最終章だけど、、、

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嘆きに尽きる近況あれこれ

2023-09-28 23:56:15 | 日記
出不精という点で気が合う夫婦が重い腰をやっとのことであげて、小さい旅をしてきました。

日曜日のお昼近くに駅前の駐車場に車を入れて、小さめのキャリーケースをそれぞれゴロゴロと。今回は東への移動になります。
新幹線で長野までは、70分、そこで乗り換えてもうあと一駅、10分で目的の上田駅に到着します。
下車をしたあと、信州そばを頂いたら、ちょうどホテルからの迎えの車がきました。
それから、3泊4日、何とどの日も2回しか温泉に入りませんでした。12階の部屋からほんの数十歩のところのエレベータで地下一階に降りると、目の前が温泉の浴室です。至近距離にあります。お風呂に入ってはいい気持ち、、、されど、とっても疲れて朝晩の時間を離さないと、体力がもちません。
2日目は、宿の車が連れて行ってくれるコスモス巡りで、群馬と長野の県境沿いの峠道をドライブしました。4時過ぎにホテルに戻ったところ、そこはかとない疲れで、横にも縦にもなれないくらいでした。
最初の画像の下の方が無駄に写っていますが、実は足元に、あざみの群生がありまして、それが目当てでもありました😢
ヒマワリに、コスモスに、あざみに、と、季節は狂っているなあ、と失意と、でも、大好きなあざみに会えてそれも喜びではありました。


新鮮な野菜ときのこ満載の夕餉も美味しいのはよくわかるのですが、そんなに食べられるものでもなく、罰当たりのことを言うなら、食べてより、疲れが増しました。深夜にやっと温泉に。
3日目は予定を立てずにいて正解でした。ホテルの地階は、トレーニングルームや25メートルプール、エステルームなど、健康と美容用に整っています。以前にこのホテルに同じく3泊したときは、きまって、水中歩行くらいはしにプールも利用したものでしたが、あれから数年、やはり体力気力が落ちていました。とてもそんな元気はなく、午後は、ホテル2階の図書室で手ごろな本を1,2冊読んで過ごしました。その夜は普通に10時くらいに浴場へ。雑木林を間近に、月を仰いで、露天風呂に入るのが一番長風呂できます。そこで、八王子からという84歳のご婦人と、地元松本からの92歳のご婦人と語ることになりました。楽しく有益なお話をたくさん伺うことができました。
4日目、朝食後に最後の温泉を楽しみました。都合、7回温泉入りを果たしました。入湯前と後に、そこの地下水(美味しいでした!)をコップ一杯飲むことと血圧測定をするようにすすめられます。血圧は普段低い方なのに、ある時は上が200、下が100で、ひょっとしてこのまま脳卒中?でどうにかなるのかも、、、と入浴を遅らせたことがありました。

湯治というのは、意外に難しいものだ、以前に同じホテルで3泊4日、あるいは4泊5日の日程で少なくとも5回は、経験済みでしたから、油断していました。身体の状態は確かにこの数年でだいぶ衰え、何よりも気持ちが消極的になっております。

4日目、宿の車で上田駅まで送っていただきました。正午前でしたので、かつてそうしたように、大好きな上田の市内(上田城をはじめ、土蔵の街並みなど)散策を今回も予定していましたが、駅前のみすず飴のお店にだけ立ち寄りました。相変わらず、接客の行き届いた立派なたたずまいのお店です。みすず飴以外に、桑野葉糖、三宝柑ぴいるなども求めることができました。
買い物の後すぐに上田駅に戻る途中に、小布施の竹風堂の上田店ができており、炊き立ての栗おこわと、どらやき、方寸という名の落雁を求めました。
待つことなく、長野行の新幹線があり、それに乗ったのはいいのですが、長野駅での乗り換えがホームをまたいで別のホーム。5分しか時間がなく、結構真剣に慌てました。
新幹線は全線、車内販売はない、代わりに、自販機が2,3台くらいはある、という認識でいましたが、長野新幹線に飲み物の自販機は置かれていませんでした。が、なんと、昔懐かしい車内販売のワゴンが訪れてくださり、栗おこわのためになくてはならないお茶をゲットできました。


備忘録としてこうして小学生並みの記録を残しました。

ただ、私が最近特に心を暗くしているのは、この体力の減退に直面した今回の旅での気づきだけではないことを最後に加筆させていただきます。

物忘れの頻度と程度が加速度をつけて増しております。
今年初めに歯医者さんにかかって、2,30年前に何かの都合でプラチナでつないだところを取りだし、別の何かを埋めた治療をしました。律儀にも歯医者さんは、そのプラチナ部分をこれはぞうぞ、お持ち帰りください、とティッシュに包んで渡されました。
貴重品だから、なのかしら、とそのままバッグの小さなファスナーのついたポケットにしまいました。

つい一ヶ月程前に前の下の歯が、ブリッジもろとも折れました。すぐには、歯医者さんに行く気になれずに、それと、もうそこの部分がなくても食べるのにそう影響しないだろう、という気持ちもあってか、とりあえず、ティッシュに包んでどこかにしまいました。

どちらのティッシュも見当たらなくなりました。今月の中旬に、大学の石川県人会があり、どうしても、とお誘いを受けて、金沢の「石亭」の懐石膳も頭にちらつき、出かけました。ちなみに、そこは、40有余年前に私たちが結納を交わした場所でもありましたので(笑)酷暑の中の唯一のおでかけ、ともいえました。ワンピースにあうバッグを、と思い、普段使っているバッグをひっくり返して中身を入れ替えました。その時にティッシュのくるんだのをポイ、と捨てた記憶が確かにございました。ああ、あのときね、きっと。

ものを探し出すエネルギーは、無益ですし、疲れます。ついでに、自己否定も増します。

たまたま歯にまつわる忘れ物の話題でしたが、実際はもっともっと忘れる頻度も程度も悪い方に多く傾いているのを実感しています。

温泉の効果・・・この私がですね、早く寝つくことができるようになりました。
今夜は、眠気と戦って忘れないうちに、と書き連ねた次第です。

思いのまま、の度が過ぎたような記述ですが、もともと自分のために書き残しておりますゆえに、お見苦しいのはご容赦くださいませ。
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