理由は同じ黒軸の912をもう1本持っているからです。以前購入した912はやはり特殊ニブのスタブでした。
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『紙沼』、『インク沼』など、万年筆界隈では一旦ハマったら簡単には抜け出せないような様々な沼が話題になりますが、どうも自分は沼にはハマらない(ハマりきれない)タイプのようです。
そもそも何種類もインクを買っても使い切れないですしね。
沼にハマるとまではいかなくても、万年筆を長年愛用していると大好きなインクというのが出てきます。そんなお気に入りのインクの中で最近よく使っているものをご紹介。
写真左から、パイロットの色彩雫シリーズの山栗、プラチナのブルーブラック、同じくプラチナのカシスブラック、そしてドクターヤンセンのチャールズ・ディケンズの4色です。
山栗は最近使い始めたインクですが、少し明るさのあるダークブラウンで、重くなりすぎず使いやすい。
プラチナのブルーブラックは、濃いブルーといった色合いで、白い紙に映えます。
カシスブラックは、今まで使ってきた赤系、紫系のインクの中では、実用的かつ美しい色合いのインクです。
ディケンズは、ごくほんのり緑がかったグレーで、濃くも薄くもなく使いやすいです。
ブルーブラックは、プラチナ以外にウォーターマンやペリカンも愛用していますが、茶系、赤系、灰系のインクは以上のインクが個人的定番です
様々な万年筆と相性がよく、書いた時の色合いのよいインクに惹かれます。
大丸藤井セントラルさんから購入したパイロットのヘリテイジ91サラブレッドの紹介記事で、パイロットは細字と中字の差が大きいので中細字を選んだと書いたところ、電網郊外散歩道のnarkejpさんから、だったらそれぞれを比べてみてとリクエストをいただきました。
その結果がトップの写真です。どうでしょうか?個人的にはちょっと微妙な結果に。
このテストに使用したのは、細字がカスタム・レガンス旧モデル、中細字はもちろんサラブレッド、中字が日本橋三越限定のカスタム742です。
つけペン方式で同じインクをつけて比べてみました。
あくまで私自身の使用状況では、パイロットの細字は細すぎ、中字は太すぎ、と思ってましたが、これを見るとそうでもないかな。
札幌の大丸藤井セントラルから届いたオリジナル万年筆の2本目。
1本目はプラチナ万年筆で、2本目はパイロットの大丸藤井セントラルオリジナル万年筆です。
今まで知らなかったんですが、大丸藤井セントラルさんは、「北の彩景事典」という北海道の様々な景色をイメージした色のオリジナル万年筆を作ってこられたようで、これはなんとその第24弾。第24弾は日高地方のサラブレッドをイメージしたとのことで、全体が美しいブラウンのスケルトン。季節柄麦茶を連想してしまう色ですね。
この万年筆、表記が「パイロット ヘリテイジ カスタム」となっていて、誤記かなと思ったら、ボディはパイロットのヘリテイジ91、クリップはカスタム74モデルを採用したオリジナルモデルとのこと。ずいぶん凝ってるなと気になり、購入。
実際に手にしてみると、ブラウン軸にゴールドトリムということもあって、ヘリテイジとカスタムのハイブリッドは違和感はないですね。
ペン先は、北海道の刻印のある14金。太さはFMを選択。パイロットの万年筆はF字とM字の差が大きいことが少し不満だったので、その中間を選択してみました。
ブラウンのインクを入れてみたいですね。
少し間が空きましたが、体調も回復したので、札幌のお店から届いた万年筆を紹介します。
札幌のお店とは大丸藤井セントラル。大昔札幌に出張したときにお邪魔したような記憶があります。
大丸藤井セントラルのオリジナル万年筆の1本目は、「ソンコ」。
ベースは、プラチナ#3776センチュリーのブルゴーニュ。ブルゴーニュは1本持っていますが、ソンコはシルバートリム、持っているのはゴールドトリムなのでだいぶ印象が違います。
シルバートリムのブルゴーニュに、白いアイヌの文様が施されています。
ソンコとは、アイヌ語で伝言、お便りを意味するそうです。
ちょっと残念だったのは、クリップ周りに文様がないこと。以前日本橋三越で買った「芭蕉」はクリップの下まできっちり文様がありました。
人気だったようで、オンラインストアには既に中字はありませんでしたが、無理を言って店頭にあった最後の1本を送ってもらいました。
一応、いつ、何を、いくらで買ったか記録をつけているんですが、万年筆は昨年の11月にプラチナ万年筆の#3776センチュリー マーブルエボナイトを購入して以来。
昔は、しょっちゅう新しい万年筆を買ってましたけどね。
20201126 【文】プラチナ#3776 マーブルエボナイト
今回は札幌のお店のオリジナル万年筆(別注万年筆)なので、通販で。
しかも2本まとめて。1本はまたまたプラチナw
きょうはこれから外出なので、ご紹介はまた別途。