最終章だけど、、、

日記や趣味を書く

季節感

2023-08-30 16:44:13 | 日記
まずは、ほんの10分前くらいに撮ったこれからです。

真夏の大根をほろふろふき大根にしよう、なんて思ってもみませんでした。
家人は、買い物係として、強力な役割を演じてくれていますが、昨日、頼んだキュウリの代わりに大根を1本仕入れてきたんですね。
理由は、4本300円のキュウリは、おいしくはないだろう、それよりは、1本198円の立派な大根の方がましなように見える、ということでした。
この季節に、大根だなんて、と不服をもらした私でした。昨夜は、薄いいちょう切りにして、もやしとししとうとたっぷりのオリーブオイルで炒め、梅肉もかなり入れました。味付けはほぼなし。まあまあののおかずにはなりました。
家人の行きつけのスナック?バー?からのお土産が、手作り辛子味噌でした。
そこで、真夜中に大根を少々茹でて、羅臼昆布で煮て、上にこのお味噌を乗せて味見しましたら、おいしいおいしい!
残りの大部分を先ほどちょっと薄めに切ってお米のとぎ汁で煮ているところです。。。
もう少しでゆで汁を捨てて、今度は、羅臼昆布とだし汁(水)でもう少し煮続けます。辛子味噌があるので、あとはそれに委ねます。出来上がった画像を載せるほどまめな私ではございませぬ。。。
大根を茹でている間に、今度は季節感たっぷりの(はずですが、そう思うのは私だけ?)いくつかをご紹介しましょう。

先日帰省したムスコからお土産にお菓子をもらっていたのを昨日思い出しました。
五個入りなのですが、これは「五山」が由来になっています。
京都の五山の送り火は16日ですね。先人の霊を迎えるこの時期ならではの行事。それにちなんでのお菓子です。

学生時代の6年間を過ごした地のすぐ近くの懐かしいひっそりとした和菓子屋さんのです。

それを手渡してくれた時のムスコの言葉を思い出しました。
「お母さんが好きだったお菓子屋だったね。つい、買ってしまった」
クロモジも添えずに、手で食べました(笑)


そういえば、短い半日の帰省中、撮った写真は、先日の食宅の景色だけでした。一枚、撮り損ねのような変なのがあります。

ワンコも籐莚が気に入ったようで、べったり寝そべっていたのが可愛らしかった。

さてもう時間、最後に今しがた、お米のとぎ汁を玄関先に撒いてきたついでにスマホで撮りました。



お隣にはみ出すように今は盛りとばかり咲いている定家葛です。
わが家の玄関はこんなです。


これも10年くらい前にムスコ夫婦に一度行きたいお店があります、と連れ出された下鴨の照月だったっけ?というお店の坪庭で見つけたのがきっかけでした。ていかかずら の優雅な姿と名前がぴったりで、早速我が家の門近くに植えたところ、繁茂することすること、想定外でした。
かろうじて、内側に伸びるのは剪定してあります。

あんまり、お客も迎えない昨今になりましたが、ヤクルトの集金の人まで、「きれいですねぇ、配達の時、楽しみに見させてもらっています」とおほめくださいます。

これが季節感のプラスバージョンです。
そろそろお大根みてきますね!キッチンにもエアコン入りですので、力作ではありません!

今日のニュースによりますと、北陸新幹線の延線に従って(今は金沢まで、来年4月からは敦賀までになります)京都への鉄路手段の移動も時間がだいぶ節約できそうです。
息子たちの帰省を待つだけではなく、かつてのように、しばしば、出かけていきたい、心から思いました。



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いくら季節の先取りといっても、

2023-08-29 09:56:29 | 日記
これにはびっくり、、、
この画像です。


お節料理の注文が、早期割引だとお得だと、昨年はじめてのお店から早々に案内がきました。
5年以上続けて注文しているところ(どこのお店のか知らずに食べてきました。婦人画報のお取り寄せになります)からは、一度もお声がけがないのですが、わが家の定番ではあります。
昨年は、婦人画報からと、京都の匠とかいうところと、合わせて10人前くらい、お支払は合わせて7万円くらいだったように記憶しています。

折柄、先週金曜日に、お盆の時期を避けて束の間の帰省としてムスコ夫婦と愛犬の一行が参りました。
愛犬と一緒に泊まれるお宿を金沢、斎川のほとりに取り、移動日の翌日に拙宅にまいりました。お昼と夜の食事を一緒にできる、というので、この暑さのもと、何か作るにしては、ワンコに匂いだけかがせて、何だかねぇ、、外食はワンコ同伴はなかなか、、、
思い切って、自宅のすぐそばにあるお鮨屋さんに連絡して、特上を4人前とトロ鉄火の細巻2本とを一つの桶に入れて配達もOKとの快諾を得ました。この時点では特に他の注文をしなかったのですが、当日、時刻通りに配達された時にもう一品、鮎の塩焼きが、アチアチで4匹、ありました。酢の物、焼き物、と前回は、お願いしたところ、ちょうどの食材がなくて・・・と恐縮しきりでしたので、今回は敢えてそこはお願いしなかったのに、ちゃんと、こうして用意してくださったことに感謝感激でした。

お鮨屋さんには23000円支払いました。
二度か三度、法事の会食で使った料亭に電話で照会したところ、二重仕出し弁当を配達できるとのこと。お値段は、6000円、7000円、8000円の三段階、迷わず真ん中にしました。(笑)

頂いた場所は、いつもの陋屋です。
前日にお花屋さんに行ってお花を活け替えるのも省略するほど、暑さで閉口している私は当日、だいぶ生気を失いつつある庭の自然発生の草花(茶花とは命名していますけれど、おこがましい、、、)をむしり取ってきて、この部屋に活けました。

折角、次代の当主、といいますか、墓守がやってくるのだから、お仏壇のお花くらいは、きちんと買えばいいものを、これも、庭のその辺から。。。

しかし、一体、ムスコは、お仏壇にお参りしたか、疑問です(笑)

ご先祖様、この至らぬ嫁(今でも位置としてはそうなります。)と不敵なムスコをお許しくださいませ、、、そんな殊勝なわたしではございませんが。

そうして、ムスコのお嫁ちゃんにほめられたのは、

ご不浄の掛け花です。
昭和なタイルも見えるこの一隅、茶花はいつも欠かしません。
ムスコ夫婦は結婚して13年くらいになりますが、はじめて、お嫁ちゃんにほめられました。

こうして食べさせることと、ワンコのお相手で見事に多忙な一日が終りました。ワンコは、一度もワンとも言わず、おいたもしないお利口さんで、ストレスフルだったのでは?とちょっと案じました。
9時過ぎ、もう一度金沢のお宿に向けて出発。翌日ゆっくりと帰路に向かったそうです。

さてさて、令和6年のお節、一体どうすればいいのでしょう。
コロナ以前は、お嫁ちゃんのご両親が年頭のご挨拶に来てくださるので、6人で楽しく賑やかにお年始のお食事をこの陋屋でしました。3年間いえ4年間のブランクのあと、来年こそ復活なるか、以前と違ってワンコのことを考慮しないといけないので、民族の大移動よろしく、混雑する時期には、帰省しないとなると、復活もだいぶ形をかえることになるかもしれません。

それよりも、いくらなんでも、お正月にはちゃんと冬が来ているか心配です。
どうやら来月末まで、涼味は拝めないようです。
日本は、春、夏、冬の三季の国になるのかしら?春、夏、秋だけ?
農業などに影響しますし、何だか危機感を覚えます。
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灯台下暗し

2023-08-06 02:59:27 | 日記
35℃の気温に驚かなくなってもう何日になるかしら?
八月も最初の週が、もう終わろうとしていて、そういえば、7日は立秋。秋ですって?

金曜日、少しを体調を崩している家人のために、夕食はお粥を炊きました。白がゆ。南高梅を上に乗せて、完成。副食に思いつくものがなくて、ポテトサラダを急ぎ作り、それが全て。汁物もなし。薄めに入れた煎茶のみ。
あっという間に食事時間が終わってしまいました。遠くにドンドンと音がします。
日本全国今年は多くの夏の風物詩の行事が復帰、当地も新聞社主催の花火大会が行われている音でした。
コロナ以前にもう少し、元気だった頃に3キロほど離れた花火の打ち上げ地である河川敷まではいかないものの、その近くのドラッグストアなどの駐車場に車をとめて、間近く花火を見たこともありました。おなかまで響くような音でした。

具合が少しは良くなったのか、家人が、10分ほどでもいいから外に出てみない?と誘いましたので、サンダルをひっかけて、外へ。数分歩いて少し小高くなっているところで、花火の上部半分以上は見ることができました。歩く時間を入れて、30分。行くときに感じなかった微風を頬に感じながら帰りました。歩数は3000歩でしたが、嬉しかったのは、それでもどこも痛くならず、辛くもなかったこと。


もう7,8年前の夏のある日を思い出しました。
陋屋に行って用事を済ませた私を誘って、家人が、七夕を見に行こう、と促しました。暑いし、人混みが苦手だし、気がすすみませんでした。ところが、七夕は、駅から数百メートルの当地のダウンタウン(笑)にずっと飾られていて、そこは、陋屋から歩いて2,3分のところなのです。
灯台下暗し、というのでしょうか。いやいやながらほんの数百歩歩いたらそこが七夕の饗宴でした。
その夜は、私がはじめて1万歩を越えて歩いた記念日になりました。

以来コロナ禍に至るまで、3,4年間は、毎日とまではいかなくても、週に4,5日は7000歩くらいは歩く習慣を自分の生活に取り入れることに成功しました。

そしてコロナ禍のもとでは、人の中に入っていく(とはいっても、町の中を歩いているのは猫くらいでしたが)勇気なく、あっさり、歩くことが生活から落ちてしまいました。

昨日の花火のほんのおすそ分け程度の鑑賞をした結果、今朝も足は軽くなり、これならひょっとして?と気づくと当地の七夕祭り(旧暦なので、8月1日から7日まで)も見に行けるかも、と連鎖反応につながりました。
5時に、コンビニでの振込の用事を済ますところから本日のスタートです。日陰を歩くとそんなに暑さは感じませんでした。そのあと郵便局へ。ゆうパックの受け取りです。そして思いついて、「あんしんごはん」へ。https://www.instagram.com/anshingohan/
丁寧にお惣菜を作っている心のこもったお店です。
油っぽいものを避けた方がいいはずの家人のために、お粥3日目の副食用に、ナスのにびたし、ホウレンソウの白和え、くるま麩とシイタケの煮物、金時豆の煮たの、など少しずつ求めました。

6時ころ陋屋にやってきて、七夕まつりの通りまで行こうかと一瞬思いましたが、人混みを一人で歩く気持ちの負担をちらっと想像して、それは、却下。明日の夜家人を誘ってさらっと風情だけ味わってきます。
そのあと、バイオリンをおさらいして、庭の水やりもでき、自宅へ帰ってまいりました。4700歩でした。

こうしていつまで続けられるかわかりませんが、九月以降の仕事のウォーミングアップも含めて、足を一歩でも前に出す意識をもてたら、と思うものです。
明日、この中を歩くであろう七夕の画像をネットから拝借します

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続けて画像を送ってみます。

2023-08-03 00:27:35 | 日記
こんばんは。
本当に貴重な数少ないブロ友さんのブログを読み逃げして、自身は、というと、わがまま勝手な投稿、忘れたころにアップするか、と思うとこうして続けて中身のないことでも残そうとする。。。
ブログを出すことを生活のけじめの一つにしたらいいのかも、と一瞬思っているところです。

とこれもまたつまらぬひとり言。そういえば、最近、

大昔の「相棒」を見始めたら結構はまってしまいました。
「共依存」という人間関係上の病気?をある日の「相棒」で知りました。
私は共依存どころか、依存もめんどうなタイプだわ、と思いました。ところが、今まで女子の友人たちは、いったん、私と知り合うと、私に依存してくる人が多かったように思いました。
互いの距離感が同じであるととっても楽ですが、なかなか思うような関係にはたどれません。

2年でも3年でも会えなかったり、話さなくても、いざ会ってみると昨日も会っていた気になる・・・そんな感覚の友人が一人います。きっかけはママ友一号であり、ママ友のママをとっても違和感なく、ママならではの気持ちも分かりあえる安定の友です。数百メートルしか離れていないところに住みながら、ずっと会いませんでした。ハガキが来て、急に顔を見たくなり、アイスクリームを買って出かけました。年賀状を出さなかったから、その代わりのハガキだったのよ、とにっこりの彼女。10分ほど立ち話して、満足して帰路につきました。

そんな感覚で、Madonnaさんのことも思い描きます。コメント内にあった一言が心に響いて撮りました。

五本指のソックスを履いて、近くは下駄ばきで歩くとちょっと気持ちいいです。
この陋屋には玄関という名前のものがありません。
石(名前も沓脱ぎ石(くつぬぎいし)または、 沓摺り(くつずり)あるいは、下駄摺りともいいます)の上で下駄をぬいで戸を開けますと、すぐに前座敷です。

「蓮」のお軸が掛かった部屋です。

蓮のお軸のコーナーにちょっとお茶をお出しするために。
向こうが後ろ座敷。も少しアップすると


後座敷の片隅です。赤いのは奈良のうちわ。
手前に謡曲の譜面台の再利用で、炭を置いています。(除湿と除菌のため)
夏向きのお茶のお接待。トンボの柄の急須など(笑)

前座敷の隅っこでお稽古します。

前座敷に来る前にこの通路(土間)を通ります。

ここも涼感があるかな、とも思って薄暗かったですが、シャッターをポチン。

小さな水屋です。
そしてその奥には、

ここから入ると、いつもの4畳くらいの小部屋、茶室もどき。

汗冷や冷やと、、、の細いお軸が掛かっています。その横の障子戸を開けますと、パズルのようにこんな部屋が見えました。


実は、今日はこの家の真ん中より西側を撮りました。
むしろ、東側の方が、うんと涼しいです。内蔵がその秘密です。
土蔵の片づけは生きている間にできるか、全く???ですが、37℃あった今日でさえそこだけは、30℃に達していない不思議な空間を解明できたらいいなあと、と、ふと思ったことです。壁のおかげでしょうか。ぞくっとするくらい涼しいのです。ここを売りにしてカフェにでもしたら、、、とは思いませんけれどね。
最後にこの畳廊下の突き当りが土蔵の戸前になります。

右側は中庭。今、無限に増える鬼百合が繁茂していて、暑苦しいです。どうやら、このユリは球根でなく、むかご?でふえるようです。
この鬼百合が枯れてくれるころ、フジバカマとミズヒキ草とホトトギスとの繁茂になります。要するに時に任せて世話しらずの荒れ放題の坪庭という事実は免れません。
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せめて目には涼しく、

2023-08-01 19:22:25 | 日記
葉月を迎える直前、遅い梅雨明けを待って、完全ではありませんが、一部だけでも、家の内部を夏仕様にしました。

前座敷入口を土間の方から見た図です。
障子戸から葦戸に入れ替えました。

内部から外を見た景色になります。前座敷の掛物は、「蓮」です。

後座敷は、「金魚」

和室の10枚だけはお座布団を、麻地にしました。
それから、絨毯は、籐莚に。巻いて土蔵にあるのを、家人と二人でよいしょっと運びました。障子戸や葦戸は軽いですが、冬の絨毯、意外に籐莚も重かった。。。奥座敷の段通はもうかえません。籐莚はあるのですが、年中暖色の段通を置いています。もし替えたら、きっと、怪我をするか、腰など故障するかでしょう。奥座敷は、内蔵に最も近いのですが、、、
居間は、年中、籐莚を一番下に、その上に、北欧産のカーペットを、更にその上に小さいムートンをテーブルでおさえるように真ん中に敷いています。冷房がよく効くこの小さい畳の居間は、籐莚では冷たすぎて、このムートンが足先を保護してくれます(これも加齢故でしょう)

こうして、中途半端ながらも、最低限の夏支度を済ませたつもりで、ちょっと安堵しました。

十二分に疲れを覚えましたが、その夜の、夕餉に並べたのは、

ビーフシチューです。二時間かけて煮込みました。
案外美味しかったです。

翌々日、今度は、オーブンで30分余り、キッシュを焼きました。チーズソースがしつこくなくて、反って元気をもらったようです。

普段は、冷たい麺類を茹でるのに暑い暑い、いえ、熱い熱いかしら、と不平不満の塊になっていましたが、案外、覚悟して作るととびっきり熱いものでも何とかできるものですね。
本来、先ほどのムートンではありませんが、エアコンの冷たさが下になるほど過酷、という体質のこともありますので。。。

高齢者の熱射病による悲しい最期がニュースで登場するたびに、少しは寒いのも我慢して、居間と寝室は26℃を我慢して保持していないと、と自戒する毎日です。
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