ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

700T系台湾新幹線の旅!(その5)

2007-08-17 23:22:29 | おでかけ(海外)
*台湾の江ノ島?探検する・・・の巻!

 高雄に着いたのがお昼ちょっと前、アヤシイ旅行社でゲットした台北行きの飛行機は16:35発だから少し時間がある、せっかく来たんだから高雄の街で遊んで行こう。ガイドブックを見ると、旗津(チーチン)半島という所が面白そうだ。旗津は『半島』というモノの、船を通すために陸地を削って『島』にしてしまったらしい。高雄側の鼓山(クーサン)という港(高雄駅からタクシーで15分くらい)から、フェリーに乗って旗津へ渡る。たった10分で10元(40円)の船旅、雰囲気は宮島フェリーという感じ・・・

 旗津の港に着くと観光客がいっぱい。フェリー乗り場からは食堂がずらりと並んで、まるで休日の城ヶ島か江ノ島か。とりあえず、港からも見える白い旗津灯台に行ってみよう。この灯台は日本の統治時代に建てられたもので、国家三級史跡という由緒正しい灯台なんだとか。旗津の町を抜けて灯台への坂を登る、さっきから「あづい~!」しか言わないちぴら。「暑いのはわかってるよ、だからナニ?」って冷たく聞くと、「づがれだ~!」ってそれもわかってます。それにしても確かに暑い。台北もかなり暑かったけど、高雄の暑さは上から押さえつけられて、下からも焼かれているようだ。「町に下りたら氷買ってやるから・・・」となだめつつ、グダグダのちぴらとひたすら坂を上がる。永遠の時間にも感じた10分後、やっと頂上の灯台に到着。さっき乗ったフェリーから高雄の街まで絶景かな。汗だくで真っ赤な顔をしているちぴらと、ガジュマルの木の下でしばし休憩・・・

 下りは下りでやっぱり暑い、街の中心の十字路で目を付けていた食堂に飛び込む。壁に貼ってあったメニューを指して、60元(240円)のマンゴーミルクかき氷を注文すると、出てきたのはとても一人じゃ食いきれないような山盛りでビックリ。氷でひと心地ついたので、旗津の街を探検しよう。海鮮料理屋の通りを進んでいくと、灯台からも見えた砂浜に出る。せっかく海に来たんだから、少しチャプチャプでもしようか・・・と、とても思えない暑さ。「はやく空港にいきたい!」ってちぴらに急かされてタクシー(旗津半島の南側は海底トンネルがある)に乗る。この後、かな~りドキドキするハメになるとは知らずに・・・


【あれだけ海や船が苦手だったのに、伊豆大島に移住してから海を見るとなんか落ち着くようになったぴらにあ。鼓山フェリー乗り場から旗津半島へ向かう・・・】


【フェリーの1階はバイクならそのまま乗れる(バイク10元)、2階はエアコン完備客室(人も10元)もあるけど、やっぱりデッキの風が気持ちよかった・・・】


【レンガの建物がカッコイイ旗津港のフェリー乗り場、2階は綺麗な食堂になっている。でもさっき、新幹線の中でお弁当食べたばかりで残念・・・】


【フェリー乗り場から旗津の街へ、両側はかき氷屋とレンタル自転車&バイク屋さんが並ぶ。バイクは免許がなくても貸してもらえるんだとか?】


【とにかく暑かった旗津灯台への坂。本白根山でのアノ特訓が無かったら、とても若旦那は登れなかったと思う・・・】


【旗津半島の陸地を削り取って『旗津島』にしちゃった所、1,975年までこの部分が高雄側とつながっていたという。でも、道路が通っていた気配はない・・・】


【うまいから食ってるというよりも、熱射病で倒れないように必死でマンゴーかき氷をかっ込んでるちぴら。汗で『魔太郎が来る(←知ってる人いる?)』みたいな髪型になってる・・・】


【旗津は海鮮料理も有名らしい、好きな魚や貝の具を買って店の中で煮たり焼いたりして食べる。どの店もハエよけにリボンがクルクル回ってた・・・】


【フェリー乗り場から10分くらい歩くと砂浜に出る。あまりの暑さでか、ほとんど泳いでいる人はいない。台風の波がザッパンだから?】
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700T系台湾新幹線の旅!(その4)

2007-08-17 20:36:01 | おでかけ(海外)
*新幹線で飛行機のチケットを買いに行く?・・・の巻!

 いよいよ3日目はちぴら念願の700T系新幹線に乗りに行く。冷泉行きチケット騒動を反省して、昨日のうちに自動券売機で買っておいた。台湾語の指示に戸惑っていると、後ろで見ていたおじさんが「ココ、ココ!」ってボタンを教えてくれる。う~ん、ここに限らず台湾の人ってなんて親切なんだろう・・・

 台湾新幹線は台北~左営(在来線で高雄へ2駅)まで8つの駅がある、営業距離は345Kmで東京~名古屋とほぼ同じ。途中、台中にだけ止まる最速列車で台北~左営で96分、ぴらにあたちが乗った各駅停車で120分、ちなみに在来線特急の自強号だと4時間くらいかかるらしい。磁気タイプのチケットを自動改札に入れて(在来線は懐かしいキップ切りの駅員さんがいる)、台北駅の地下ホームに下りていくと、いましたよオレンジのラインがステキな700T系新幹線。横からだと山陽新幹線のレールスターに似てるけど、先頭部分は日本の700系より鼻が短くて、500系と700系を足して2で割ったような感じ。予約した453号の車内に入ると、コレはまさに700系そのまんま、当たり前だけど・・・。上着用のフックやテーブル、電光掲示板まであまりに日本のと同じだから、台湾語の表示がなかったら東海道新幹線に乗ってるような気分になる。アナウンスで『いい日旅立ち♪』は流れませんけど・・・

 一面の田んぼ、所々ヤシの木やパパイヤ、はたまたウナギ養殖池の中を300Km/h近くで疾走する700T系。ほとんど揺れなくて快適だけど、正直言って昨日乗った自強号やろ光号の方が旅の趣がある。座席も在来線の方が広いし。時々駅に止まる、しかし駅の周りは何も無し。在来線と同じ駅名が付いていても、町とはかなり離れた所に新幹線の駅を建設したらしい、駅によると市街地まで小一時間とか。ピッタリ2時間で左営駅に到着、在来線に乗り換えて高雄までと思ったら、時刻表によると30分以上も高雄方面行きの列車がやって来ない。外のバスターミナル(灼熱)に出てみると、案内人と思われるおっちゃんが「すぐ来る!(もちろん台湾語で)」みたいなことを言ってるけど、全然バスが来る気配がないし。「あづい~!」ってもう溶けかかってるちぴら、確かに台北より暑い。しょうがないからタクシーを止めて乗り込む。「日本人?」って手に文字を書いてこっちへ見せるタクシーの運ちゃん、「そうです!」と日本語答えると「ヤ~!」と叫んで猛スピードで走り出す。交差点でも赤信号でも渋滞でもほとんど止まらず、何度か二人乗りのバイクを轢きそうになり、30分ずーっと笑いながら爆走で高雄駅に到着。いや~、あまりの恐怖で涼しくなりましたよ・・・

 さて、高雄駅に着いたら帰りのエアチケットを手に入れなくちゃ。ホントは台北で買っておきたかったけど、旅行会社がどうしても見つからなかった。ガイドブックには『高雄駅前に格安チケットも取り扱っている旅行会社がある』と書いてあるから行ってみよう。・・・って、すぐにお店は見つかったけど、コレってガイドブックに書いてある旅行会社か?。本に載ってるくらいだから、『J○B』や『近ツ☆』みたいな大手の店かと思ってたら、どう見えても場末の怪しいチケット屋にしか見えない。シャッターは開いてるけど、薄暗い店内で子供が3人で遊んでるのが見える。「お休みですか?」と日本語で聞いてみると、「ノー、ノー!」って中にいたおばちゃん。「タイペイ、チケット、トゥデイ?」ってカタカナ英語で聞いてくれてるから、旅行社なのは間違いないらしい。仕事用のパソコンで遊んでた子供たちを追い払って、何やらカタカタ打ち始めるおばちゃん、子供は負けずに別のパソコンで遊び始めてるし。おじさんも中から出てきて子供を追い払って、「どの時間の飛行機がいいの?」と時間表(雑なコピーの紙)を見せてくれる。「パスポートを出して!」というから渡したけど、な~んかとっても不安・・・。待つこと15分、「大人1,600元(6,400円)、子供1,000元(4,000円)でどう?」って紙に書いて、「どう?」ってエアチケットって値切れるのか?

 台北~左営の新幹線料金は1,490元だったから、飛行機はもっと高いと思ってた。おじさんにもらった電子チケットの予約シート(プリンターで印刷した紙っ切れ)には『成人2,160元』と書いてあるけど、払ったのは1,600元ポッキリだから25%引きでした。「サンキュー、サンキュー、バイバ~イ!」と一家で見送ってくれた旅行社のみなさん、いきなり外国人の飛び込みだったのに、ホントお世話になりました。また高雄に来た時はどうぞよろしくお願いします!


【台北駅地下ホームの700T系新幹線、どの車両もなぜか先頭部分は血だらけ。キジでも跳ね飛ばして走ってるのか・・・】


【今のところ南行きの終点は左営駅、そのうち高雄駅まで伸びるらしい。乗ったのは各駅停車だったからか、最高速の300Km/hは出ずに残念・・・】


【自動改札にキップを通す時は裏向きに入れないとダメ。ガイドブックにも「間違えないように!」と書いてあったけど、地元民もかなり戸惑っていた。出札時に回収されないからオミヤゲにどうぞ・・・】


【700T系はどれも普通車11両+ビジネス車1両の12両編成。テーブルの案内図まで東海道・山陽新幹線のと同じ・・・】


【昔の長野駅みたいな旧高雄駅舎、この左隣に現在の高雄駅がある。駅構内でジュースを飲んでいたら、台湾のおばあちゃん(日本語が上手)に声を掛けられてモテモテの若旦那・・・】


【見るからにアヤシイ雰囲気なんて言ったら失礼、とっても親切だった格安チケット屋さん。JCBカードもちゃんと使えた・・・】
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700T系台湾新幹線の旅!(その3)

2007-08-16 20:00:38 | おでかけ(海外)
*世界一のアイスを食う・・・の巻!

 冷泉から帰ってきてまだ余裕があったから台北101に行く。台北101(508m)は世界一のノッポビルだった、台湾に行く2週間前まで。7月の終わりにブルジュ・ドバイ(建築中)に抜かされてしまったけど、普通に上れる高層ビルで世界一なのは間違いないよな。まぁ、細かいコトは気にしないでおこう・・・

 で、この台北101、ホントに台北のどこからでも見える。さすがに世界一のランドマークだ。ホテルからは地下鉄とバスを乗り継いでも行けるけど、ちょっと奮発してタクシーに乗った。運ちゃんにガイドブックを見せると、「オゥオゥ!」と勢いよく走り出す。道すがらずーっと見える台北101、迷う心配がないから安心だ。しか~し、全然近づいてこない台北101ビル。結構なスピードで15分くらい走っても、なんかさっきと見える大きさが全然変わらないし。メーターがカチャカチャ増えてくから、だんだん料金の方が心配になってきた。走って走って30分、やっと台北101の麓(?)に到着。恐る恐るメーターを見ると、200元(800円)をちょっと切るくらい。距離計を見ると10Km近くも走ってるのに、安いんですよね台湾のタクシーは。な~んだ、ドキドキして損した・・・

 さて、タクシーの料金より高い350元(1,400円)を払って、展望台直行のエレベーターに乗る。ちぴらは115cm未満でここも無料、ちゃんと背比べで確かめられたけど。このエレベーターはすごい。全然揺れないし、たった37秒で500m上空に到着する。耳がキーンとしなければ、まるで動いてないみたいだ。ドアが開くといきなりの眺め、しかしあまりの高さに恐怖感があまりない。都庁や東京タワーくらいだと下の人や車が見えて怖いけど、台北101は山の上か飛行機から見てる感じ。とりあえず一回りしていると、ちぴらがアイスクリーム屋を発見。そう言えば、さっき貰ったチケットに、アイスクリーム1割引券が付いていたっけ。「おなかすいた~!」ってお約束のちぴら、まぁ喉も渇いたしアイスでも食おうか。「青リンゴがいい!」って若旦那、せっかくなんだからマンゴーかパインにでもすりゃいいのに。でお支払い、アイス1個100元(400円)って?。さすが、世界一高いビルで売ってるアイスだなぁ・・・

 それにしても、タクシーで30分も走り回って200元、エレベーターに350元、アイスひとつ100元。台北~蘇澳の特急も2時間も乗って200元ちょっとだったし、なんか金銭感覚が麻痺してきた・・・


【近くだとでかすぎてファインダーに入りきらない台北101。タクシーで着いた時も目に入らなくて、「どこにあるの?」って思った・・・】


【展望台の中心にある静震装置、660tの黄色い玉が天井からぶら下がってるだけ。ハリウッド映画なら必ず転がっていく・・・】


【高度1,500フィートの青リンゴアイス男。展望台には喫茶店とオミヤゲ屋、それとなぜか金ピカ骨董品やもある。金箔コチョウランはすごかった・・・】


【どんよりとしてきた台北駅方面、この1時間後ものすごい夕立になる。雷雨の中、セブンイレブンに買い出しに行って、ちぴら滑ってコケた・・・】
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魚屋の嘆き・・・

2007-08-15 23:03:15 | 伊豆大島の暮らし
 夕方、ちぴらと坂の下のスーパーへ買い物に行く。ここ数日魚ばかり食ってるし、暑くてマトモなおかずを作る元気もないから、今日はチャーハンかチキンライスで誤魔化そう。具の野菜と鶏のムネ肉を買って帰ろうと思ったけど、一応お魚コーナーも覗きに行く。と、でかい樽の中で丸々と太ったタカベちゃんがうじゃうじゃと氷水に泳いでる。「売れないんだよ~、誰も買ってくれないんだよ~!」って魚屋のおじさん、「ここら辺じゃねぇ、タカベなんて貰うモンなんだよ・・・」って嘆いている。ゴメンよ~、確かに超美味そうだけど、今日はお魚を焼く気になれないのよ。明日もう少し涼しくなったら買いますから、取っておいて下さい・・・
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ワークグループが開けない・・・

2007-08-15 20:00:51 | PC・ネット・ゲーム

 最近ノートパソコンの調子が悪い。なんでかCD-Rは書き込めないし、デジカメの写真を取り込んだらデータは壊れるし、もう6年も使ってるんだからムリもないとは思うけど。それでこの間の台湾の帰り、都会の○○カメラで新しいノートパソコン(もちろんVista)を買ってしまった。型落ちの2007年春モデルだけど、15インチモニタのオフィスソフト付きで9万円チョット、xDピクチャーカードのスロットがあるのも気に入った。メモリが512Mで心細いけど、ポイント20%サービス分で1Gのメモリと外付けFDドライブを追加してカンペキ。すぐに持って帰って使いたかったけど、あまりにも旅行のトランクが大きすぎて持ちきれず、ナミダを飲んで宅急便で送る・・・

 数日後家に届いたので、まずはぴら家のデスクトップパソコン(XP)とつないでみる。しかし、どういう訳かマイネットワークでお互いのパソコンが認識されない。セキュリティソフトとファイヤーウォールが競合しているのかと思って調べてみたけど、ちゃんとWindowsのファイヤーウォールは切れてるし。おまけにワークグループを開こうとすると、『ネットワークリソース』がどうとか、『アクセス権限がない』とか、『サーバの管理者に問い合わせよ』とかエラーメッセージが・・・。ネットで調べてみると、「XPのLAN接続のプロパティをいじると直る」みたいなコトが書いてあった、試しにやってみると、チョットだけつながって、『お気に入り』だけXPからVistaに移すことが出来た。なのに、なのに~!、その後はウンともスンとも。XPとVistaの相性なのか、それともルータが壊れてるのか、もうお手上げ・・・

 で、試しにノートパソコンを職場のネットワークにつないでみた。ホントはダメなんだろうけど、緊急事態だからしょうがないよな。すると、やっぱり何事もなく接続できる。職場のXPデスクトップからも、新しく職場で買ったVistaノートからも、自分のVistaノートからもちゃんとアクセス可能だ。しかし、職場のネットワークでも全く同じ現象が起こった。職場のVistaノートに入っていウイルスソフトはトレ○ドマイクロ社製、ちょっと重いからぴら家で使ってるのと同じソース☆クスト社製に変えてみた(XPは元々ソース☆クスト)。とたんにアクセスできなくなる職場のネットワーク、Vista同士ならちゃんと見えるのに、XPからは自分の共有フォルダさえ見えない。ワークグループを見ようとすると、家のと同じエラーメッセージが出るし。う~ん、もしかしてソース☆クストのウイルスチェックソフトとVistaがケンカしてるのか?

 とりあえず、明日はソース☆クストのウイルスチェックソフトを削除して、またトレ○ドマイクロのを入れて試してみよう。それでダメなら途方に暮れる・・・

※同じような状況の方がいらっしゃいましたら、どうぞ教えて下さいまし。
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スーパーで夕涼み?

2007-08-14 17:06:22 | プチ写真館
あまりの暑さにクーラーめがけて飛び込んだのか、中の蜜を吸おうとしてもそれはムリ。とりあえず本日の特売品ではないらしい…
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700T系台湾新幹線の旅!(その2)

2007-08-13 23:02:59 | おでかけ(海外)
*ラムネ湯に行く列車のキップが・・・の巻!

 今回の旅は4泊5日で中日は3日間、1日目はまず蘇澳の冷泉に行こう。蘇澳は台北から東部幹線(宜蘭線)に乗って特急で2時間程度とガイドブックに書いてある。まずは台北駅でチケットを入手・・・と思ったら、乗りたかった自強号(特急)は満席だという券売所のおじさん。台湾国鉄の特急、急行は基本的に全席指定だけど、満席でも立ち席でもよければ乗れる。しかし、ちぴら連れで2時間も立ちんぼは辛い。「次の自強号は?」と身振り手振りで聞いてみても、やっぱり「ダメダメ!」と首を振るおじさん。ひとまず列から離れて、もう一度時刻表の掲示板を見ながら作戦会議。30分ほど余計に時間は掛かるけど、急行のろ(草冠に呂の字)光号もあるからダメもとで聞いてみると、こちらは空席があるという。蘇澳に着くのはお昼になっちゃうけど、まぁしょうがないか・・・

 蘇澳新駅でろ光号からローカル線の鈍行(その1で書いた20分遅れの列車)に乗り換えて、昼前に蘇澳駅に到着。「あつい~!」とゴネまくるちぴらを無視して冷泉を探す。大通りを渡ってセブンイレブンを過ぎると、公園みたいな冷泉の入り口が見えてきた。チケット販売のお兄ちゃんが親切に説明してくれるけど、早口の台湾語でまくし立てられて全然理解できない。どうやら、「冷泉だけの個室(200元)と、温かいお風呂付きの個室(300元)と、どっちにする?」と聞いているみたい。水着もちゃんと持ってきたし、冷泉プールに入るだけなら70元と書いてあるけど、せっかく勧めてくれるんだから冷泉のみの個室にしてみよう。100元のチケットを2枚もらって公園の奥に入っていくと、コテージ風の建物がある。入り口でお姉さんにチケットを見せると、制限時間(40分)をチケットに書いて個室へ案内してくれた。薄暗い個室の奥にタタミ1畳分くらいの浴槽と手前に洗い場、脱衣所らしき場所が見あたらないけど、スノコの上で服を脱いで小さい棚に乗せておくらしい。何はともあれ、ちぴらと脱いで冷泉にザブンと飛び込む。「うひ~、つめたい~!」と大袈裟に叫んでるちぴら、25℃と書いてあるからそんなにメチャクチャ冷たくはないけれど、外が暑いからとても気持ちいい。湯船の底からかなり湧いてるのか、縁からジャージャーとあふれ出る冷泉の透明な水。舐めてみると、ちょっとサビっぽいラムネみたいなお味。少し硫化水素の臭い(ゆで卵みたいなの)もするけれど、確かに砂糖を入れたらサイダーかも・・・

 この温泉は台湾で人気があるらしく、土日だとかなり混雑するんだとか。ぴらにあたちが行ったのは金曜日だったけど、それでもずいぶん繁盛していた。まさか日本人なんか来ないと思ってたら、冷泉公園の中で一人旅の日本人のお姉さんに会ってビックリ。「タロコ号(新型特急)がカッコイイ!」と言ってたけど、乗れたのかな?


【ちょっとアブナイ入浴シーン。湯(水?)船の底には大きな石がゴロゴロしていて、それがまた気持ちいい。個室は40分で200元(800円)なり・・・】


【冷泉プールだけなら一日中でも70元(280円)、水着&帽子着用のこと。個室料金にはプールの分も含まれているらしい・・・】


【なんとも懐かしい感じの蘇澳駅、ぴらにあの子供の頃にはこんな駅がたくさんあったなぁ。ちぴらが大切に抱えてるのはコンビニのおでん・・・】


【台湾の公共交通機関は6才未満は無料だけど、身長が115cmを超えると子供料金になるらしい。全然足りてない若旦那・・・】


【帰りは自強号(特急)で台北へ戻る。座席は特急も急行も普通席のみだけど、全席に足乗せがあってグリーン車並みのシートピッチで楽チン・・・】
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写真館を「灼熱のかき氷」に更新しました!

2007-08-12 21:17:00 | まいぺーじ写真館
 台北の暑さは「まぁこんなモンか?」と思ったけど、さすが北回帰線を越えた高雄は暑かった。片道10元(40円)のフェリーで半島へ渡って、日本人が建築した白亜の灯台への坂を登る。外気温は40℃近く(たぶん)、汗が滝のように溢れてくる。「あつい~、なんかのみたい~!」って真っ赤な顔をしているちぴら、たまらず食堂へ飛び込んでマンゴーミルクかき氷を注文する。こんなに山盛りで60元(240円)は安い!

 さて、台湾の交通ルールは如何に。バイクは何人乗りまでOKなんだろう?。一家で3ケツなんてアタリマエ、一番多く乗ってたのを見たのは4ケツだった。運転手のお父さん、前に子供が1人立って、後ろに2人しがみついて、自動車がバンバン飛ばす台北のメインストリートを走っていた。ヘルメットを被っていたのはお父さんだけ、コケたら間違いなく3人死ぬ。それでもまだ台北はヘルメット率が高かったけど、高雄の人はほとんど被ってなかった。タクシーも赤信号じゃ絶対に止まらないし・・・

【ぴらにあの写真館】←メインページはこちら!
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大混乱のお盆休みin伊豆大島・・・

2007-08-11 23:17:56 | 島へ来たるお客さん

 昨日の夜、ぴら奥さんのママさんから「明日、遊びに行ってもいい?」と電話が掛かってきた。そりゃ来るのはかまわないけど、明日ってお盆直前の土曜日だよ。しかも夏祭りで花火大会もあるし、今から船の予約なんか取れるのか?。とりあえずインターネットの空席情報を見てみたけど、11日(土)に伊豆大島へやって来る船は全便『×(空席無し)』が並んでいる。飛行機なんか空席待ちすら出来ない状態だ。「明日になったら東海汽船に聞いてみるけど・・・」と電話を切ったけど、いくら強運のママさんでも絶対ムリだよ・・・

 で、本日の朝。ダメだと思いつつ一応東海汽船に電話してみる。「東京からの便はダメですけど、熱海なら6席だけ空いてます!」って予約係のお姉さん。信じられないけど、お盆休みの初日に当日予約でチケットが取れちゃった。予約番号はなんと8,000番台、いつもせいぜい多くても1,000番くらいなのに、やっぱり今日はもの凄い人数が船に乗って来るらしい。夕方、港にママさんを迎えに行くと、車や人が多くて駐車場に入るのも一苦労。少し遅れたからママさんを待たせたかと心配したら、30分も遅れてジェットフォイルがやって来た。あまりの人数で乗り降りに手間取ったらしい。スーパーの駐車場が満車なのも初めて見た。車庫入れなんかマトモにやったことがない島免許の人が、駐車場の奥の方でにっちもさっちもいかなくなって、島のあちこちで渋滞が出来てるし。ビキニのお姉ちゃんが町の中をふらふら歩いて目のやり場に困るぴらにあ、「あの人、お尻が半分出てるよ!」ってシッカリ観察してるぴら奥さん。大混乱の伊豆大島はまだまだ来週くらいまで続く・・・
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犬好きおじさんの民宿・・・

2007-08-10 21:46:59 | 島へ来たるお客さん

 鳥取県から友達のGさんファミリーがやって来た。寝る場所ならぴら家でもいいけれど、1才8ヶ月のKくんも一緒だし、初日は民宿に泊まることになった。で、その民宿。迷わず【子犬好きのおじさん】の所に決めた。おじさんの民宿はゴハンがメチャクチャうまい。ぴらにあは島に泊まる必要はないけど、おじさんの作るゴハンは食いたい。時々「晩ご飯だけ食わせて!」とお願いしてみるけど、「絶対にダメ!」とつれないおじさん・・・

 「ウチは部屋食だからよ、泊まらないと食わせないんだよ・・・」って、解ったような解らないような説明。お客が絶対に泊まらないようなオフシーズンの平日でも、絶対に食事だけじゃダメだというから不思議。で、今回はチャンスとばかり、お泊まりの友達の連れと言うことで晩ご飯をご馳走になる。脂の乗りきったタカベの塩焼き、お刺身山盛り(キンメ、シマアジ、トビ、クロムツ・・・)、アシタバのサラダ、アツアツのアシタバ天ぷら、カブのあんかけ、シメは絶品のいかべっこうユッケ丼。「どうだ、うまいだろ~!」ってぴらにあの背中をバシバシ叩くおじさん、「うん、うまい。だからお昼は食堂やればいいのに!」ってぴらにあ。「それはダメ!」って、やっぱりかい・・・
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