茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

源氏絵と伊勢絵

2013-05-15 16:17:52 | 美術館・博物館
出光美術館の「源氏絵と伊勢絵~描かれた恋物語」。
私は、こういうの好きです。
なんてったって、学生時代に頑張ってお勉強した分野ですから。
「伊勢物語」なんか、4年になってから、わざわざ聴講生として講義をとったくらいです。
(私はお兄ちゃんと違って、卒業単位は余裕で修得していました)
ところで、この展覧会の図録がいいです。
ちょっとお高いのですが、源氏と伊勢のあらすじを、今回の展覧会に出品されている「源氏物語屏風」や「伊勢物語色紙貼交屏風」の絵を構成して紹介してあって、見て楽しい図説になってます。
今週末までなので、興味のある人は、是非どうぞ。
私は今度、サントリー美術館の「もののあはれ」展にも出かける予定です。
こちらには、やっぱり学生時代にお勉強した「夜の寝覚」の「寝覚物語絵巻」が展示されています。
昔、帝塚山の大和文華館まで行ったのに、見せてもらえなかったから、絶対見逃せません。
こちらは来月まで。
まだ余裕があるので、ゆっくり出かけたいと思います。

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京都国立博物館

2013-01-13 10:42:07 | 美術館・博物館
今日の最初の目的地は、京都国立博物館。
十二天像がずらっと並んだ展覧会です。
私は結構こういうの好きです。
護摩焚きのために、黒く煤けて、なにがなんだかわからないようなものもありますが。
「方丈記」成立800年だというので、最古の写本も出ていました。
本館はまだ工事中。
特別展だけては、ちょっと物足りないのですが、しかたないですね。
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いろいろな神様?

2013-01-04 20:39:40 | 美術館・博物館

変な魚?
聖魚「オキシリンコス」という神様です。



二つ目。
ナーガ上のガルダ。
ガルーダという呼び名の方が有名です。
ガルーダは、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の乗り物で、蛇を捕まえて食べるそうです。
巳年なのに、受難の蛇です。



こちらは、ナーガ上の仏陀坐像。
本館の特別室にも同じようなものがありましたが、こちらは東洋館のもの。



最後は、ガンダーラ仏。
王族の衣装なので、弥勒菩薩とされているそうです。
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ぞうさん

2013-01-04 20:15:03 | 美術館・博物館

博物館で気になったものもご紹介。

一つ目は、ガネーシャ坐像。
有名なインドの神様です。
太鼓腹に親近感?
富と知恵、そしてあらゆる障害を取り除いてくれる神様です。
東洋館の地階にいらっしゃいました。
クメールの彫刻です。



二つ目は、本館でみつけた象。
たぶん、香炉だったような。
とても精巧な工芸品です。



最後のは、「黒褐釉象形容器」。
これも、クメールのアンコール時代のもの。
ふぐ提灯のような形がユニークです。

同じ象さんでも、全然違いますね。

リニューアルした東洋館は、なかなか面白いですよ。
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巳年コレクション2

2013-01-04 14:17:13 | 美術館・博物館
絵画編です。
まず、インドのへびつかいと龍。
インドの画は、豪華で美しいですよね。



次は、「よきことを菊の十二支」。
題名だけだと、なんだか「犬神家の一族」みたいですが、おどろおどろしくはありません。
歌川国芳です。



最後が、十二支が歌合わせをするという絵巻から。
蛇だけが、女性として描かれています。
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巳年コレクション

2013-01-04 12:25:50 | 美術館・博物館

最初の一枚は、東洋館にあった、ナーガ。
なんとなく愛嬌のある、かわいいやつです。



お次は、本館特別室から、パリッシー写し蛇の皿。
19世紀ドイツのもの。
ちょっとグロテスクなまでの写実性。



それから、浄瑠璃寺の伝来の十二神将立像巳神。(訂正しました)
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大変!

2013-01-04 12:12:43 | 美術館・博物館
リニューアルしたばかりの東洋館の入口にあった門松が風で倒されてしまいました。
ありゃりゃ。
(帰りには撤去されていました)
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博物館に初詣

2013-01-04 11:48:44 | 美術館・博物館
昨年も来ましたが、今年もやって来ました。
博物館に初詣。
けっこう楽しいですよ!
今年は巳年なので、ヘビが大集合。
ヘビって、なんとなくかわいくないと思っていましたが、だんだん愛らしく思えるから不思議。
あとでゆっくり、展示作品から、私目線でいくつかご紹介します。
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鎌倉文学館

2012-10-26 14:11:19 | 美術館・博物館
もう一つの目的地がここ。
旧前田公爵別邸だった、鎌倉文学館。
由比ヶ浜から、真っ直ぐ歩くとつきます。
三島由紀夫の「春の雪」のモデルになったお屋敷で、二階のテラスからは、由比ヶ浜の海が眺められます。


 


ちょうどバラ園では秋咲きの薔薇が花をほころばせていました。
こちらの庭で、贅沢な気分で、お弁当をいただきました。
気持ちよくて、最高に美味しく感じました。
バラ園の薔薇の写真を沢山撮ったのであとでご紹介します。



入口を入ってすぐのトンネル。
招鶴洞(しょうかくどう)という名前です。



原生林のようなお庭もあり、趣のあるお屋敷です。
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鎌倉国宝館

2012-10-26 13:54:38 | 美術館・博物館
世界遺産登録推進のための、3館連携特別展をやっています。
3館共通のチケットをもらったので、それで入館しました。
お目当ては、称名寺の、運慶作大威徳明王坐像。
とても小さな坐像で、傷みもはげしいのですが、力強さがあります。
他にも、重文クラスの仏像が並んでいました。
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芸術の秋

2012-09-30 15:30:59 | 美術館・博物館

先週雨で予定を変更したら、ビンゴ!
台風に当たってしまいました。
また変更するのもなんとなくいやなので、台風が来る前に、駆け足で鑑賞してきました。
まずは、六本木のサントリー美術館。
私の感覚では、美術館が10時オープンなんて遅すぎます。
そうはいっても、ミッドタウンは11時オープン。
六本木って夜の街だから、朝寝坊なのね。
サントリー美術館はいつも面白そうな企画展をしていて、今回は「お伽草子」です。
保存状態がちょっと残念な資料もなくはないのですが、それも含めて、「お伽草子」のおもしろさなんだと思います。
題名だけは知っていたお話も多く、楽しい時間を過ごせました。
まるで少女漫画みたいな「しぐれ絵巻」とか、ヘタウマ系の「かみ代物語」とか、すごく新鮮だったし、「鼠草子絵巻」には感動しました。
展示替えがあるようなので、今度はショップが開いている時間に行こうと思います。
そのあと、日本橋の三井記念美術館で「近江地の神と仏名宝典」。
これが、期待以上に良かったです。
快慶の大日如来坐像(ポスターの仏様)が目玉のようですが、長命寺の地蔵菩薩や園城寺の不動明王、吉祥天像など、素敵な仏様が揃っていました。
こじんまりとした展示ですが、見応えはあったと思います。
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2012-06-02 13:04:28 | 美術館・博物館
上村松園さんの代表作が展示してありました。
ちょっと得した気分。
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40分待ち!

2012-06-02 13:01:53 | 美術館・博物館
今日のボストン美術館展は、けっこう混んでました。
私は二回目なので、今回は、特に好きな快慶の弥勒と平治物語絵巻だけ、何度もながめて満足しました。
贅沢な見方ですね。
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行ってきました!

2012-04-23 19:52:02 | 美術館・博物館
昨日のお話ですが、「ボストン美術館日本美術の至宝展」に行って来ました。
混雑覚悟で朝一で出かけたのですが、意外、そんなでもありませんでした。
30分前で二十人くらい並んでいたくらい。
天気は微妙だったし、寒かったから、出足が良くなかったのかもしれませんが、頑張って朝早く出かけたのにすいていたのはちょっとがっかり。
ゆったり鑑賞できたのだからよさそうなもんですが、人間って不思議。
今回お目当てだった「平治物語絵巻」も、じっくり鑑賞できました。
日本史の図説の表紙がなぜか三条殿夜討の場面で、授業のたびにその生々しい絵をながめていました。
炎の迫力、個性豊かに描き分けられた群衆、目を覆いたくなる残酷さ。
鮮やかな絵の具の色や、迷いなく引かれた線の力強さなど、ゾクゾクする一品です。
ゆっくり見れないと思ってペア券を買っていたので、来月にでも、もう一度見に行くつもりです。
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京都でシャガール

2012-03-29 19:56:37 | 美術館・博物館
高島屋でやっていたので、ついでに見てきました。
なかなか素敵でしたよ。
解説が丁寧で、しかも興味深く、じっくり読んでいたら、小一時間かかります。
幸い、すいていたから、ゆったりすごせました。
シャガールはロシア生まれの東欧系ユダヤ人だったのですね。
ポグロムやナチから逃れてパリからアメリカに渡ったことを今回初めて知りました。
幻想的な色彩豊かなあの作風は、過酷な人生のなかで生み出されたものだったのですね。
シャガールの絵は今まで何度も見ていたのに、何も知りませんでした。
ノーテンキなフランス人たとばかり思っていました。(フランスの方、ごめんなさい)
彼の絵の中にはユダヤ教の影響がたくさん見られるそうです。
少し勉強してみようかなあ。
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