茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

ふるさと文化伝承館

2019-07-21 19:01:53 | 美術館・博物館
本日二つめの目的地は、南アルプス市の「ふるさと文化伝承館」です。

こちらも、とても親切な学芸員の方が丁寧に説明をしてくださいました。

ここの目玉は、こちらの「子宝の女神 ラヴィ」。
鋳物師屋遺跡出土の円錐形土偶です。
左手をふっくらとしたお腹に当てているところが、お腹の赤ちゃんをいたわる妊婦さんのような趣きがあります。
ほぼ完全形で出土したので、とても綺麗です。

手を上げて踊る土偶が貼り付けられた土器。
こちらも同じ鋳物師屋遺跡出土品です。
愛嬌のある顔や仕草が可愛くて、好きです。

はい、お顔のアップ。
アニメのキャラみたいですよね。

こちらは、鋳物師屋遺跡出土品のコーナー。
動物の顔をした土製品が前の方に並んでいます。

このお顔は、長野県茅野市出土の「縄文のビーナス」によく似ていると言われているものです。
古くから、交流があったことをうかがわせます。

こちらは、お猿の顔かな?
以上は重要文化財に指定されているので、展示ケースの中にいますが、すべて写真撮影オッケーです。
「縄文展」では押し合いへしあいでしたが、ここでは学芸員の方の解説付きで、一人でゆっくり鑑賞できます。
しかも、入館無料で写真撮影オッケー。
素晴らしい。

これは重要文化財ではありませんが、なんとなく気に入ったのでご紹介。
土偶が装飾された土器ですが、ぐるりと手を回して土器の周りを抱いているようにも見えます。
写真を撮るのを忘れたのですが、カエルと蛇のモチーフの把手とか、面白いものがいくつかありました。
縄文好きにはありがたい施設です。
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山梨に行ってきました!

2019-07-21 18:58:26 | 茶々

茶々子ちゃんです!
お約束の顔出しパネルね^_^
今日は、山梨までドライブしてきました。
退院以来、初めての遠出です。
お天気は、曇り空でしたが、昼頃には、ぎんぎんになって、すっごく暑かったです。
山梨は、毎年桃狩りに来ているけど、今日は、桃狩りではありません。

今日、最初に尋ねたのは、韮崎市民民俗資料館。
抱っこしていれば茶々子も入館オッケーでした。
犬好きのスタッフさんでよかった^_^

ここには、「花子とアン」の撮影で、教会として使われた蔵座敷と、花子の家のセットが移築されています。

こちらが蔵屋敷。
明治時代の建築で、中はとても立派なお座敷でした。
皇族などもお泊りになったそうで、欄間の透し彫りや繊細な窓ガラスなど、とても素敵でした。
室内も、第2話で、花子が洗礼を受けた時に使われたのですが、二階の図書館の部分はスタジオのセットだったそうです。
隠し階段があるのですが、その階段が急すぎて、撮影機材が運べなかったからだそうです。

こちらは、花子の家。
懐かしいですね。
写真の左側手前にあるのは、お爺の小屋です。

そして、右手前には、昔ながらのトイレも!
「花子とアン」の放送が終わってからずいぶんたちますが、まだ訪れる人はいるようです。
蔵座敷の中には、撮影の時の写真なんかもあり、聖地巡礼です。

さて、ここにやって来た理由は、「花子とアン」だけではなく、というか、むしろそれはついでです。

今日のテーマは、山梨の縄文時代を探る!です。
こちらは案山子ですが、この案山子のモデルになっているのが、昨年の「縄文展」にも展示されていた石之坪遺跡の土偶頭部です。

コレを、見たかったのですが、なんと、レプリカ作製中のため、ご不在でした。
ショック。
そして、もう一点。
後田遺跡出土の画面土偶。

こちらは、レプリカでした。

こんなところに、こんな名品が!という驚き。
山梨の縄文時代巡りはここからスタートです。
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