Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 はじめての名入れ

2022-03-05 11:08:30 | 文具(万年筆・インク)
みなさんは万年筆などのペンを買うとき名入れをしてもらいますか?
私は今まで名入れを頼んだことはありません。自分が使うペンに自分の名前を入れても仕方がないし、今までひと様にペンをプレゼントするような機会もなかったから。

しかし、今回購入したパイロットのカスタムヘリテイジ912には名入れをしてもらいました。
理由は同じ黒軸の912をもう1本持っているからです。以前購入した912はやはり特殊ニブのスタブでした。


今回は外観で区別できるように、フォルカンを表す"FA"を刻印するつもりでしたが、初めての名入れに少し興奮して、Custom Heritage 912を表すため、"CH912_FA"としました。

ちょっとやりすぎな感もありますが、自分の名前ではなくこういう名入れも楽しいですね。ちょっとはまりそう。




【文】 PILOT カスタムヘリテイジ912 "フォルカン"

2022-03-02 11:20:51 | 文具(万年筆・インク)
2022年購入万年筆1本目。特殊ニブのフォルカンを装着したパイロット カスタム·ヘリテイジ912 です。

フォルカンという特殊ニブには以前から興味がありましたが、品切れのことが多く、ようやく入手できました。
フォルカンが選べる軸は、カスタム743、同742、カスタムヘリテイジ912の3種類のみ。同じフォルカンでもペン先の大きさによって書き味が異なるようですか、今回は軸の好みで912を選択。

フォルカンは軟調ニブということで書き味は柔らかく、ペン先(切り割り)が開きやすいので、描線に変化を付けやすい(付きやすい)という特徴があります。
ペン先の両側がえぐれており、刻印も少ないので見た目からもいかにも柔らかそうですが、フニャフニャというわけではないので、特にコントロールがむずかしいわけではありません。万年筆での筆記に慣れていればそれほど違和感はないかと。

問題はフォルカンの最大の特徴である切り割りの開きやすさ。力の入れ方には少し慣れが必要。また切り割りが開いた状態で斜めの線を書くと、切り割りの内側が引っかかるようです。使い込んでいけば改善されるかな。

意外だったのは描線が案外太いこと。切り割りが閉じていてもパイロットの中字くらいの太さがあります。

パイロットの万年筆はインクにシビアな印象があるので、色彩雫の月夜を入れて使い始めました。


【文】 2021年購入の万年筆

2022-01-19 19:16:19 | 文具(万年筆・インク)
昨年はあらたに3本の万年筆を購入しましたので、あらためてごく簡単に寸評を。
それにしても、我ながら買う本数は以前に比べ激減しましたね。

○プラチナ #3776センチュリー ソンコ(大丸藤井セントラル限定)
〜#3776センチュリーは何本も使って来ましたが、ペン先の太さの違いは別として、どれも同じ書き味です。これはある意味すごいこと。だったら何本も買わなくていいだろうと思いますが、それを言ったらおしまいです。
硬めですが、余計な神経を使わず、万年筆であることをあまり意識しなくても使えます。万年筆入門に最適な1本。イチオシです。

○パイロット ヘリテイジ カスタム サラブレッド(大丸藤井セントラル限定)
〜ペン先の柔らかさに驚いた1本。プラチナ#3776とは対照的です。ボディはヘリテイジ91、クリップはカスタム74というオリジナルモデル。
見た目は好みもあると思いますが、なにより気軽に柔らかいペン先を楽しめる1本です。

○ペリカン スーベレーンM800
〜プラチナなど国産万年筆とは対照的に、ペリカンは個体差の大きな万年筆だと思います。同じ線幅のペン先でも書ける線の太さはなかなか大きなバラツキがあり、インク吸入のための尾錠の手応えもバラバラ。それでもペリカンが、スーベレーンの800が好き。
軸の太さ、重さ、書き味、万年筆を使っているという満足感がたまりません。
ちなみに、この緑縞は細字なのに国産万年筆の太字に負けないくらい描線は太いです…

以上が昨年2021年に購入した3本の万年筆の寸評です。
さあ、2022年はどんな万年筆に出会えるでしょうか(もうあまり増やしたくないですけどね)。

【文】 プラチナ クラシックインク フォレストブラック

2022-01-16 12:24:11 | 文具(万年筆・インク)
ペリカンスーベレーンM800緑縞には、プラチナ万年筆のクラシックインク・シリーズのフォレストブラックを入れました。

緑縞には緑系のインクをということで、あれこれ検討した結果、フォレストブラックとペリカンのエーデルシュタインインク アベンチュリンの2つに絞りました。
アベンチュリンは"this is green"という表現がぴったりな色味ですが、実用性とどちらが飽きずに使い続けることができるかを考え、フォレストブラックに決定。ただ、アベンチュリンはいつか使ってみたいインクではあります。


プラチナ万年筆のクラシックインク・シリーズでは、カシスブラックを常用していますが、この若葉の黄緑が少し混ざったような新緑の森の木陰を思わせるダークグリーンも長く愛用できそうです。

久しぶりにボトルインクを買ったんですが、ひと瓶2,200円て、ずいぶん値上がりしたんじゃないでしょうか?今回はゴルフコンペでもらった商品券を使ったので200円の出費で済みましたが、実はもう1色気になっているインクがあります。考えどころですね。
あと、ボトルに貼られたラベルが一部剥がれてる上に、あきらかに傾いています。こういうのは案外がっかりするので、やめてほしいですね。



【文】 ペリカン800緑縞

2022-01-05 17:00:35 | 文具(万年筆・インク)
みなさま、今年もよろしくお願います。

さて、青縞、スケルトン、茶縞と来て、ようやく緑縞を手にしました。
ペリカンの万年筆、スーベレーンM800です。
茶縞を入手したときにも書いたんですが、緑縞はスーベレーンの基本のキという思いがあっていつかは手に入れたいと思っていました。

緑縞やっぱり美しいですね。ニブはF。
入手したのは昨年も押し詰まった頃。年が明けたので使うことにしました。
新しいインクを入れるつもりなので、インクとともにまたご紹介します。



【文】好きなインク

2021-10-01 10:54:55 | 文具(万年筆・インク)

『紙沼』、『インク沼』など、万年筆界隈では一旦ハマったら簡単には抜け出せないような様々な沼が話題になりますが、どうも自分は沼にはハマらない(ハマりきれない)タイプのようです。
そもそも何種類もインクを買っても使い切れないですしね。

沼にハマるとまではいかなくても、万年筆を長年愛用していると大好きなインクというのが出てきます。そんなお気に入りのインクの中で最近よく使っているものをご紹介。

写真左から、パイロットの色彩雫シリーズの山栗、プラチナのブルーブラック、同じくプラチナのカシスブラック、そしてドクターヤンセンのチャールズ・ディケンズの4色です。

山栗は最近使い始めたインクですが、少し明るさのあるダークブラウンで、重くなりすぎず使いやすい。
プラチナのブルーブラックは、濃いブルーといった色合いで、白い紙に映えます。
カシスブラックは、今まで使ってきた赤系、紫系のインクの中では、実用的かつ美しい色合いのインクです。
ディケンズは、ごくほんのり緑がかったグレーで、濃くも薄くもなく使いやすいです。

ブルーブラックは、プラチナ以外にウォーターマンやペリカンも愛用していますが、茶系、赤系、灰系のインクは以上のインクが個人的定番です

様々な万年筆と相性がよく、書いた時の色合いのよいインクに惹かれます。

 


【文】パイロットの細字·中細字·中字

2021-07-23 09:46:51 | 文具(万年筆・インク)

大丸藤井セントラルさんから購入したパイロットのヘリテイジ91サラブレッドの紹介記事で、パイロットは細字と中字の差が大きいので中細字を選んだと書いたところ、電網郊外散歩道のnarkejpさんから、だったらそれぞれを比べてみてとリクエストをいただきました。

その結果がトップの写真です。どうでしょうか?個人的にはちょっと微妙な結果に。
このテストに使用したのは、細字がカスタム・レガンス旧モデル、中細字はもちろんサラブレッド、中字が日本橋三越限定のカスタム742です。
つけペン方式で同じインクをつけて比べてみました。

あくまで私自身の使用状況では、パイロットの細字は細すぎ、中字は太すぎ、と思ってましたが、これを見るとそうでもないかな。

 


【文】パイロット ヘリテイジ サラブレッド

2021-07-21 12:15:27 | 文具(万年筆・インク)

札幌の大丸藤井セントラルから届いたオリジナル万年筆の2本目。
1本目はプラチナ万年筆で、2本目はパイロットの大丸藤井セントラルオリジナル万年筆です。

20210718  【文】プラチナ #3776 ソンコ

今まで知らなかったんですが、大丸藤井セントラルさんは、「北の彩景事典」という北海道の様々な景色をイメージした色のオリジナル万年筆を作ってこられたようで、これはなんとその第24弾。第24弾は日高地方のサラブレッドをイメージしたとのことで、全体が美しいブラウンのスケルトン。季節柄麦茶を連想してしまう色ですね。

この万年筆、表記が「パイロット ヘリテイジ カスタム」となっていて、誤記かなと思ったら、ボディはパイロットのヘリテイジ91、クリップはカスタム74モデルを採用したオリジナルモデルとのこと。ずいぶん凝ってるなと気になり、購入。

実際に手にしてみると、ブラウン軸にゴールドトリムということもあって、ヘリテイジとカスタムのハイブリッドは違和感はないですね。

ペン先は、北海道の刻印のある14金。太さはFMを選択。パイロットの万年筆はF字とM字の差が大きいことが少し不満だったので、その中間を選択してみました。

ブラウンのインクを入れてみたいですね。


【文】プラチナ #3776 ソンコ

2021-07-18 16:08:37 | 文具(万年筆・インク)

少し間が空きましたが、体調も回復したので、札幌のお店から届いた万年筆を紹介します。
札幌のお店とは大丸藤井セントラル。大昔札幌に出張したときにお邪魔したような記憶があります。

大丸藤井セントラルのオリジナル万年筆の1本目は、「ソンコ」。
ベースは、プラチナ#3776センチュリーのブルゴーニュ。ブルゴーニュは1本持っていますが、ソンコはシルバートリム、持っているのはゴールドトリムなのでだいぶ印象が違います。

シルバートリムのブルゴーニュに、白いアイヌの文様が施されています。
ソンコとは、アイヌ語で伝言、お便りを意味するそうです。

ちょっと残念だったのは、クリップ周りに文様がないこと。以前日本橋三越で買った「芭蕉」はクリップの下まできっちり文様がありました。

人気だったようで、オンラインストアには既に中字はありませんでしたが、無理を言って店頭にあった最後の1本を送ってもらいました。

 


【文】まとめて万年筆2本

2021-07-08 11:46:00 | 文具(万年筆・インク)

一応、いつ、何を、いくらで買ったか記録をつけているんですが、万年筆は昨年の11月にプラチナ万年筆の#3776センチュリー マーブルエボナイトを購入して以来。
昔は、しょっちゅう新しい万年筆を買ってましたけどね。

20201126 【文】プラチナ#3776 マーブルエボナイト

今回は札幌のお店のオリジナル万年筆(別注万年筆)なので、通販で。
しかも2本まとめて。1本はまたまたプラチナw

きょうはこれから外出なので、ご紹介はまた別途。