保育園のちぴらの先輩(最年長児クラス)に、Yくんという男の子がいる。Yくんは身体が大きくて優しいから、園児のリーダー的存在だ。ぴらにあが保育園に行くと、いつも「お~い、お迎え来たぞ~!」とちぴらに大声で教えてくれる。でも実は甘えん坊で泣き虫で、いつもお母さんにしがみついていて怒られている。Yくんの体重はなんと30Kgもあるそうで、それなのにお母さんに抱っこやおんぶや、しまには「持ち上げて回して!」なんてせがんでいる。ぴらにあだったら腰が怖くてとても出来ないけど、軽々とYくんを回すお母さん。「そんなコトさせたら、お母さんやせちゃうよ!」とYくんに言うと、「少しやせた方がいいんだよ!」なんて憎まれ口をたたいて。それがまたカワイイ・・・
そんなYくんのジャケットをふざけて保育園の先生が着てみたら、小柄な先生にYくんのジャケットがピッタリ。「あら~、これいいわねぇ」と先生が言うと、「それじゃぁ、先生にあげますよ!」とYくんのお母さん。「まさか?!」と一同が驚くと、「だって、どうせYは1シーズンしか着れないから、捨てるの勿体ないし・・・」とお母さん。その後、Yくんのお下がりジャケットを先生が頂戴したかは定かでない・・・