東京の桜はだいぶ散ってしまったところもあるようです。
写真の桜は先週土曜日のものですが、文京区本駒込にある吉祥寺というお寺の境内横の墓地に咲く桜です。
駒込の東洋文庫ミュージアムに解体新書展を見に行き、帰りにすぐ近くの六義園に行ってみました。
大混雑でしたが、テレビでも頻繁に取り上げられる有名なしだれ桜はすでに盛りを過ぎ、一部は葉桜になっていました。残念。
なんとなくすっきりしないまま吉祥寺というお寺に行ってみることにしました。
武蔵野市の吉祥寺という地名の由来になったとされるお寺です。
明暦の大火などで焼け出された吉祥寺の門前町の人々が現在の武蔵野市に移住し、 吉祥寺という地名にしたようです。
実際に吉祥寺というお寺はないにもかかわらず。
そんなトリビアはともかく、この本駒込にあるお寺の桜は見事でした。
手入れの行き届いた様々な桜が、今、まさに、ちょうど、満開、という具合でした。
二宮尊徳らが眠る由緒あるお寺の墓地に咲く満開の桜。
ブルーシートが敷き詰められた公園の桜には絶対にない風情がありますなあ。