最終章だけど、、、

日記や趣味を書く

定家葛

2019-05-26 11:56:41 | 日記


定家かずら

やっと少し気持ちに余裕が出て、数日ぶりに玄関先を箒で掃きました。
実母の訓導が行き届いて午前6時には人を迎える家、であるように、門から、ポーチ、玄関まで、掃き清め、雨以外は打ち水をする、これが、私の主婦としての最低守ってきた日課です。
さすがに、この数日間、優先すべきは、家人の体調だったので、家のことなど念頭にありませんでした。

すなわち、今日はもう、日常に戻っています。

ムスコが、父親という偉大なスポンサーを後ろ盾に、戸建の注文住宅(特に、内部に完全防音の音楽室を取り入れてあるので)を新築して、もう7年になります。
こう見えても(見えませんか)私はけっこう気が小さくて、いくらムスコの家とはいえ、そしてそれがかなりの部分、親がかりだとはいえ、何でもないのに、訪れることはありません。
ただ、ムスコの父親が同行するときは、声がけをして、少なくとも夕食くらいは、共にすることにしています。正倉院へ毎秋、でかけますが、遅くなって日帰りするには体力がもたないときなど、一年に一度くらいでしょうか、泊めてもらうこともあります。ムスコが指揮する演奏会など、知らせがあると、30年来のステージママとしては、放っておけず、イソイソ出かけますが、前の晩は、ゲネプロやら、準備やらあるから、遠慮して、当日もうちあげなどを考慮して親はさっさと帰路につくことにしています。

そんな折、京都は、ホテルも、食事も予約がなかなか難しい、殊に、金曜、土曜となると。

それで、ほぼ決まったところとしています。

http://kitayama-shibuya.com/ ←ここへ一番よく行きます

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26001663/ 乃し です

私が特に好きなお店です。そんなに高くもなく、家庭的で、行き届いたおもてなしを味わえます。隠れ家のようなひっそりしたお店です。

上記2点が予約が無理、となると、安直に京都宝ヶ池ホテルのレストランにします。ムスコ宅から徒歩圏内のところで、近いのがいいのと、まず予約なくてもOKなのがいいです。
ホテルもここにすることが多いです。すぐそこにムスコ宅があっても、それが一番落ち着けるのです。双方にとって。

さて定家かずら です。

乃し の坪庭の竹垣に一面にからまっていました。
夏の乃しで、花の咲いているのに出会って、何と可愛らしいこと、とため息をつきました

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9

そして、帰宅していつものように、門の戸の鍵を開けて、なにげなく、見てみると、京都北山の隠れ家で見入ったあの白い花の葉っぱそっくりの小さい茎がポストや都市ガスのメーターのあたりにくっついているのです。
幻覚かと思いました。

どこからきたのか、気づかないうちに、我が家のブロックやらコンクリートの裂け目やらから、命を育んでいたこの小さな植物。

それから数年、今年はしっかり花をつけました。

県内から平幕優勝の力士が令和初の優勝力士が登場しました。
おめでたい、家人の回復と共にこれからもいいことがありそうなそんな予感を無理やりにさせられる 小さな白い花々をアップします。



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白い花は来年にきっと、

2019-05-24 05:01:06 | 日記

お披露目したいと思います。
だいぶ盛りを過ぎたであろう花を愛でに、例のお宅の前まで出向く気が削がれています。

家人が私の文句に抵抗できず、数日前、珍しく自宅庭の除草を少し手伝ってくれました。
数年に一度あるかなきかの珍事です。
すなおに、ありがとうの一言が言えずに、雪でも降るんじゃない?と茶化したわたし。

正直、数分毎に押し寄せる激痛に、ああこれでもうお別れなのか、とまで思いました。最期の渾身の力で草を引いた、とも思いました。

どうやらそんなに心配するほどでもなさそうですが、初心忘れず、あわてふためき、心身膠着状態になって、家人亡き後のこころの空洞を見てしまったことを。

写真は、庭への入り口、枝折戸のあたりです。赤松が今年も元気に玄関の門まで生い茂っています。

夜中を通して緊張と心配で過ごしたせいか、ちっとも眠くならずに、またまた駄文を残します。
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あれこれ思いあぐねることができるのも、

2019-05-24 04:31:20 | 日記
それ相応に、時間や気持ちやその他の余裕があるからなのだと思い当たりました。

自分が、愚図で愚かしいので、どうでもいいことをいつまでも考えてみたり、悔やんだりしてきたように思います。

実際現実の事態が切迫すると、まずは、解決か、解決に至る道程へ、と歩むしかないのですものね。

家人が、昨夜緊急入院いたしました。

救急車を呼ばずに、私のクルマで、まずは、救急医療センターに受診。
そこでのレントゲンが、担当医の今まで経験したことのない大きさの異常で、すぐに、データをCDに焼き付けて、紹介状をいただいて、時間外外来の総合病院へ。

診察が終わったのが午前2時半でした。

入院の支度をしに、一旦私が帰宅すると、テレビの音が迎えてくれました。慌ててでたために、テレビももちろん家の大部分の証明も消すのを忘れたようです。

最低限のものを入れて病院に戻り、先ほど、再び帰宅しました。
明朝は、職場の前に、持参し忘れたいくつかのものを持って病院に寄ります。

急変ってないですよね、と、三本目の点滴をつけにきてくださった看護師さんに伺ったら、笑われました。

何も考えることができずに、おろおろしているうちに、事態が何とか進み始めました。
病人は、絶食で、点滴だけの数日で、経過観察するようです。
痛みが半端ではなかったのが、とっても心痛むことでした。

1週後に大学の同期会で温泉旅行があるらしいです、行くつもりでいますので、何とか、いい方向に向かってほしい。

内輪の出来事をばらして、どうなるの? でもこれができるのは、日頃の自分を少し取り戻せつつあるのかな、と自分に大甘です。

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月忌参りの日に思いが次々連なる

2019-05-21 14:37:43 | 日記
こんにちは。
雨がやんで、暑さが戻りました。
例の白い花に会いに行くのが、朝一の行動予定でした。
ゴミ出しをして、はた、と気づいたことが、
それは、今日が月忌参りの日だということでした。

わが家には錫製の観音像があります。
わが家に掛ける掛軸、色紙、短冊などを入れているコンパクトな桐箪笥の上に、
観音様を置いています。いわゆるお魂入れをしていないので、
美術工芸品の類なのですが、いつの間にか、義両親、実両親など複数の故人の
写真を置いて、毎日献花(といっても庭の花)お供えも欠かしません。

陋屋にご先祖さまからのお仏壇があります。
月忌参りに、お寺さまがいらっしゃる時刻の30分くらい前には、着いているようにします。お灯明をあげ、蝋燭に灯をともし、お線香も、そして、
茶菓の準備、お布施は、一年分のストックをききょくの棚の中に入れてあります。
お花のお水をかえて、整えて・・・

今朝は出遅れました。慌てました。

そして、伺おうと思っていたことを口にすることができませんでした。

それは合同法事をすることは可能かどうか、についての話です。
嫁ぎ先は、あんまり信心深いほうではない(といったら、いくら何でもバチがあたるかも)のですが、形式的なことでは、行事として仏事はきちんとしています。
少し前までは、月に4日、月忌参りに来てもらっていました。33回忌が終わったので、先々代の方のお参りはなしにして、今は義両親の命日、月2日です。
私の実家は、母方の祖母が福井の真宗のお寺の出だということもあり、なかなか信仰心が厚い家でした。
庭に、親鸞聖人の修行時のお姿が、等身大の像として置かれ、屋根などもしつらえたので、まるでお堂のようでした。
当然ながら、法事や報恩講の類は丁寧。それから、母は、前門さま(真宗の前門主です)の地方へ下られるときのお接待役などもさせてもらっていました。

いろいろな事情の末に、今は、人並みの法事すら主宰者の気持ちが揃わないために、おこなうことができていません。三回忌でストップしています。
義父が亡くなったのは、奇しくも実母の亡くなった日の2日後、母の通夜の時でした。葬儀も四十九日も、一周忌も、三回忌もほぼ同じころに行われました。
嫁ぎ先ではその後、七回忌、十三回忌も滞りなく。七回忌には相談に乗ってくれた義母(相談というより、スポンサー)も義父の十三回忌が本人の三回忌と重なることとなります。

義父の十七回忌が令和三年にきます。その時、実母のためにもお経をあげてもらえないか、というのが今朝の私の伺いたいことでした。
家人は、全く抵抗なく、大丈夫、やってもらえるさ、と呑気に言っています。
できたら、家人から口火を切ってもらおうと、今日はこの話題を口にしませんでした。

今月のお参りは今日のが二日目なので、次回は来月。
その時に家人も同席してもらい、お伺いしてもらえるといいのですが。。。

月忌参りのお寺さまも檀家をたくさん抱える由緒あるお寺ですが、もう一つ上に、本寺とのお付き合いもあります。葬儀、法事には総勢5名のお寺さまの読経がありました。
今後は、月忌参りのお寺さまとその小寺のご両人で法事をしてもらいたい、その旨もいつかは切り出さないと、なんです。

白い花が遠くにいってしまいました。
明日、勤務先からの帰宅時に、ちょっとだけ車を停めて、撮れたらいいのですが。。。
全く自分の作業動線上にないところにあるので、クルマでどうやってたどり着けるのかも、
考えてみないと。

と、あれこれ思いは巡る・・・こんな時刻です。



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載せたい写真が決まっているんです

2019-05-20 23:35:22 | 日記
ただデータがありません。
被写体が決まっているのに、未撮影、というわけです。

しかも、その相手ときたら、もう、散ったり、盛りを過ぎて無残になっているかもしれない。

ふとしたところで出会った白い花の大群です。
ずっと歩く、どころか、外出も気が進まずにいたある日、先週のことでした。
歩いて通ることのなかった徒歩10分足らずのそのあたり、たまたま歩いていたら、
見知らぬお宅の生垣なのか、塀に伝わらせたあるのか、10メートルくらい白い花が
目いっぱい花をつけて咲いているのに遭遇しました。

そのとき、写メすればよかったものを、暑くて帰りたい気持ちが先行して、後の祭りとはこのことです。

幸い、ここ数日満月に向かっているまわりだったので、ある夜、家人を同行してその家に、花々を再訪しました。右往左往してやっとその家はがわかり、月光の下、再び花の精たちと出会う。
ネットで読み方を知らない漢字を調べるもどかしさに似た気持ちを味わった。
マキノの植物辞典、その他、花の本を幾冊か開いてみたものの、花名はわからない。
家人は、こでまりの大きいの、おおでまり ではないか、と浅学をひけらかす。
花はそんなに小さく房状じゃなかった、かいどうではないか、と私も負けずに浅はかな発言を。。。

きょう、雨が降る前にもう一度行って写真を撮るつもりだった。
採点業務を言い訳に結局一日一歩も外出しないで終った。風雨が強まってくる今、後悔の真っ只中。

明日は午前中にえいっとでかけてみよう。
そして、ここに写真を貼るのだ!
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