今日は節分。暦の上では冬の最後の日。なのに、豪勢に吹雪いています。
どこもかしこも真っ白。
「雪」というと、思い出す詩があります。
吉野弘さんの「雪の日に」という詩です。
誠実でありたい。
そんなねがいを
どこから手に入れた。
それは すでに
欺くことでしかないのに。
それが突然わかってしまった雪の
かなしみの上に 新しい雪が ひたひたと
かさなっている。
雪は 一度 世界を包んでしまうと
そのあと 限りなく降りつづけねばならない。
純白をあとからあとからかさねてゆかないと
雪のよごれをかくすことが出来ないのだ。
誠実が 誠実を
どうしたら欺かないでいることが出来るか
それが もはや
誠実の手には負えなくなってしまったかのように
雪は今日も降っている。
雪の上に雪が
その上から雪が
たとえようのない重さで
ひたひたと かさねられてゆく。
かさなっていく。
若いころになんとなく好きだった詩ですが、この詩の苦さがわかるようになったのは最近です。
誠実であるために、たとえようのない重さに耐えていくのが人生。
雪を眺めながら、ちょいと文学的に。
どこもかしこも真っ白。
「雪」というと、思い出す詩があります。
吉野弘さんの「雪の日に」という詩です。
誠実でありたい。
そんなねがいを
どこから手に入れた。
それは すでに
欺くことでしかないのに。
それが突然わかってしまった雪の
かなしみの上に 新しい雪が ひたひたと
かさなっている。
雪は 一度 世界を包んでしまうと
そのあと 限りなく降りつづけねばならない。
純白をあとからあとからかさねてゆかないと
雪のよごれをかくすことが出来ないのだ。
誠実が 誠実を
どうしたら欺かないでいることが出来るか
それが もはや
誠実の手には負えなくなってしまったかのように
雪は今日も降っている。
雪の上に雪が
その上から雪が
たとえようのない重さで
ひたひたと かさねられてゆく。
かさなっていく。
若いころになんとなく好きだった詩ですが、この詩の苦さがわかるようになったのは最近です。
誠実であるために、たとえようのない重さに耐えていくのが人生。
雪を眺めながら、ちょいと文学的に。
さっき散歩に行ったんだけど、ホント、すっごく降ってます。
さすがにワンコの散歩させている人はいないわ。
きれいな雪なんだけど、しかたない、いつものように排泄させていただきましたm(_ _)m
あたしの足跡の上に、しんしんと雪が積もってます。
(茶々)
さすがにワンコの散歩させている人はいないわ。
きれいな雪なんだけど、しかたない、いつものように排泄させていただきましたm(_ _)m
あたしの足跡の上に、しんしんと雪が積もってます。
(茶々)