LP・BOXセットとCDセット・・・・。LPセットは当時1万円(高い!)もした。
一生持っていて繰り返し聴くにたえうる演奏・・・吉田秀和氏のコメント通り、永らく平均律クラヴィーア曲集の定盤として、信頼のTOYOTAブランドのごとく君臨してきた名盤です。
朝靄の中、薄明かりとともに響いてくるプレリュードは「音楽が始まる純粋な喜び」であり、最後24曲のプレリュードでは音、そして時間までが永遠の彼方に吸い込まれていく様に感じられます。古城を使って録音されたらしいですが、残響音の多いその音色はいつ聞いてもやはり一生もの。
私はこのCDをかけながら夜の都市高速(空港が見える)をドライブするのが好きです。
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