午後、シャルル・リシャール=アムランのリサイタルがあって、川崎のミューザ川崎、シンフォニーホールへ。
2015年のショパンコンクール2位のピアニストです。
ショパンのバラード3番をYouTubeで聴いて、これだ!と思った演奏だったので、ちょうど日程もいいし、家からも近い会場だし…と言うことで行ってきました。
シンフォニーホールは、大阪のザ・シンフォニーホールよりいろいろ使い勝手が良さそうでした。
ギリギリで申し込んだので、4階でしたが、良く見えたしよく聴こえたし、問題ありませんでした。
オペラグラスでもちょっと見ましたが…。
丁寧で感性豊かな演奏で、惹き込まれました。
テンポが速めのフレーズでも、細部まできちんと聴こえたし、最近の日本人に多い、速すぎるという弾きかたでもなかったし、ホントに心地よい時間でした。
ただ、咳をする人がけっこう多く、特に静かな部分でされると興ざめ!飴でも準備して咳が出ないようにするとか、もっと口を押さえてするとか、配慮が欲しいですね。
隣の席のシニアの方がやはり咳をしたので、拍手の時に飴をお渡ししておきました。
さっそくなめてくれたから良かったのですけど…。
アンコールの1曲目が、J.S.バッハのアリオーソ…3月の第45回プロムナード・コンサートでちょうど弾いた曲です…だったので、これも感動物でした。
しっとりしてホントにいい感じだったのですが、たぶん、大半の方には何でこれ??という感じだったかもな…と拍手を聞いて思ったのでした。
2曲目は別れの曲で、これもちょっと拍子抜けだったかも…。
もちろん良かったのですけど。
修了後はサイン会に長い列ができていました。
私もCDを買い、サインをしてもらい、フランス語で少しお話ししました。
希望者全員にサインをされてたようで、私が帰るころもまだまだ列が切れていませんでした。
お疲れでしょうに…。
お気に入りのバラード3番が入っているので買ったのですが、何と、エネスコのピアノのための組曲第2番が入っていて、さっそく聴いてみたのですが、これが感動物でした。
トッカータだけは別のCDで聴いたことがあって、いつか弾きたいと思っていましたが、他の曲もいいなぁ…と、ホントに丁寧で感情豊かで…。
近々弾きたいかも…と思ったのです。
ということで、充実した時間でした。
追記
シャルル・リシャール=アムランのコンサートは、コンチェルトやリサイタルなど、あと4回ありますので、是非聴いてください。
公演情報サイト
https://eplus.jp/ath/word/81559