どうでもいい身内の話がつづきます。
「お」から始まる言葉 第二号の花
「親ばか」ではないと、とてもここまでできない話
GW中は混雑が予想されるから、と四月の下旬に、ムスコが帰省、ではなく、3時間の顔見世興行に来ました。といっても、我が家に来たのではなく、金沢は犀川べりの、とある一軒の宿です。
そこは、一組の客のみ受け入れる和風の落ち着いた家でした。
一階にも二階にも3人は泊まれるベッドルームがあり、二階には絞り丸太の床柱のある立派な続きお座敷もありました。一階のフローリングのリビングダイニングにご一行の主役の彼女が鎮座しておりました。自宅から高速道を使ったとはいえわずか50分で到着した私たち二人は、主役の彼女のお土産をちらつかせて、ご機嫌伺。
ムスコ夫婦の愛犬柴犬女子は、前回は福井まで何とかたどり着けました。今回は少し距離を伸ばして金沢まで。
その宿で一泊してまた自宅に戻る(途中のサービスエリアで何度もドッグランをさせながら)そうです。いくらでも私たちも泊まれる広さはありましたが、主役のおひめさまワンコの環境を損なわないために、夕方6時半に到着、10時には暇乞いをいたしましたとさ。
ムスコの希望で、鱒ずしを4箱、その他お菓子、デザート、握りずしも持参してのつかの間の息子たちとの時間を共有しました。
その間もちろん、話題の主役はおひめさまワンコです。
普段、割合冷静なムスコからついにこの一言が・・・
「うちの子は、悪いけど、ころより器量がいいからね」でした。
ころは、ムスコも可愛がった我が家で13年間愛犬ぶりを発揮した柴犬男子です。
ムスコの親ばかぶりには、脱帽、そしてだからこそこうして世話も厭わずにできるんだ、と納得しました。
帰路への車の中で運転中の家人がポロリと発言。
「どう見たってころのほうが可愛い顔をしていたよね」
「熱烈同感!」満場一致(二人だけの)してから大笑いしました。
「お」から始まる言葉 第三号の花
お次の「お」から始まるのは「男の子の日」正確にはこどもの日なのですが、象徴的なこの画像をお示しします。

別の部屋のは

今更こどもの日を祝うのもそれこそ親ばかの極みですが、こどもの武運長久(現代語ではどういえばいいのでしょうか)を願うのでした。
自分たちも人の子であることを思い起こし、こどもの日の翌日に永眠した夫さんのお母さんのお墓参りに行きました。27年前のことです。

前田利家公の菩提寺である国宝のお寺の一角(お寺の外になります)に仲よく、並んでいる左側におかあさんが眠っています。右側のが拙宅のお墓、私も将来はここに来ます。真ん中のお墓が、少ない親類の中でも大事な家のでしたが、最近続いたご不幸で尋ねる人の不在が気になります。
先日やってきてくれた甥っ子たちもおじいちゃんおばあちゃんの眠る墓前でお参りしていってくれたそうです。遠く離れたこの地に、だれか戻ってくるのか全く今はわかりませんが、期待ももてそうな、、、
以上およそ花束とは無縁の男の子の話の連続でした。親ばかの話題の溺愛の対象はおひめさまワンコでしたが(笑)
今や、いずこも、人の数に負けないくらいのワンコたちです。
あの世のご先祖様には想像もできないペット先進国のこの国ですね。