*休日は線路を歩いて(平渓線)・・・の巻!
台北の近郊に木柵(ムーツァ)という茶所がある。つい最近、MRT木柵線の動物園駅と猫空(マオコン:茶園のある丘陵)を連絡するロープウェイも出来たみたいだし、4日目は木柵の方へ行ってみよう。ホテルからMRTを3線乗り継いで目的地の動物園駅へ、途中の乗り換え駅でやたら家族連れが増える。な~んかイヤな予感・・・
動物園駅に近づいていくと、MRTの中からもロープウェイの乗り場に長蛇の列が見える。とりあえず行ってみると、ずら~~~とものすごい行列だ。「やめる?」とちぴらに聞いてみたけど、「ぜったいにのる!」って予想していた答え。ロープウェイ開通記念のウチワをもらって扇ぎながら並んでいたけど、5分もしないうちにたら~りと汗が落ちる。10分で20~30mも進んだろうか、試しに計算してみたら最低でも2時間待たないと乗れないと思う。「ダメだよ、暑くて死んじゃうよ・・・」とロープウェイマニアの4ちゃい児を説得しても、「2じかん、まてる!」ってウソばっか。あと10分もしたら、「つかれた~、だっこい~!」となるに決まってる。「おとんはもう挫折しましたから・・・」と列から離れると、「ウワ~!」と泣き出す若旦那。ゴメンよ~、日曜日のロープウェイなんか誘ったおとんが悪かったよ・・・
さて、気を取り直して(ぴらにあだけ)次のプランへ。ガイドブックによると、お隣のMRT木柵駅から平渓(ピンシー)線の方に行くバスが出てると書いてある。1時間に1本程度らしいけど○島バスよりは本数が多いから、行けばどうにかなるだろう。木柵駅を下りると、ちょうど平渓行きのバスが止まっていた。とりあえず飛び乗ると、中は満員で座る席がない。一番前の手すりにつかまって運転手さん気分のちぴらだけど、乗り降りの人にジャマだから奥へはいる。10分も走った頃、疲れてダレてきたちぴら。なんかフラフラになってるのを見かねて、座っていたおばちゃん(地元民)が抱っこしてくれるという。最初は緊張して力が入っていた若旦那も、だんだんおばちゃんに慣れて、しまいには腕の中でウトウトし始めた。目的地の青桐(チントン)駅までは山道をガタゴト走る、重たいちぴらをおばちゃんはずーっと抱っこしてくれた。途中、深坑という臭豆腐(もの凄く臭い)が有名な街を通り過ぎる。う~ん、バスの中までなんともくさや~な臭い。ぴらにあはずーっと立ちっぱなしだったけど、なかなか面白い小一時間のバスの旅。青桐駅に着くと、「降りるんだよ~、青桐だよ~!(台湾語でたぶんそう言ってる)」って大声で運転手さん、わざわざぴらにあたちに教えてくれたみたい。ホント、台湾のみなさん親切で助かります・・・
青桐駅から平渓線に乗る。平渓線(非電化)はかつて炭坑で栄えた路線で、廃坑になった今は観光客が多い。青桐駅で平渓線のフリーパス(54元)を買って、日本製のDR1000系ディーゼルカーで十分(スーフェン)駅へ向かう。十分は通りの真ん中を列車が走る街。食堂でゴハンを食べていても、道ばたでかき氷を食べていても、いつでもガタゴトとすぐ横をディーゼルカーが通り過ぎる。十分の人たちには当たり前の光景なんだろうけど、なんかテーマパークにでも来たような感じ。子供たちが線路の中でフツーに遊んでたりするけれど、事故が起きたという話は聞かない・・・

【開通したての日曜日で、大混雑の猫空(マオコン)ロープウェイ。炎天下の中、ちぴらより小さい子供を連れた家族がたくさん並んでるけど大丈夫なんだろうか?。この時の若旦那はホントに泣いている・・・】

【バスで山道を1時間、いかにも炭鉱町という感じの青桐(チントン)に到着。ロープウェイに並んでいたらまだ乗れてないと思う・・・】

【行き止まりの青桐駅には1時間に1本程度列車が来る。「線路に下りるな!」みたいな注意書きがあるけれど、誰も守ってない・・・】

【お姉ちゃんと線路脇で落書きをしていたら(何かのイベントらしい)、いきなり後ろをディーゼルカーが通り過ぎる。ちぴらビックリ・・・】

【DR1000系気動車(日本製)は最高速30Kmでトコトコ走る。平渓線は全線12.9Kmしかないけれど、1時間くらいかかる・・・】

【運転席のドア開けっ放しで走る運転手さん、観光客のおっちゃんと雑談しながら次の駅へ。日本じゃクビになるかも・・・】

【真ん中の十分駅でタブレット交換。こんな懐かしい光景が見られるのは、今どき平渓線と久留里線だけ?】

【十分でも「線路を渡るな!」みたいな注意書きがあるけれど、やっぱり誰も守ってない。平渓線に乗りに来たら、線路を歩かなくちゃダメだと・・・】

【線路脇の樹下食堂でランチ、「タケノコがうまいよ!」って日本語が上手なおじいちゃんが教えてくれた。おなじみ豚バラかけご飯、ビーフン汁、おかず2品で120元(480円)、昨日のトウモロコシと同じ(←まだ言ってる)。それにしても、後ろのお母さんがお美しい・・・】

【台湾は日本より絶対に暑いけど、クーラーのある店が極端に少ない。木の下で自然の風を入れて、これこそエコロジーな生活なのかも・・・】

【いいタイミングで必ずやって来るDR1000系、まん丸尾灯のキハ40(境港線の鬼太郎列車に使われてる車両)によく似ている・・・】
台北の近郊に木柵(ムーツァ)という茶所がある。つい最近、MRT木柵線の動物園駅と猫空(マオコン:茶園のある丘陵)を連絡するロープウェイも出来たみたいだし、4日目は木柵の方へ行ってみよう。ホテルからMRTを3線乗り継いで目的地の動物園駅へ、途中の乗り換え駅でやたら家族連れが増える。な~んかイヤな予感・・・
動物園駅に近づいていくと、MRTの中からもロープウェイの乗り場に長蛇の列が見える。とりあえず行ってみると、ずら~~~とものすごい行列だ。「やめる?」とちぴらに聞いてみたけど、「ぜったいにのる!」って予想していた答え。ロープウェイ開通記念のウチワをもらって扇ぎながら並んでいたけど、5分もしないうちにたら~りと汗が落ちる。10分で20~30mも進んだろうか、試しに計算してみたら最低でも2時間待たないと乗れないと思う。「ダメだよ、暑くて死んじゃうよ・・・」とロープウェイマニアの4ちゃい児を説得しても、「2じかん、まてる!」ってウソばっか。あと10分もしたら、「つかれた~、だっこい~!」となるに決まってる。「おとんはもう挫折しましたから・・・」と列から離れると、「ウワ~!」と泣き出す若旦那。ゴメンよ~、日曜日のロープウェイなんか誘ったおとんが悪かったよ・・・
さて、気を取り直して(ぴらにあだけ)次のプランへ。ガイドブックによると、お隣のMRT木柵駅から平渓(ピンシー)線の方に行くバスが出てると書いてある。1時間に1本程度らしいけど○島バスよりは本数が多いから、行けばどうにかなるだろう。木柵駅を下りると、ちょうど平渓行きのバスが止まっていた。とりあえず飛び乗ると、中は満員で座る席がない。一番前の手すりにつかまって運転手さん気分のちぴらだけど、乗り降りの人にジャマだから奥へはいる。10分も走った頃、疲れてダレてきたちぴら。なんかフラフラになってるのを見かねて、座っていたおばちゃん(地元民)が抱っこしてくれるという。最初は緊張して力が入っていた若旦那も、だんだんおばちゃんに慣れて、しまいには腕の中でウトウトし始めた。目的地の青桐(チントン)駅までは山道をガタゴト走る、重たいちぴらをおばちゃんはずーっと抱っこしてくれた。途中、深坑という臭豆腐(もの凄く臭い)が有名な街を通り過ぎる。う~ん、バスの中までなんともくさや~な臭い。ぴらにあはずーっと立ちっぱなしだったけど、なかなか面白い小一時間のバスの旅。青桐駅に着くと、「降りるんだよ~、青桐だよ~!(台湾語でたぶんそう言ってる)」って大声で運転手さん、わざわざぴらにあたちに教えてくれたみたい。ホント、台湾のみなさん親切で助かります・・・
青桐駅から平渓線に乗る。平渓線(非電化)はかつて炭坑で栄えた路線で、廃坑になった今は観光客が多い。青桐駅で平渓線のフリーパス(54元)を買って、日本製のDR1000系ディーゼルカーで十分(スーフェン)駅へ向かう。十分は通りの真ん中を列車が走る街。食堂でゴハンを食べていても、道ばたでかき氷を食べていても、いつでもガタゴトとすぐ横をディーゼルカーが通り過ぎる。十分の人たちには当たり前の光景なんだろうけど、なんかテーマパークにでも来たような感じ。子供たちが線路の中でフツーに遊んでたりするけれど、事故が起きたという話は聞かない・・・

【開通したての日曜日で、大混雑の猫空(マオコン)ロープウェイ。炎天下の中、ちぴらより小さい子供を連れた家族がたくさん並んでるけど大丈夫なんだろうか?。この時の若旦那はホントに泣いている・・・】

【バスで山道を1時間、いかにも炭鉱町という感じの青桐(チントン)に到着。ロープウェイに並んでいたらまだ乗れてないと思う・・・】

【行き止まりの青桐駅には1時間に1本程度列車が来る。「線路に下りるな!」みたいな注意書きがあるけれど、誰も守ってない・・・】

【お姉ちゃんと線路脇で落書きをしていたら(何かのイベントらしい)、いきなり後ろをディーゼルカーが通り過ぎる。ちぴらビックリ・・・】

【DR1000系気動車(日本製)は最高速30Kmでトコトコ走る。平渓線は全線12.9Kmしかないけれど、1時間くらいかかる・・・】

【運転席のドア開けっ放しで走る運転手さん、観光客のおっちゃんと雑談しながら次の駅へ。日本じゃクビになるかも・・・】

【真ん中の十分駅でタブレット交換。こんな懐かしい光景が見られるのは、今どき平渓線と久留里線だけ?】

【十分でも「線路を渡るな!」みたいな注意書きがあるけれど、やっぱり誰も守ってない。平渓線に乗りに来たら、線路を歩かなくちゃダメだと・・・】

【線路脇の樹下食堂でランチ、「タケノコがうまいよ!」って日本語が上手なおじいちゃんが教えてくれた。おなじみ豚バラかけご飯、ビーフン汁、おかず2品で120元(480円)、昨日のトウモロコシと同じ(←まだ言ってる)。それにしても、後ろのお母さんがお美しい・・・】

【台湾は日本より絶対に暑いけど、クーラーのある店が極端に少ない。木の下で自然の風を入れて、これこそエコロジーな生活なのかも・・・】

【いいタイミングで必ずやって来るDR1000系、まん丸尾灯のキハ40(境港線の鬼太郎列車に使われてる車両)によく似ている・・・】