マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

ビゼーのカルメンについて

2024-01-27 23:00:25 | ラ・プロムナード・ミュジカル
明日の最初に演奏するのは連弾。
1曲目は、バッハの今日のメドレーで、出だしは、無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュード。
これは、CMなどでもよく使われているので、聴いたことがある人が多いかと思います。
私も好きな曲で、ピアノ曲に編曲されたのを弾いたこともありますし。
他は、知らない曲…かもですけど。

2曲目は
ビゼーのカルメン序曲。
これは、連弾編曲の楽譜にそう記載されていたので「序曲」としていますが、オペラのカルメンの第1幕への前奏曲です。
カルメンの話は、簡単に言えば、ジプシーの女工カルメンに振り回された、竜騎兵伍長のドン・ホセが、最後にはカルメンを刺し殺してしまう…そんな話です。
ビゼーは非常に短命で、1838年10月生まれで、1875年6月に亡くなっていますから
、37歳…。
作品は多くはありませんが、中でもこのカルメンのオペラは、非常に人気のある作品となっています。
このオペラの上演後3ヶ月で心臓発作を起こして急死します。
その後、他の作曲家によって管弦楽曲のカルメン組曲として、様々な編曲がされています。
連弾も様々で、初めに弾こうと思った楽譜は意外に弾きにくく、チラシにあげたのとは違う編曲で弾くことにしました。



「昴」について

2024-01-27 13:49:53 | ラ・プロムナード・ミュジカル
明日のプロムナード・コンサートの前半で、谷村新司氏へのオマージュとして、「昴」をピアノ曲にアレンジして演奏します。
昴は、1980年に発表された曲で、谷村新司氏の作詞作曲です。
昴とは星のことで、冬の星座プレアデス星団の和名とのこと。
古くは、清少納言の枕草子に「ほしはすばる、ひこぼし、ゆうづつ…」と、夜空に見える星の中で美しいと思ったものを綴った一節があるそうです。
星の「昴」は、王者や農耕の象徴であり、特に古代中国では、物質の豊かさのシンボルとされていました。
歌詞にある「さらば昴よ」というフレーズは、お金や物に対する執着を捨てて、精神的な豊かさを追求する…ということらしいです。

今回演奏するのは、歌詞のないピアノ曲ですから、歌詞の意味にはあまりとらわれず、純粋に曲として感じるままに、ただしコンサートで演奏するという演奏効果もそれなりに取り入れて、仕上げました。
まぁ自分がこういう響きがいいと思うものはそれなりに持っているものだから、どんな曲をアレンジしても似たような雰囲気になってしまうのは、仕方のないことかもしれません。


シクラメンの花が

2024-01-27 00:02:16 | 日記
今日もいい青空でした。
ポストに行ったついでに撮影。
ホントに雲一つない空でしたが、一方で、寒波に襲われ雪がひどい地域もあり、日本列島狭いのに様々…。
雪とか大変だというニュースを見るにつけ、自分の周りが平和であることに感謝です。

さて、庭のシクラメン、やっと花開きました。
でも、あまりきれいな咲き方ではないなぁ…。
つぼみはたくさんあるので、楽しみにしていますって、シクラメンが咲くのを心待ちにしたのは初めてかも。
何か咲いてて普通って感じだったので。

28日のプロムナード・コンサートで演奏する予定の「昴」のアレンジがやっと完成しました。
いつものことだけど、歌物をピアノでするには、言葉がない分いろいろ音を加えるため、やたら難しくなるのですよねぇ。
まぁ弾ける範囲のことしかしてませんけど。