あー・・めちゃめちゃ緊張しました。
娘が通うピアノ教室の発表会。何と私がピアノを弾いちゃったのです。
それは6月の初めごろ、発表会の前半にある連弾の曲を「パパと弾く!」と娘が言い出したことに始まります。冗談か本気かも分からず、適当に「いいよ!ちゃんと練習するなら」と答えたことが間違いで、先生からも「是非に」となり、あれよあれよとプログラムに印刷されてしまう事態に・・・。
曲は、候補の中から一番易しいものを選ばせていただいて、ヴェルディの「椿姫」から「乾杯の歌」(もちろん初心者用にアレンジしているもの)で決定。で、土日を使っての練習なのですが、お互いがヘタクソなのとそもそも仲が悪いもんで、
「もっとテンポちゃんと合わせてよ」
「パパの手がこっちを押すからよ」
「人のせいにするなよ、間違ってるのはそっちだろ?」
「パパだって最後まちがえるじゃん。もうしない!」
「じゃあ、宿題しなよ」
「宿題もピアノもしない!パパなんて大嫌い!!」
と、毎回ピアノを蹴って泣き喚く娘・・・
「いいかげんにしなさい二人とも!」
家内の怒声もこれに加わって・・・・。
そして当日。
先生にお願いして特別にちょっとだけ会場のピアノで練習させてもらったのですが・・・、それがいけなかった。全然うまく手が動かないよ。特に左手なんてしびれてしまって・・・。娘も音を外してばかりです。
そして発表会開演・・・。
ステージ袖で子供たちに混じって待っている時間が辛かった。左手のしびれは取れないし、目まいまでする始末。ふと、隣を見ると、私たちの次に弾く男の子が緊張してコチンコチンになっています。目が合ったので「怖いね」って声をかけたら、それで更に緊張状態が高まったのか、口をパクパクさせて瞬きも忘れているような状態に。ちょっと悪いことしちゃったな、と思っていると私たちの名前がアナウンスされています。「さあ、行こう!」テンション高めて、気分はAKB48!
実際ピアノの前に座り、弾き始めると、ちょっと気持ちが落ち着きました。照明を浴びて弾いていると、けっこう気持ちが良いですね。
何とか大きなミスすることなく終了することが出来ました。
来年は絶対やらないからね!