最終章だけど、、、

日記や趣味を書く

まさに、「喜今日」と言いたいこと

2023-10-20 18:45:35 | 日記

その日その日が喜びの日であれば、何も望みません。 些細なことであっても、喜びに導かれたらそれでよし、なのです。 本日、私は「喜今日」だぁ~~、と大きな声を発してしまいました。 幸い、だれもいません。 陋屋に来ましたら、よほど時間の余裕がない時以外は、忘れずにすることがあります。 お仏壇を開けて、仏花を下ろします。お水をかえること、お花がまだ大丈夫でも庭におりて、見飽きるくらい繁茂しているそこいらの花を何本か手折って金色の仏花入れに活けます。 フジバカマ、ミズヒキ草、ホトトギス、これからですとキチジョウソウに紫式部、等々だれも目にとめないかもしれない秋の野草がそこここにあるのは有難いです。 そんな効果(お仏壇に活けるという)もねらって、時折、山野草を数鉢求めることがあります。 最近では、キョウカノコを4鉢求めました。 さてそのお仏壇ですが、今日は、富貴草とフジバカマをいれました。 そして、あることを報告したのです。 「あること」とは・・・ この陋屋のお仏壇に月忌参りといって、月参りをお寺さまにお願いしております。義父の命日は18日、義母の命日は21日。この二日を毎月朝9時~10時にお参りにきていただいています。 自宅には、観音像があり、仏間ではありませんが、ここにも故人の写真を置きお水や、お菓子を替えます。お花は毎日いけかえ、出かける前に、「行ってまいります」のご挨拶は欠かしません。 観音像前には写真が6葉、立ててあります。夫の実父母と、私の実父母、夫の養父母(叔父夫婦)の三組の今は、あの世の住民の夫婦総勢6名です。 陋屋のお仏壇には、この中で夫の養父母のお位牌がおさまっております。残り4名のお位牌は、それぞれしかるべきお仏壇の中にあるはず。 先日来、月忌参りのお寺さまにも伺っていたのですが、お位牌は必ずしも一つでなくてもいいそうです。もちろん、各家に家とお墓を守る祭祀者がいて、月忌参りはもちろん、年季法事、報恩講などずっと続けてしていただけたら問題ありません。 夫の実兄は、遠い北関東に住まう事数十年になり、実家の仏壇を移送し、お魂入れもしたあと、私たちも夫実両親の何回忌かの法要に参列したこともあります。ムスコ夫婦も京都から参加させました。 ただ、この十年くらいは、お互いの加齢を理由に全く仏事はありません。 私の実家は、祖母の実家が真宗の寺院だったこともあり、とても信仰心が厚い家で、一日中365日お線香の香りがするような家でした。いろいろな事情で、私自身も父亡き後十数年で一度しか実家に入ったこともなく、お仏壇のお参りもその時だけです。菩提寺での法事も父の三回忌を次兄と私だけで行い(私の夫でさえ、次兄に遠慮くださいと参加を断られました)それ以来ナッスイングです。 この度、家人の提案で、今月二回行ってもらっている月忌参りを月一回にして、その代わりに、夫の実両親と、私の実両親、私の実兄(今年三月逝去)の五人のお参りをしてもらうことにしました。回数は、24回から17回になりますが、義両親のは義父の日に二人分ということにして、心がけは忘れないつもりです。 位牌は、お寺さまにお願いしますと、表具師または仏壇仏具店でご用意いただけます。 かつてでしたら、こんなこと、とんでもない、罰当たりの発想だったかもしれません。嫁の分際で、実両親や兄のお参りをしてもらうなんて、きっと、昔風の「道」にかなわないこととして口にも出せなかったことでしょう。 今は普通に毎月の月忌参りや法事をすることもあまりしなくなったようです。コロナ禍の残した影響の一つかもしれません。 そんな中に、線香くさい、あの世に引きずられたような思い付きは、時代遅れかもしれません。 でも私は、そして家人も、つきものが落ちたようなほっとした気持ちでいっぺんに寒くなったこの週末、心はぬくぬくとしております。 まさに喜今日です。

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秋本番

2023-10-18 12:21:52 | 日記
昨日午後は、バイオリンのレッスンでした。
2時から2時半が、先生が私にくださるレッスン時間です。
30分と言いましても、毎度毎度、とっても長く感じます。
いろいろな助言をいただくのですが、なかなか、先生の仰るようには、弓も手も動きません。
真冬でも汗びっしょりの緊張と興奮の30分。
昨日も同様でした。が、それとは格段違った喜びも頂戴しました。
バイオリンに関わることではありません。

先生の個人的なお慶び事を伺うことができたのです。ご子息の第二子、お孫ちゃんのお誕生がつい一昨日のことでしたとか、、、
それどころか、すでに第一子のお坊ちゃまも3歳になっていらっしゃるとは!
秘密主義、というわけではありませんが、先生とは、朝乃山さんの話をしても、お互いの家庭のことなど、滅多にいたしません。ムスコは、4歳のときから高校を卒業するまで師事。ムスコの人生に浅からぬ影響をお与えくださった大恩人のムスコの師匠です。ムスコが巣立ってからその空洞を埋めるがごとくに、代わって私が、全くの初心者ながら、始めたのが、もう還暦を過ぎていたのでは、と思います。それから幾星霜、全く上達しません不肖の弟子ですが、何年もお世話になっております。

先生のお顔がどこか、お疲れのような感じで、ちらっと、その旨申しますと、実はね、と、スマホの動画をお見せくださいました。小さい赤ちゃんの沐浴風景でした。生まれたてほやほやのさながら天使ちゃんです。
これがね、あの○○(先生のご子息のお名前です)の第二子なのよ。

びっくり、そして大きな喜び!

先生のお宅を辞したのは、3時半でした 💦
こんなに密に喜びを分かち合うなんて!

それにもうひとつ、昨日私は先生に小さな袋を持参しておりました。
石川県白山市、かつては松任町と言われていたところの老舗和菓子屋さんで求めてきたささやかなお菓子です。

「喜今日」と書かれた小袋です。
中には、これら

松の子 といって、松の実にお砂糖がコーティングしてある小さい小さいお菓子
喜今日 は、私も今回はじめて自分用に求めたのでまだ開けていませんが、らくがんの中に餡をつめた重菓子のようです。楽しみに食べます。
そして、先般の信州行きで竹風堂で求めたこれも小さいお菓子
あとは15包入っている昆布茶 京都美好園から寄りよせました。


先生ご夫妻は、先生が音大卒業後、世界的に有名だったバイオリニストに5年?くらい師事されて留学されていたときに、シンクタンクからパリ大学へと留学されていた現在のご主人と出会いがあり、ご結婚されたそうです。
ご主人は、先生の生家が、多年の伝統産業中の随一のお宅だったために、その家業を踏襲されて、ご自身の数学の道を断念された(もちろん、その後の経営などにその能力は発揮されているはずですが)。

今回、パリのルーブル美術館にご主人のお作が1か月くらい展示されるそんな名誉な受賞をされたので、先生ご夫妻とご子息さまも、お三人で来週から一ヶ月程パリに滞在されます。
それは伺っていましたので、その度のおともに、と私のささやかな粗菓のセットとなったわけです。

その話と赤ちゃんの話とで、もりあがり、レッスンもそこそこに(助かった!)お話に花が咲いたわけでした。

先生は弦楽指導者協会でもトップの座にいらっしゃるお方です。いろいろな重要なコンクールの審査員のお仕事に毎月上京されていますので、旅慣れていらっしゃいます。そんなお方に私のこんなままごとのような小さなプレゼントは笑い草なのですが、、、
先生はとても喜んでくださり、一ヶ月後の次回のレッスンに新しく予習すべき曲をフランス国家のゆかりの曲にして、選んでくださいました。

ムスコが40歳ですから、もう36年のお付き合いになります。
立派過ぎるお方なのに、いつも静かで笑顔を絶やさない偉大さ。
ご恩に報いるには練習あるのみ、なのですが、思うようにいかないのが愚かな衆生、凡夫の常なる姿でございます。
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ああもうこの季節なのね、、、

2023-10-13 15:38:14 | 日記
今日は、勤労市民のしがないお仕事日。天気は絶好。
生徒さんとの時間の共有は悪くありません。
タブレットで、テーマを掘り下げるための検索、いいえ、ググって、安直に調べるだけですが、タブレットをもたせるのに、一緒にエレベータに乗ると(教室は10Fに、職員室は8Fに)生徒さん曰く「先生が一番背が低いね」私「本当に谷間にいるみたい」周囲の生徒さんたち一斉に背をかがめてくれました。
何だか心の安らぐ一瞬です。しあわせ、、、
今日は、1週前くらい、怠惰な家人の手を引っ張ってきてお隣にだいぶ突き出している山ブドウの木と名前も忘れた結構太い枝の木を植木ばさみで切り下してもらった。3Lの市指定ごみ袋3袋いっぱいにして、今日こそごみ収集に出そうと力いっぱいゴミ袋の口を結び、ふと空を仰ぐと、






体育の日前後に満開になります。数年前までは、かぐわしいこの花の開花は見えずとも香りが知らせてくれていました。嗅覚の衰えで、今はこうして見上げないとわかりません。

もう少し詳しくお示ししましょう。
①と③が金木犀です。

⓶が銀木犀

白いです。銀色には見えません(笑)

①、⓶、③ともに、そこそこ剪定はしてもらっていますが、大樹になってしまいました。
季節の花、としては、紅葉前の秋を告げる花として、どこでも知られていますね。

さてそろそろ洗濯物を取り込みます。もうコットンのワンピースはうす寒いので、洗いました。今日はすでにウールのワンピースです。
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弦楽器

2023-10-09 20:08:59 | 日記
ずいぶん、暑さが和らぎ、待ちに待っていたひんやりした空気を存分に感じられるこのごろ。
家の中の敷物、掛け軸など掛物、葦戸から障子戸や襖へ、など、一度にすると思うと総勢二名の我が家、二分の二で、動きたくありませーん。
何とか戸の入れ替えと、掛け軸を替えるのだけはしました。あとは敷物です。冬用の緞通は巻いて土蔵から持ってくるので息もたえだえ、、、今年は前座敷のみ籐莚を外して緞通にすることに意見はすぐまとまりました(笑)後ろ座敷は、籐莚は、外し、今は畳とお座布団、真冬にホットカーペットを敷くことにします。
さて、表題の弦楽器です。
いつも陋屋の前座敷に置いています。ささやかな時間講師としての私の仕事は今は週二日です。その日は、帰りに陋屋に寄ってバイオリンのお稽古をするようにしています。
残りの五日のうち、半分ほどでしょうか、私がバイオリンのためのみに陋屋に出向くのは。大概、銀行の人が用事があるから、とかの野暮用で陋屋を使う時についでにちょこちょこと稽古するようにはしています。
つい昨日でしたか、家人が、私を送り届けてくれたとき、車を出ようとしていた私に声をかけました。
「バイオリンの練習も大事だけど、たまにはお琴の調子もみておいたほうがいいのでは?」
「お琴????」
全く念頭になかった私でしたが、この日は、陋屋に入るや否や、奥座敷の床の間に置かれているお琴のところまで直進しました。
この前、油単の紐を外して畳の上に置いたのは一体いつのこと?たぶん5年くらいは経っているかも。。。ALTの先生、スコットランド出身の子とは気が合って、教えてあげたものだわ。トリニダードトバゴの子は、お琴を弾かせてもらったお礼に、とマンボーダンス?でしたっけ、それを披露してくれました。コロナ前には結構国際色豊か?の人の出入りがあり、お琴がとても活躍しました。
ずっと開けてもいないし、調弦も不確かでしたが、スマホで検索して平調子だけは調弦しました。
簡単な楽譜を探してきて「六段の調べ」を弾いてみました。太ったのは指も同様らしく、お琴の爪のおさまりが悪いです。
ただ、幼いころからいやいやではありましたが、お稽古してきた昔取った杵柄でしょうか楽譜なしで1段、二段・・・六段まで6ページ全て暗譜で弾けました。
弦の狂いもなくて安堵しました。何曲か気の向くまま弾いて、油単をかぶせて床の間へ。
ちょっと有意義なことをしたひとこまでした。

そのあと、弾みがついたのか、バイオリンは一時間しっかりお稽古しました。
涼しくなって、ようやく、いろいろなことが捗るようです。
この機に少しは、一歩ずつだけど、欲張ることも大切かも、ですね。私らしくないですが。


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