茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

楽公演でした

2008-10-01 00:41:53 | 舞台・コンサート
今日は「ミス・サイゴン」の井上君の楽。
2階だけど、チケットが手に入ったので、2時間年休を取って出かけました。
でも、仕事からの直行は、バタバタしてだめですね。
眼鏡を家に忘れ、携帯を職場に忘れ、ちょっとへこみました。
鞄にオペラを入れていたので、眼鏡なしでもなんとかなりましたが、ずっとオペラごしはきつかった。
目の疲れから来る頭痛で、帰りの電車は大変でした。
それに、せっかくの舞台も、丸い円の中しか見えないなんて魅力半減です。
泉見くんの、目をむいた死に顔とか、はっきりくっきり見えて、新しい発見はありましたが、せっかくの群衆シーンは迫力がなくなっちゃいます。
サイゴン陥落のシーンは、2階からで絶好の眺めだったのに、もやもやしていて悲しくなりました。

さて、そんな悲しいオペラ越しの舞台ですが、井上君のファンがいっぱいつめかけていて、すごい盛り上がりでした。
今日のエンジニアは橋本さとしさんで、井上君と仲良しらしく、ぴったり息のあったところをみせてくれました。
カーテンコールでは、二人で何度も抱き合っていて、もしかして、できてるの?と思うくらい。
さとしさんは、新感線出身らしく、笑わせ方が絶妙でした。
取引の場面のこけ方は、打ち合わせ通りだったようですが、かなりダメージがあったように見えました。
アドリブとか、客席の巻き込み方がうまいんですね。
歌もうまいし、私としては別所さんよりはいいかなあと思いました。
そして同時に、市村さんの存在感は別格なんだなあと、そんなことも感じました。

今日は、一曲一曲、拍手がものすごかったように感じました。
井上君の歌だけじゃなく、岡さんの「ブイドイ」やほのかさんの「今、彼女に会った」でも、大きな拍手でした。
拍手に応えるように、どんどんみんな熱くなっていって、ますます拍手が大きくなる、そんな感じ。
指揮の塩田さんが、ちゃんと拍手が入れられるように間をとってくれていたというのもあるけど、井上君の楽を盛り上げるために、客席も舞台もオケピも、一つになっている感じがしました。

さて、泉見くんが亡霊になって出てくるところから、サイゴン陥落に移るシーンは、私が一番好きなシーンです。
すばやい場面展開や、群衆のコーラス、ヘリ、緊迫感あふれるオケ。
眼鏡さえあれば、2階からの眺めは悪くないです。

カーテンコールでは、井上君のすばらしい挨拶があり、何度も何度も出てきてくれて、ウエストサイドばりの特技まで披露してくれて、本当に素敵でした。
博多にはとても行けないので、今日の楽に参加できて本当によかった。
幸せ!
出待ちは、少し心が揺れましたが、人も多そうだし、明日もあるし、雨も気になるので、大人の判断で諦めました。
しかたない。
よくばってはいけないしね。

いつもは帰りの電車で携帯から送っていた観劇レポですが、携帯がないので、家のパソコンで書いています。
キーボードだと、むやみに饒舌になるようで、今回、かなり長文になってしまいました。
日付も変わってしまったので、ここらで終わりにしたいと思います。

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