Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【靴】どちらが早いか

2018-07-14 10:05:20 | 

革靴にはまった12,3年ほど前、最初に買ったのがこのロイドフットウェアのストレート・チップです。
本格靴?という謎の言葉を使ったムック本に紹介されていた靴でした。

ソールがダイナイト(dainite)というラバーソールで、ロイドでは最も安い価格帯の靴ですが、私にとっては記念すべき1足です。
アッパーはかなり硬い革です。この辺りは値段からして仕方ないですが、長い間履いてきたので硬いながら私の足にはすっかり馴染んでいます。

ぽってりとしたクラシックな形なので、スーツはもちろん、細身のチノパンにもばっちり合います。

下の写真のように遠目に見るとまだまだきれい。
ですが、アッパーには何カ所かクラックが入っていて、近くで見るとちょっと悲しい状況です。
自分が仕事をリタイアするのとこの靴が引退するのとどっちが早いか、なんて考えてしまいます。

 

 


【靴】まとめ買い

2018-06-09 21:25:35 | 

靴、まとめ買い、とくると靴を何足もまとめ買いしたみたいですが、写真のとおりまとめ買いしたのは靴磨き用のブラシです。

お金のことはさておき、靴をまとめ買いするのは難しい。
靴はかさ張りますからね。万年筆なら靴箱ひとつあれば何十本も保管できるのに。
まあ、そんな計算は何の役にも立たないわけですが。

ブラシが複数必要なのは靴クリームの色によって使い分けるため。
6本のブラシ。まずは、ブラウン、ダークブラウン、バーガンディ用に3つおろします。

ドイツ製らしいのに1個500円ちょっとなので、3.000円ちょっとストレス発散になりました。
同じものを複数買うと変なアドレナリンが出ますね。


【靴】First Touch the Ground

2018-05-29 21:10:17 | 

新しい靴を履きおろすことを英語でこんな風に言うかどうかわかりませんが、東京も梅雨入りしそうなこの時期、天気予報を入念にチェックしたうえで、スコッチグレインの匠を履きおろしました。

履き心地はやはりタイト。ただどこも痛いところはなく、靴脱ぎたい!というということもありませんでした。

アッパーが濡れるのはあまり気になりませんが、レザーソールは気を使いますね。


【靴】スコッチグレイン "匠" フルブローグ

2018-05-26 16:10:09 | 

最近靴関係のブログを徘徊して目についたのがスコッチグレインの匠(たくみ)というシリーズ。
匠は、アウトレットの専売品で(ここでいったん興味を失う)、フランスのアノネイやドイツのワインハイマーといったその筋では有名タンナーの高級皮革を使ったシリーズ(ここで再び興味津々)。しかも安い!

そういえば日光に行く予定があるじゃないか!ということで途中の佐野プレミアムアウトレットに寄ってみました。
直前のゴールデンウィークでかなり売れてしまったらしく、サイズがあったのはアノネイのグレインレザーを使った外羽のフルブローグのみ。

25cmでぴったり。が、あまりにもピッタリなので履いている間にユルユルになりそうな予感が。
悩んだ挙句、つま先の捨て寸はぎりぎりながらタイト・フィッティングな24.5cmを選択。
赤みがかったブラウンが25ccmしかなかったのが残念ですが。

型番はHA-3005。Aがアノネイを表すようですね。

つま先はややスクエア。そのために外羽根でもややドレッシーな雰囲気。
今回は何とかパスポートのおかげで5%オフで買えたので、税を入れても28,000円ちょっとでした。
定番でついてくる赤のプラスチックのシューキーパーの他に5,000円の木製のシューツリーも買ってきたんですが、ややテンションが強すぎるのでほかのに変えました。

ステインリムーバー⇒ブートブラックのリッチモイスチャークリーム⇒サフィールノワール・クレムでお手入れして準備万端です。

 


【靴】靴本2冊

2018-01-20 10:15:52 | 

偶然ですが、ほぼ同時期に2冊の革靴関連の本が刊行されました。

長谷川裕也/自分が変わる靴磨きの習慣
飯野 高広/大切な靴と長くつきあうための靴磨き・手入れがよくわかる本

長谷川さんは、靴磨きをスタイリッシュな職業にまで高めた立役者のひとりで、
青山にBrift H(ブリフト・アッシュ)というお店を開いてます。

飯野さんは靴に詳しいファッション・ジャーナリストで、私が靴にハマりはじめた頃、飯野さんの
ALL ABOUTの記事で靴の種類や選び方、磨き方のイロハを学びました。

飯野さんの本は、タイトルどおり革靴とのつきあい方全般であるのに対し、長谷川さんの本は
セルフ・マネジメントとしての靴磨きの効用を様々な観点から書いています。

なにを大げさなと思うかもしれませんが、
良い靴を手に入れる→きちんと磨く→電車の中で踏まれたくない→早起きして早い電車に乗る
→勉強する時間ができる・本が読める・仕事のスタートダッシュが効く
・・・って、これってまんま私のことじゃないですか!!
私は、靴に気を配るようになってから長谷川さんが書いているとおりの生活を続けています。
本当に驚いた。

靴に興味のない方も一度この長谷川さんの本を読んでみてください。おもしろいですよ。
そして靴に興味が湧いたら、飯野さんの本でいい靴を選んでみてください。

ところで、長谷川さんが革靴の入門者にすすめる靴が、日本のスコッチ・グレインとインドネシアのジャラン・スリウワヤというのがなんとも意外でおもしろかった。

 

 

 


【靴】Regal Tokyoのレースアップ・ブーツ

2018-01-13 22:12:51 | 

1月も早くも半ば。今年もよろしくお願いします。
今年はもう少し投稿を増やしたいですね。

さて、2017年のどんづまりもどんづまり、大晦日にRegal Tokyoのレースアップ・ブーツを入手しました。
場所はアウトレットの一足限りコーナー。
値段は16,200円。定価の7割引というまさにアウトレット価格でした。
サイズは普段のものより5ミリ大きかったものの、履いてみたらピッタリという幸運!

アッパーはオイルドレザーと思いこんでいましたが、Regal Tokyoのウェブサイトによるとちょっと特殊なイタリアン・カーフとか。

レースステイがつま先の近くまで伸びていてモンキー・ブーツに近い形ですが、細身ということもあってドレス寄りの印象です。

レザーソールと靴の内側はRegal Tokyoらしく真っ赤です。

つま先にゴールドのスチール(トライアンフ)をつけ、ブーツ用のシューツリーも調達し準備万端。

実はブーツは初めてなんですが、明日履き下ろす予定です。


【靴】 mont-bellのチロリアンシューズ    

2017-12-03 18:44:27 | 

チロリアンシューズは、欲しい靴リストの上位には入っていて、そのうちフランスのパラブーツのチロリアンでも買うつもりでした。

ところが先日アウトドア用品のmont-bellに買い物に行ったとき、なんとなく目に入ったのがこのチロリアンシューズ。
正直革質には感心しませんでしたが、25,000円というパラブーツの半額以下の値段につられました。

商品名は、アーバン・クルーザー500。
街中をどこまでも歩いていける、というネーミングでしょうか。

特徴は履き心地がとても柔らかいこと。
インソールの効果と柔らかめのVibramのラバーソールのおかげでしょう。
ちなみに同じ形状のVibramでもトリッカーズのはかなり硬めです。


さて、チロリアンといってもカジュアル寄りのUチップのようなものなので、チノパンに合わせて会社にも入っていってます。
最初から靴擦れなどなく、とても快適。まさにアーバン・クルーザー?
今後この革がどうなっていくのか気になるところではありますが。


【靴】オフィスのシューケアセット

2017-08-05 21:52:40 | 

オフィスにも簡単なシューケアセットを常備しています。靴好きなので。

モウブレイの10cmあまりのミニ馬毛ブラシ、100円ショップで買ったミトン、モウブレイのデリケートクリームの3点セットです。
シューケアではないですが、靴べら(おみやげでもらったハワイのLeather Soulのもの)も当然常備。

シューケアの基本の"キ"といわれるデリケートクリームは、家で使って残り少なくなったものをオフィスに持ち込んで、馬毛ブラシに少量付けてサッとブラッシングしたり、靴づれができそうなときに該当箇所の内外に塗ったりして重宝しています。

そのクリームがちょうどなくなりました。また家から使いかけを持ってこなきゃ。
ついでに、もともと出張のために買ったミニサイズのブラシは使いにくいのでもう少し大きいものを導入しようと思ってます。



 


【靴】ゴジラの足⁉

2017-07-08 15:12:55 | 

久しぶりに靴を買いました。
考えてみれば今年初めてで、自分でもちょっとびっくり。

英国の武骨靴の代表、トリッカーズです。モデル名はイルクリー(ILKLEY)。
ただでさえ武骨なデザインなのに、粒々が目立つもみ革のグレインレザーを使ったもんだから、
第一印象はゴジラの足。さらにコマンドソールというラバーソールなので、武骨もここに極まれり。
ほれぼれするほどかっこいいです。

トリッカーズはこれで2足目。1足目はケズウィック(KESWICK)というモデルで形は同じですが、
黒のスムースレザーでソールもレザーなので、見た目の印象も履き心地も違います。

鉄板のように固かったレザーのダブルソールよりも、ラバーソールのほうがなじみが早い気がしますがどうなんでしょう。


【靴】 Regalのド定番

2016-07-16 15:21:50 | 

リーガルの定番中の定番のプレーントウです。品番は、2504。
この品番で覚えている方もたくさんいるでしょう。

6月の終わりに箱根に行ってきました。
あらかじめ天気が悪いことがわかっていたので行きは御殿場のアウトレットに寄りました。
天気の悪い平日でしたが、中国やアジアのお客さんで結構賑わっていました。
顔つきは日本人に似ていても、服装が微妙に違うのですぐにわかりますね。おもしろい。

さて、試着したアクアスキュータムのブレザーを買うかどうか悩みながら覗いたリーガルで見つけたのが、
この2504です。
店の中央にB級品と表示した棚が設置してありそこで発見。
小キズ、色むらがB級の理由だそうですが特に問題はないようにも見えます。
いずれにしても普段は定番であるためにあまり値引きしない2504が、半額近くで買えたのはかなりラッキーでした。 

丸くボリュームのあるつま先、張り出したコバ、外羽となかなか存在感のある靴です。
ガラス加工された革はあまり好きじゃないんですが、リーガルのゴム底は大好き。
一見革底のようにフラットですが、なぜか雨で滑ったりすることがないんです。
ドレスシューズによく使われているダイナイトソールなどよりはるかに滑りにくいです。

ガラス革なので効果があるかどうかわかりませんが、とりあえずブートブラックのデリケートクリームで
磨いて準備万端。
スーツにはどうなんだろう。とりあえずチノパンに合わせる予定。