真っ裸のじーちゃんばーちゃん(もちろん混浴)が転がっていたっけ・・・】


【ホテルのお風呂にpH試験紙を持って行くと完全に不審人物なので、コップに温泉水を汲んでロビーで計る。まずは万能試験紙でだいたい計って、その値を参考にして細かいレンジの試験紙を選んでまた計る・・・】


【「TB(チモールブルー)ばっかり無くなるんだけど!」ってちぴら、そりゃTBのレンジがpH1~3なんだからしょうがないでしょ。なら、半分に切って使うとか工夫するんだよ。結局TBだけ使い切った・・・】


【内湯、露天風呂とも実測値と温泉成分表に書かれているpHはほぼ同じ、つまり温泉偽装はされていないということ・・・】


【源泉から浴場へ引く途中のお湯も計ってみる。「源泉のお湯の方がお風呂のお湯よりpHが低くて(酸性が強い)、お風呂の成分表に『加水あり』って書いてあるから間違ってないな!」と小学生の考察、ぴらにあもそう思います・・・】
コメント
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