それにしても、すごいタイトルだと思うんですけど。
このタイトルじゃ、正直行くのためらいます。
昔、小林多喜二を扱った文学座?の劇を見たことがあるのですが、その時は「早春の賦」とかなんとか言った題名でした。
青春時代が描かれていて、最後は虐殺された多喜二を母親が抱きかかえて号泣していたかな?
中学生だった私には難解な劇でしたが、小林多喜二・蟹工船・虐殺の三点セットはしっかり頭の中に刷り込まれました。
で、今回の「組曲虐殺」ですが、正直あんまり見たいと思っていなかった舞台でした。
井上ひさしらしいユーモアやペーソスにあふれていて、笑いもいっぱいあるけれど、テーマは「虐殺」なんですよね。
スキップして帰る気分にはとてもなれません。
やっぱりずしりと重たいです。
井上君はじめ演技陣は手堅いし、ピアニストもいいし、脚本だって悪くはないのですが、とにかく暗くて重くて、その先にあるテーマが分かりづらかったと思います。
人間らしい優しさや希望が虐殺されていた時代を描き出しているんだろうなあというのはわかるんだけど。
なんとなくモヤモヤする舞台でした。
このタイトルじゃ、正直行くのためらいます。
昔、小林多喜二を扱った文学座?の劇を見たことがあるのですが、その時は「早春の賦」とかなんとか言った題名でした。
青春時代が描かれていて、最後は虐殺された多喜二を母親が抱きかかえて号泣していたかな?
中学生だった私には難解な劇でしたが、小林多喜二・蟹工船・虐殺の三点セットはしっかり頭の中に刷り込まれました。
で、今回の「組曲虐殺」ですが、正直あんまり見たいと思っていなかった舞台でした。
井上ひさしらしいユーモアやペーソスにあふれていて、笑いもいっぱいあるけれど、テーマは「虐殺」なんですよね。
スキップして帰る気分にはとてもなれません。
やっぱりずしりと重たいです。
井上君はじめ演技陣は手堅いし、ピアニストもいいし、脚本だって悪くはないのですが、とにかく暗くて重くて、その先にあるテーマが分かりづらかったと思います。
人間らしい優しさや希望が虐殺されていた時代を描き出しているんだろうなあというのはわかるんだけど。
なんとなくモヤモヤする舞台でした。