英国的読書生活

イギリスつながりの本を紹介していきます

スープにつかる!

2006-06-15 | 日常
最近、どうも仕事が忙しい。
忙しすぎて何も手がつかない悪循環・・・。
正直追いつめられてます。
バーティー・ウースターに言わせれば「どっぷりスープに首までつかった」状態です。
そんな状態で長時間の会議に出るのは、本当につらいことです。
それも思った様には成績が伸びてない時はなおさらです。
目の前に広げられたエクセルデータの用紙の束・・・・。
歴然と前年に比べてマイナスであることが分かります。
頻繁に出てくる▲表示(マイナスってこと)。
順番に言い訳を並べる課長連中の話を聞きながら、私は呆然と▲の並ぶ資料を眺めます。
こういう時って目の焦点が合わなくなるんですよね。沢山の▲が倍以上になっちゃいます。
ふと、その時面白いことを思いつきました。
昔流行った3D立体視がこのエクセルの表で出来るのではないか!?
それから孤軍奮闘努力です。
もう収益対策なんてどうでもいい。(というか聞いてない)
▲と▲をピントをずらして重ねて・・・
あ!見えました!無味乾燥としたエクセルデータが真不思議な立体ワールドです。
感動です。世紀の発見です!
別の資料で試しても見えました!
▲マークが急に意義深く思えます。そう、全てのものには存在する意味があるのです。

どんなつまらない会議でも楽しみを見つける。そのことがイギリスから生まれた近代資本主義を生き抜く知恵なのです。

会議が終わって、部下にこの「世紀の発見」を教えてあげたら、アホか・・という目で見られてしまいました。
そうゆう冷たい視線に耐えるのも資本主義を生き抜く知恵なのですよ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿