考えてみたら、久しぶりの帝国劇場です。
12月の「エリザベート」以来だから、半年ぶりです。
京都からの修学旅行生が客席を埋めていて、平均年齢がグーンと低めでした。
男の子が、トイレに並びながらランベスウォークを踊っていたり、男性用のトイレに行列ができていたり、普段じゃちょっとありえない光景を目にしました。
三年ぶりの「ミーマイ」は、井上君はもう男の子じゃなくて、立派な大人な男になったんだなあと感じさせてくれました。
三年前のビルは、まだ少年ぽさが残っていたけれど、今回は声も少し太くなって、元気なお兄ちゃんって感じでした。
手品やジャグリングが増えたぶん、大変なんだろうなあ~。
でも、楽しそうに演じているから、観ている方も楽しくなります。
涼風さんのマリアおばも、さらにパワーアップしていて、笑わせてもらいました。
まさしくミュージカルの王道、といった感じ。
指揮の塩田さんもノリノリで、盛り上げようという気持ちに溢れていました。
ただ、今回、セリフがちょっと。
私のツボじゃないというか、聞く度にイラッとするんだよなあ。
それから、演出側の手拍子禁止発言。
なんだかやっぱり寂しいんですけど。
一幕の最後で一気に盛り上がれって言われてもなあ。
開演前に比べ、やけに大人しい客席は演出家の意図通りだったのでしょうか?