秋祭り
2007-10-24 | 日常

先週末は地元のお祭りでした。近くの神社で行われる祭りは、220年前から続く神楽が子供達によって境内で演じられ、幕間には吹き火(花火)が行われます。この吹き火の起源は幕末の長州征伐まで遡り、なんでもこの村に駐留した幕府軍が火薬を製造するために釜場を開き、その時吹き火の技術が村に残されたということです。地面に据えた吹き火は高い物は4階ぐらいまで吹き上がり、手持の筒仕様のものは神楽といっしょに振り回されたりします。神楽も十二神祇神楽と呼ばれるもので、12種目から構成され、それぞれ表裏の舞があり、全部で24も舞が出てくる本格的なもの。
今年は最年少演者として娘の幼稚園の同級生も「狐」をしっかりと舞っていました。少子化の時代、演じ続ける子供達がいるか心配ですが、今のところ大丈夫みたい。(伝統として男の子しか舞えません。女子は囃子だけ。)
最後まで観ると日付を超えてしまうこの祭り、毎年楽しみにしています。
祭りが終わると秋本番です。

写真は分かり辛いですが、「狐」の一場面です。
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