最終章だけど、、、

日記や趣味を書く

撮った写真はなんと、2枚のみでした。

2019-07-25 10:50:35 | 日記
おはようございます。
図体が大きいとはいえ、16歳(九月から高2生)の男子をわずか4夜だけあずかったにすぎない・・はずだった。
昨夜は思いがけない自分の気持ちの揺らぎを覚える長い夜だった。

この4日とも、基本は自主的に、で、あんまり干渉したつもりはない。
でも、最後の夜など寝る部屋に最後まで行こうとせず、ずっと、私たちに語ってくれた。とても字のきれいな子がいて、聞くとお父上が、趣味で書道をしているそうだ。スマホでわざわざ電話して、父上の作品を写メして、と頼み、私たちに見せてくれた。
金沢で金箔工芸の体験をしてきた話をしたので、うちにもあるよ、と彼らのいる間は開けなかったお仏壇の扉を開けて見せた。うぉーと歓声があがった。スマホで撮っていいか、と興奮気味。
実は奥座敷は片側的な形をしており、一部仏間にもなっている。そこの天井だけが低くなって区切ってある。そこまでで3畳弱残りの十畳足らずの座敷でかれらは、閉塞された空間に床を敷き詰め(朝には押入れに片づけてくれた)不自由を凌いでくれたはず。。そこと居間(といっても今時のではなく、明治から令和同じであり続けた天井低くこじんまりすぎる和室にカリモクのソファやテーブルを置いてある)に朝昼晩いてくれた 我が家の茶の間、かれらの目にはどううつっただろうか。。。仏間の前を何十回と行き来してその茶の間にやってきていたんだった。。。

感傷に溺れまい。
ただこのことを記し残しておきたい。
いよいよ翌朝は帰路につくという前日の6時半ごろ、ひとりの少年が私に相談に来た。AUショップに行きたいとのこと。アクセサリーになっている何か電化製品を買いたいらしい。7時閉店だったが間に合ったし、その品もあった。ただ色が気に入らなかった。べつのAUショップに行けば彼の欲しい色があるかもしれない、とのお店の人の助言から何とか別店へ。夫の運転が助かった。閉店準備中だったが、対応してくれた。そこには色違いがなかったし、そもそも求めるものは見本だけ。注文するらしい。
ショップの店員のアドバイスにより、ヤ〇〇電気など量販店に行くことに。や〇〇電気に電話で照会した夫は、やはり、物を置かずに注文にしている情報を得る。
ケ〇〇電気の店員さんは親切だった。かれに見本を使用させ、スマホにつながせ、試させた。全く同じ品はそこにもなく、、スマホのヘッドホンでWi-Fi対応値段は4万円弱、お小遣いとしても決して少額でないそして命がけ?の買い物のはずだ。
他の量販店にも直接言ったり電話照会して、敢無く空振りに終わった。
途中移動の車で彼はこんなメモを私に渡した。
「自分の完璧主義のせいで、大変困らせている。自分でもこんなこだわる性格を申し訳なく思う」と。
私はこれを見てすぐに、「その性格が一番私は好き。こだわること、妥協しないこと、いずれもこれからも大事にしてほしい。私たちもそのために今協力するから」

かれはどこかの量販店の前の自販機で私たちに水を買って渡してくれた。

結局空港で(免税店?)帰ると思うから気にしないで、という彼の言葉で、次なる彼らの目的地ブックオフに向かうこととした。

その最期の夜、写真を数枚撮ったり、
(私は二枚しかとらなかったのが悔やまれる)喋りつかれるほど語った。

これだけの小さな小さな体験。
私には嬉しかった。

昨夜寂しい思いは彼らの一人からのeメイルで払拭された。
くだんの電機や巡り騒動少年からではなく別の人。
スマホを持たない私にスマホからはメール不能といっていて、手書きの手紙は少し遅くなると言っていた。
タブレットを持ってきていた少年がふつうにヤフーアドレスの私に着いたよ、いろいろありがとう、のメールをくれていた。。。



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