3月から始まった万年筆に関する企画展示をようやく見に行くことができました。
正直ここまでの展示内容とは思いもしませんでした。
名前も知らなかった国産万年筆のカラフルな宣伝ポスター、百貨店ブランドの万年筆、
万年筆が入っていたブランド名入りの紙箱、万年筆販売店の古い看板、
軸を削り出すためのろくろや道具、名入れするための機械や参考図書などなど…
よくもまあここまで集めたなと感心するくらいの展示でした。
万年筆を並べてお茶を濁すのではなく、万年筆の周辺を彩る様々なものが見られます。
そして、それぞれのコンディションがなんとも素晴らしいのです。
なぜこんな古いものがミント・コンディションで残っているんだろう、と驚きの連続でした。
5月8日までの開催ですが、万年筆に興味のある方はぜひ。
ただ場所は千葉県の佐倉市。
東京の西部に住んでいるので、電車でたっぷり2時間かかりました、片道で。
それでも行ってよかったと思える内容の濃さでした。