最終章だけど、、、

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経過報告

2019-10-30 00:30:41 | 日記
やっと明日から数日は全国的に青空が仰げるとの天気予報に安堵しております。

思わぬ災害に見舞われた方々に思いを寄せるも、何一つこの手ではお手伝いもできなくて、朝に夕に祈りを込めて空模様を案じるばかりの十月でした。

その間に、遷墓事業(というのはオーバーですが)ものろのろと、しかし、着実に進捗しております。

すでに、菩提寺のもとの場所からは離れて、今は石屋さんの工場内で、磨きや加工など諸々の作業を分解された状態でなされているようです。
最後に菩提寺で、お骨のある状態で、お経をあげてもらいました。
その時に、写メを撮らなかったのは、ちょっと悔やまれます。
というのは、遷墓先のお寺の意向で、墓石に彫られたお念仏の(確か)六文字を消し(その分、お墓の厚みが薄くなります)別の経文(意味は変わりませんが)を刻むために、その時が見納めになったからでした。
恐らくそれを撮っていたとしても二度と見直すこともないはずですから、悔やむほどのことではありません。



来月半ば過ぎに、ここに改墓の運びとなります。
いろいろオプション?めいたことが重なったので、寒くなるのは、外気温ばかりでなく、我が家のお財布事情も年末を控えけっこう、寒々とすることでしょう。
あんまりはっきりわかっていないので、完成したら予定よりだいぶはみ出ることになるのが怖い。。。
まあご先祖さまのお建てになったお墓の石をそっくり移築しますから、苦情を言ってはそれこそ、バチアタリというものです。
有難く、このタイミングで、私共の永住の場所まで定めることが出来たご縁を喜んで受け入れたいとも思っています。

お線香くさいお話、お粗末でした←これもバチアタリ???
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抉・刳

2019-10-27 20:36:54 | 日記
公の場であらわにしない方が賢明と思いつつ、タイトルに大きく記してしまいました。

抉・刳

〘名〙 (動詞「えぐる(抉)」の連用形の名詞化)

① 刃物などを物に突き刺して回すこと。また、突き刺してその部分をくりぬくこと。

※浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)二「長刀〈略〉、ぐっと通して一ゑぐり」


② 真実をついて、人を感心させるような、鋭い表現。

※寄笑新聞(1875)〈梅亭金鵞〉一一号「地獄の沙汰も金次第が古今の穿(ヱグ)り」

③ くふうをこらして人の意表に出るような変わった趣向を凝らすこと。ひねり。うがち。

※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二「女郎も好(いい)男を廃(すて)て醜夫(ぶおとこ)を見えにするさうだから、人も段々ゑぐりとやらになったのさ」

④ 相手を鋭く追及したり、心を探ったりすること。


えぐ・れる ゑぐれる【抉・刳】


〘自ラ下一〙 ゑぐ・る 〘自ラ下二〙 物の表面などに、無理にくりぬいたような穴があく。

※俳諧・江戸新八百韻(1756)「南無阿彌陀仏縁あらば又〈米仲〉 二三間ゑくれて戻る礒の浪〈龍眠〉」

以上、ネットのことばんくから借用しました。

ここのところ、地獄の沙汰も金次第、地獄極楽も銭、などだいぶ疑心暗鬼になりがちの遷墓作業に追われております。
何を決めるのもお金次第。

名刹も真理の前にお金の力、江戸時代の浮世草子に、坊主のことをあしざまに面白く書いてありますが、令和の御代も同じです(内緒です)

先週の終わりには、10数個の骨壺の外側の墨の字を解読?する作業に追われました。
江戸の終わりころ、今から200年くらい前のものまでは、何とか読み取れました。菩提寺は800年以上続く大寺ですが、明治?あたりにお堂も庫裏も火災にあっていて過去帳がない、と言われます。無言の骨壺のほうが確実でした。
でもさわっていてあまり気持ちのいい作業ではありません。
気にし過ぎなのかもしれませんが、ばちが当たりそうな、病気になりそうなくらい、えも言わぬ不気味な時間でした。10数個のうち半分は土に返すことにしました。石屋さんがしてくれます。

残りは今は石屋さんの別棟に段ボールに入ってひっそり預けられています。
こんなこともあるから遷墓は、なかなか実行に移すのがためらわれるのでしょうか。。。

とはいえ、結局、タイトルに書いたように、殊勝な面持ちはなく、いずれも、お金が決めます。来月の半ばには、やっと永住の場所におさまってもらえるでしょう。

写メもいろいろ撮りました。ここではふさわしくないので、伏せておきます。
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悲しい現実を見過ごせばいいのか、改善への一歩が必要か?

2019-10-23 15:56:41 | 日記

こんにちは。
久しぶりの好天ですが、今日一日はもたないみたい。
外に出て、空を撮ろうとしましたら、思っている以上に伸びている木の写真になりました。
これは金木犀です。庭に二本植わっています。当然ながら、この時期黄金色の小さい花を枝中につけています。
普通この花は、嗅覚で開花が分かりますよね。
私ももちろんそうでした。
数年前まで、ほんの咲きがけであっても気づきました。
2、3年前くらい前から、ワンコ並みの嗅覚に翳りが生じているようです。
半年ほど、耳鼻咽喉科に通いましたが、続きませんでした。成果も認められず、、、

香りやにおいが分からなくて不便することもある代わりに、
悪臭にも鈍感でいられるから、悪いことばっかりでもないかも、とこれは居直りです。
そういえば、聴覚も怪しいかもしれません。
健康診断では問題ないんですけれど、自分の携帯の着信音に気づかないこともあることとか、何だかだと自信はありません。

ツワブキです。この黄土色の花はいよいよ秋の深まりを告げているようで、少し物悲しくもあり、行く秋を惜しむ気持ちにもなります。

ツワブキの後ろの塀の向こう側。
白ザクロ、まゆみの木が見えます。そろそろまゆみが紅葉、赤い実が見えました。

こうして季節の推移を間近に知ると、自分の老い、劣化に対峙することにもなります。
日ごとにハンディキャップを感じる昨今、それを受け入れるか(だましだまし、足腰使っていくのか)改善のために医者通いをすべきか、いつも迷いの中にいます。
行きつくところ、週に三日ほど、30分くらいのウォーキングをすることで妥協しようとしています。

少し間遠になっていた拙宅での小さい集まりを今週末に企画しました。
と言ってもすき焼きパーティですけどね。
ロンドンっ子の23歳の青年、もう10年越しの同業の友人、そして数年前一度だけ電車通勤した1時期、一緒に車中会話をした仲間(今の職場の教務主任でもある)そして私、とつながりのあるような ないような突発的なメンバーです。
問題はすき焼き用のお肉。
かつては、小さいけれど誠意とプロ意識のあるお肉屋さんで京都先斗町で学んだすき焼き再現とばかり、広めで薄めに切ってもらって、グラム1000円くらいで1キロ、随分経済的に入手できたものだけど。そのお肉屋さんが冷蔵庫の故障が原因で廃業されて、私は牛肉難民。小さいお肉屋さんを中心にあちこち探してきたものの、うまくいかない。

それが昨日偶然ながら、入手できた。食べてからもう一度お店に行って再注文してきました。

そこへ行く前に大型ショッピングモール、人があふれる〇オンも行きました。
驚いたことに、牛肉コーナーはアメリカ産が主流、そして豚肉、鶏肉に比べると場所が狭い。すき焼きしゃぶしゃぶ用牛肉はあまり見られなかった。
世の中は焼肉が主流なのだと学びました。

私自身は、里芋を煮るのに、牛肉の甘辛煮を作ったその出汁を使う、和風料理の友だと思っているのですが。。。でもせいぜい100グラムくらいしか買いませんからね。

社会探訪もできた牛肉ゲットの旅を無事終えました。あとは当日、みなさまに、喜んでいただけるかどうか、、、頑張ります。
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テレビには、高御座が・・・あす即位礼正殿の儀が。

2019-10-21 21:45:33 | 日記

こんばんは。
ほんの数分前に陋屋のあちこちに花を生け終え、何枚かをダウンロードしました。
もともと薄暗い室内がこの時刻ですから、さらに、見え辛いですね。
最初の画像は、中門前です。
台風19号で、中庭のユーカリの木が半分の高さのところで、折れて倒れました。
5メートル以上あってひょろひょろしていたので、倒れたのもしかたありません。

葉っぱがわんさとついたユーカリの茎を何本も切っては本日の花材としました。
花器を籠などにして少し秋めいた風情を、と思ったけれど、はい、それまで、またいつものに投げ入れていました。



後座敷です。やっと掛物も替えました。置物は、鹿と老人の銅器製・・・この季節に出すものと聞いています。

奥座敷は、掛物も替えずに余った花材を投げ入れました


前座敷や、その他いくつか生けましたが、どうにもアップするには稚拙な作品。
そうそう、


西側にあるパウダールーム、トイレの中です。天井から吊る仕組みになっています。
そして、先週まで中間考査の採点をしていた水屋の私の机上


どこもかしこも庭のユーカリとフジバカマ、そしてホトトギス、花屋産は小菊くらい。

私のケチ根性を発揮した前座敷の
やっぱりお披露目します つるもどきをこの半年くらいもちこたえて、
その結果、おんなじような構図になりますね。
ちなみに、花器は備前、藤原先生作ですよぉ とちょっと、いえかなり自慢しちゃおう。


やんごとなきタイトルと今日のこの投稿は実は無関係の関係があります。

ちょっと居住まいを正して、申し上げますが、
今日は、ようやく、墓じまいの一鍬が入りました。
ずっとお世話になっていた菩提寺の墓地から新天地へと移設する第一歩。
組み立て式になっているのですね、お墓って。
菩提寺との今後の関係は、お寺側の思惑に従った・・・けれども少しの免罪符?仏教のことにこの言葉は変ですが、免罪符が与えられたそんな気持ちです。

いよいよ始まりました。
と同時に、終わりもきます。
始まりが来れは終わりが来る。これは私のいつもの念仏です。

タイトルと今日の話題の一致は、実は、どちらも「組み立て式」そこにありました。
一日あまりにも疲れ果てました。
お寺の儀式のあと、予約した病院へまわって、2時間待たされました。
でも2週間前の検査が最近になくよかったので、本当にほっとしました。

前途多難な予感も少し。でも楽観することにします。健康ならなんだって・・・

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ウエルカム! わが町へ

2019-10-13 15:20:07 | 日記
ブログ友さん(ひよこさん)に乗ってみたいな、と言われて、
せめて、画像だけでもその雰囲気を、と写真を集めてみました。
写真写りがよくて気恥ずかしいわが町。。。
歩いている人よりネコの数が多いかも。
つるかめ算じゃないけれど、足数だとネコの勝ちかも!

駅の中から乗車します


日本海の日の入り日の出を拝めます これはおすすめ←画像なし

お隣射水市に入りますと

海王丸が係留しています。帆を張るイベントも人気があります。
ドラえもんトラムはまさか海上を行きませんが、
車で、徒歩で、自転車で右側の大きく高い橋を渡ることができます


雄大です 高所恐怖症気味の私は一度しかマイカーによる渡橋がありません

そんなに好きでもないですが、遠くから来た人は、るるぶとかでしっかり学習して

お魚の道の駅です

そろそろ帰路につきますが、私の一番好きなのはここ


先日万葉集の朗誦の会のあった公園です

近くには




順に高岡大仏 蔵の街 金屋職人の街


トラムではなく、JR利用ですが、私が最も愛する景色はここです


日本海と立山連峰が臨めます

そうそう名刹が三寺
国宝が二寺 うちひとつはまだまだ改修中です
もう十年くらいかかっています
宮大工の垂涎ものの構造物らしい
一応正面からはこんな感じ

かの大友家持がうたった
物部(もののふ)の 八十(やそ)少女(おとめ)らが 汲(く)みまがふ 寺井(てらい)の上の 堅香子(かたかご)の花 (万葉集 巻十九 4143)

寺井というのは、この勝興寺の前のほうにあります
https://www.info-toyama.com/image.php?h=164&p=.&f=/db_img/cl_img/80125/sub2.JPG

残るふたつの名刹はどちらも、禅宗。
国泰寺は臨済宗、瑞龍寺は曹洞宗
後者は国宝です 


そして、、、



台風の余韻はまだまだなのに、こんなのんきな記事で、不謹慎かも。。。
お楽しみいただけた方が一人でもいらしたら それだけで嬉しいです。

みなさま、どうぞお疲れが出ませんように
モンスター19号の襲撃の です。






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