最終章だけど、、、

日記や趣味を書く

ベニシアさんのこと

2020-03-30 01:19:54 | 日記
こんばんは。
相変わらず、世の中は不穏な空気しきりです。
民放のニュースは、聞いているだけで、より疲れ、不安が募るので、国営放送の方を。それさえも、ゲストの先生方の深刻な口調に息が詰まりそうになりますので、専らラジオ。
夕方の6時少し前にたまたま入れたテレビはEテレでした。
猫のしっぽカエルの手が入っていました。久しぶりのベニシアさんの穏やかな口調と野草の紹介につい引き込まれて見続けました。
椿も日本のハーブだと仰っていてとっても嬉しかったです。椿は私の一番好きな花であり、どこかに植物の濃さというのか強さというのか、自然の凝縮したものを感じているので、その不思議を明かしていただいた気持ちになりました。
夜も更けてこんな時刻になってネットで出会ったのは、

https://www.gungendo.co.jp/article/details/003692.php
目を悪くされたベニシアさんのことをご主人が綴られ撮られた記事でした。

定期的に放映されていたベニシアさんの日常をテレビで目にすることが少なくなっていたのはこのせいだったのです。
それでも穏やかなまなざし、自然なほほえみはお変りなく。。。
今日の番組の最後のシーンは、春の訪れの産物のてんぷらでした。

と、ここで何の脈絡もなく、私もこんな画像をアップしてみます。
今夜の夕餉の食材

海苔を探していて缶の下に見つけた京都大原土井のしば漬け4袋もありました。常温保管だからよかったものの賞味期限は2020年4月1日、どうやら、昨年末上洛の折りにJR伊勢丹のお漬物売り場で買って、大根、ナス、キュウリなど生のお漬物は早々に完食したもののしば漬けは忘れて今日の場所(冷蔵庫横のワゴンの中、ラップ類、乾物、乾麺など無造作に置いている)に放置されたままになったようです。反省しきり。。。


材料をただひたすら千切りにして、昨夜は精進揚げでしたが、今日は和えました。
ひとつは、バルサミコ仕立て、もうひとつはマヨネーズ仕立てです。
材料は先ほどのまな板の上、山芋、生姜、梅肉、そしてだれも予測できないのが、するめ、
いわゆる さきいか です。
あまりに動物性たんぱく質が足りないので苦肉の策。
かくして、今宵の我が家の食卓は

和え物(味付けが異なるので2皿になっています。ただトマトを切ったのは私のお皿、家人のにはボイルしたシャウエッセン3本が別途ついています(笑)、真ん中しば漬け、左下はヒラメの昆布〆(魚屋さんが休みの日曜日でも昆布〆は3,4日経ったのが美味しいので助かります)お味噌汁は本県産の生シイタケとお豆腐、、、またまたお寺の食事に近い、そして極め付きの手抜きです。
もともと隔日でさえ、買い物には出ないので、あるもので済ますのは身についてはいます。今日は青いものが少ないですが、こまつな、ほうれんそう、キャベツなどごくありふれた青物を欠かさず摂るようにこころがけてはいます。

ベニシアさんの近況を目にして、与えらえた環境で、心豊かに過ごすことができるかどうか、身につまされた今宵でした。
ぐうたらを自分に責める前に、自分が本当にしたいこと、を探し出す賢明さがほしいとも思います。
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続家庭でできること

2020-03-28 00:50:21 | 日記
世界のあちこちで、感染が蔓延しています。
英国王室からも、ヨーロッパのいくつかの国の要人も、病臥の人となっていらっしゃるとか、、、
日本の総理のお顔もお疲れが目だっています。過労だってよくないし、会議も集団をなしているし、とよけいな心配を。
総理夫人が、どこか(御苑?公園?)一般人が立ち入り禁止のところでお花見したとかしないとか、で貴重な時間に問いただしてる政治家さんがいらした。何が優先されるか、この有事に、と特別の右寄りでもない私も総理にはちょっと同情してしまったことでした。
さて、私はといえば、自分でも、そして、誰が見ても、想定通り、ここぞとばかりに、一日だらだら惰眠をむさぼり、これぞひねもすのたりのたり・・・の一日でした。
免疫力を高めるとの言い訳で、くだものは欠かさず、食しています。イチゴと、せとかなどのオレンジ類、時期はちょっと遅いけれどりんごも一日一個は必ずです。

そしてわがやの食卓ですが、これが面倒なのよね、本心は。
スーパーでは冷凍食品も品薄になっているそうです。
私は、自分の作ったもの、ごはん、ハンバーグなどは余ると冷凍して保存しますが、冷凍食品自体は関心がありませんでした。枝豆の冷凍と、パイシートは例外的に買いますが。結果、アイスクリームが冷凍庫の半分くらいを占めます。
で、食事の支度はしかたなく出来合いでは調達できません。日本海の幸、黒鯛やあおりいかのお刺身などが、わがやのインスタント食品の代わりでしょう。魚屋さんが届けてくれますし。
で、ついついお魚がメインディッシュになるんです。

が、今日のように、魚屋さんに連絡しないうちに夜になった場合、蛋白源は、豆腐と卵くらいしかありません。

野菜はほぼいつも切らさないように手配しているのですが、ウサギじゃあるまいし、ホウレンソウのバタ焼とスクランブルエッグで夕食にはならない←今朝のメニューだった

で、窮余の策として精進揚げです。
名前はいいですが、少しでも元気になれそうにするには、油を使うしか能がないんです。
ニンジン、山芋、長ネギ、ショウガ、
全て千切りしてかき揚げにします。


伝家の宝刀はこれ、オリーブオイルです


そして出来上がり 盛り付け前のみっともない山もりですが。


これでは、ウサギのための食材なので、チルドルームに見つけたヒラメの昆布〆少々も食卓に加えました。

生姜と山芋は365日欠かしません。お味噌汁に最後に生姜をすりおろして入れますし、こうして揚げることもあります。
山芋は、バナナと牛乳とをミキサーでミックスジュースにして毎日飲みます。皮ごとほんの少量いれるだけですが、結構粘ります。

つまるところ、毎日見慣れた食材でやっつけ仕事で今日も無事に終わりました。
家事のことを、さしすせそ、というらしいですね。裁縫、炊事、洗濯、掃除は分かりますが、しのつく家事ってなんでしょう、とにかく私の苦手の家事の中で、炊事が一番ましです。
理由はひとつだけ。それをしたときに、家人が「おいしいね」とねぎらってくれるから。
掃除や洗濯では気がつくほどの変化がないせいか、何の言葉もないのです。手抜きが甚だしくなります(-_-;)
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家庭で出来ること

2020-03-27 01:49:11 | 日記
東京都をはじめ4県が厳重警戒下に突入しました。
聞き及ぶところによりますと、先週の三連休に、何となく油断というのか、
気のゆるみが生じていて、好天に誘われて解放感に一時浸ったのも遠因らしいです。
コロナ疲れで、ストレスが極致に達していたのをどうにかしたかった、、、命とのひきかえにしては、
安易な発想ともいえますが、ここまで充満する結果は予想できない、したくないのが普通です。

さて、他の道府県の住民もみんな、安穏とは過ごせません。
ふだん出不精の私は、さしたる変化なく、怠惰に日がなごろごろすることでしょう。
家じゅうを徹底掃除して清めるのにいい機会ですが、そんな殊勝なこと、なかなかどうして。。。

味覚、嗅覚の退化はもともと実感するところなので、まさか罹患しているとはよもやあるまじ。

家にじっとしているのが我慢できない性分ではないのが、今回は助かります。人と全く合わなくとも
喋らずとも平気、という変わり者がたまに得することもあるものですね。

タイトルの答えは、トランプです。
二人家族ですが、ページワンなど意外に時間つぶしできます。しりとりをしながらお茶タイム。
クロスワードパズルとか数独も。
お昼間に雨天でさえなければ、30分くらいの散歩を朝夕に。

買い物はもともとあんまりせずに済ませています。食料品のネットショッピングは、だいぶ前から始めました。
「大地を守る会」とかいうところのを頻度少なく利用しています。パン屋さんには散歩のついでに週2くらい。
巷に言われるもの不足をこの目では見たことがありません。マスクとアルコール以外は。
ニュースで、インスタント食品が棚から消えた、というのがありました。
この際ですから、一年に一度か二度くらいしか食べないカップめんも、棚にあったら、2,3個買ってみようと思います。

不自由しないのは、きっと、いつもCDを聞いて、積読してきた未読本に耽るのを今のところ、喜びにかえているからなのだ、と自分に甘々です。
三月いっぱいには、まともな大掃除を一度片付けること、これを公の場(ここ)で叫んでおきます。。さてどうなりますことやら。
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大相撲春場所 神聖でした

2020-03-24 03:56:03 | 日記
弥生三月もあと一週間を残すのみとなりました。
例年よりかなり暖冬だったようで、すでに春は来ぬ、の印象です。
春彼岸も終わり近くにやっと墓参にでかけました。
大相撲春場所の千秋楽の日のことでした。


その前日の大会14日目の結びの一番で、横綱鶴竜と対戦した朝乃山は、ほぼ同体で横綱と土俵下に落ち、軍配は朝乃山・・・やった!!と思いきや、ものいいがつき、行司差し違いで横綱の勝ち、と相成ってしまいました。ここのあたり、ご記憶に新しいところでしょう。
この取組を迎えるだいぶ前から、私はなんとなく身体の不具合を覚えていました。心配と不安と緊張のために一時的に身体が委縮したのだろう、ちょっと横になって・・・と二階のベッドへ。
そのあと人事不詳とまではいきませんが、とにかく痛む痛む、みぞうちが、です。
よく心配事などのせいで胃が痛むといいますから、私も2週間の朝乃山の応援で相当ストレスフルだったせいね、と思おうとしました。
治るどころか、冷や汗まで出てきました。
土曜日の夕方6時近くでした。いつものクリニック、消化器系ではないけれど、今なら間に合う、と送ってもらいました。
身体を海老のように曲げてもどうしても痛みます。不思議なことに、お腹の不調もなく、吐き気などもありません。

かかりつけのクリニックに行って正解でした。ハートクリニックです。狭心症を起こしていました。心筋梗塞の恐れがあると心配だと、ドクターが長いこと勤務されていた病院の救急外来へ私に付き添ってくださいました。心エコーや、CTなどの検査の結果、心筋梗塞は起きていませんでした。狭心症は、すでに既往症で経験済みでしたが、今回のように胃のど真ん中が痛むのははじめてでした。
ニトログリセリンの服用より、点滴が胃痛にはいいから、と、一晩、そのままその総合病院で泊まり、翌日午後には元気に帰宅しました。

そして思い立ったのがお彼岸の墓参。
昨秋大騒ぎしてやっとこどっこい建立に至ったのに、人は、情けないものですね。。。今度は近くになったし何時でも行けるのに、お彼岸さえ過ぎようとしていて・・・
人は、じゃなくて、私は、不信心。。。
春彼岸は牡丹餅ですが、当然売り切れており、家人が病室に持ってきていたはるみオレンジをお供えにしました。お花だけ急遽用意して。

日頃のご無沙汰を詫び、ご先祖さまのおかげさまで、無事に過ごせていること、今回も大過なく半日強の入院で完治してこれたことに感謝し、最後に朝乃山のことも守ってほしいとなんとまあ、厚顔の私です。元気な時はこんなもんですけど。

お参りを終えて帰宅したら4時45分ごろで、いつもより早くこれより三役、の始まりでした。
そして、大関との一番、朝乃山らしい真っ向からの取り組みで完勝。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344261000.html
大相撲 朝乃山の大関昇進が確実に なりました。

千秋楽の神聖な空気に感動を覚えていた最中にテロップが流れ、劇的な二週間が思いがけなく大きな喜びへとかわっていくのは瞬時のことでした。
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ずっと蟄居していたら、驚きました。

2020-03-15 01:04:48 | 日記
なんと、自宅から200歩くらい歩けば目に入るかつて親しくしていたご近所さんのお宅が消えていました。
一辺が少なくとも30メートルはあるほぼ正方形の敷地の奥にお宅があって、それ以外は、春夏秋冬の風情が楽しめる立派な日本庭園のしつらえになっていました。南側の正門は、私の知る限り、一度しか開いていたことがありません。それは、10数年前のお兄さまのご葬儀のときでした。兄姉でずっとお住まいで、お兄さまは確か90歳くらいにご逝去になり、残された妹さんとその後も親しくお付き合いをして数年・・・いつも南側と西側の道路を落ち葉ひとつ残さず清めていらしたお妹さんのお姿をお見受けしない、と思い始めて以来、どこかご老人のための場所にお移りになったらしい、ともどなたから伺ったことがあります。
姪御さんか甥御さんが遠方にいらっしゃって、一年に一二度、お庭の手入れの業者さんが手配されていました。が、それも数年前、何十本かの大木は切り倒され、どうやら低木のみ残っているらしい様子でした。
それが、私が2週間ぶりほどにそのお宅の前を通った時、跡形もなく、お庭がなくなり、建物もレッカー車で今にも崩されるところとなっていました。そのお宅の前の道は一方通行で私が車で自宅から出ますと、ちょうど角で左折して塀越しからはお宅の様子が全く見えないのです。
お親しくしていたころにそのお宅の歴史を伺ったことがあります。アルバムの中の写真があまりにも神々しくてびっくりもしました。兄妹さんの3代前のご先祖が、トンネルだったかの事業で財をなされ、少なくとも100年は不労所得だけで生活ができるそんな財産家だったとか。300坪のくだんのお宅は、市の中央にある本宅(のちに当地の地方銀行の本店になった)の別宅(別荘)として風雅に建てられていました。お濠も川もあり、曲水の宴に招かれたこともありました。
お兄さまは早稲田を卒業後、失恋の傷がいえないまま独身でお過ごしだったとか。妹さんは、女子大を戦中に卒業されたあと、乞われて、当市にかつてあった大きな紡績会社の工員さんのための学校の舎監を務められ、のちに厚生年金までいただいてるのよ、と笑って仰っていました。
ご近所づきあいのほとんどなさらないお宅でした(時々、自治会には多額の寄付はされていたようです)が、結婚したての私たちがごく近くで新築、ご挨拶に伺ったときにお玄関の畳のお部屋に立派なアンティークドールを何人も見つけて感嘆した時以来、親しくさせていただきました。
お茶の花、夏椿の枝など、季節ごとに、いつもお花を手折っていただきました。

そんなお宅が変わり果てた姿になって。。。


明日にも奥に見える古風な離れ屋も朽ち果てるのでしょう。


さて、落ち込みつつももう一つ季節の話題を蛇足として申し上げます。
お嫁ちゃんのご両親の訪問がありました。
滑川というほたるいかで有名なところでの産物をお届けいただきました。
お嫁ちゃんの母上のおにいさんだったかが、滑川出身のお嫁さんをもらって、
そこがほたるいかの漁権?をお持ちで、一人娘のお嫁さんの実家に頼まれておにいさんがその漁権を継ぐこととなった。
それで漁にも出られるそうで、今年初のはつどれだそうです。
ほたるいかといえば、ボイルして少し赤紫色のものを想像しがちですが、日本海の本物(笑)は、お刺身でいただきます。
私は当地の名物のホタルイカも白エビもあんまり得意ではありません。



観光船にもなっているほたるいか漁も今年はすべてとりやめです。。
一方、どうでもいいことですが、当県には、世界一美しいスタバ(自称)がありまして、
https://rocketnews24.com/2016/08/16/786985/
ここの遊覧船は、まもなく営業開始だそうです。大丈夫なのかしらん???屋形船みたいに見えますので。。。
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