私の大好きな亥の子餅。
なかなかこちらでは、売ってなくて、ものすごく淋しかったのですが、なんと!今年はいろんなお店で亥の子餅を出すみたいです。
福袋の予約について確認しようと高島屋のHPをのぞいたら、亥の子餅やイノシシモチーフの和菓子の販売が告知されていました。
とらやの亥の子餅は、きな粉がまぶしてあって、きな粉・干し柿胡麻を混ぜ込んだ餅に御膳餡。
鶴屋吉信は胡麻入りの求肥にこし餡。
浅草梅園は小豆を混ぜ込んだ街にこし餡。
仙太郎は柔らかく煮た小豆と餅を搗いた生地にこし餡。
豊島屋は白の入り胡麻を混ぜ込んだ餅生地と小豆あん。
昨年まで、唯一亥の子餅を扱っていたたねやは、栗と桂皮末を練り込んだ求肥で栗と粒餡をくるんだもの。
それぞれ工夫を凝らした特別な亥の子餅です。
11月は亥の子餅!とずっと言ってきたので、このコロナ禍で無病息災を願う亥の子餅が注目されるのは嬉しい。
でも、私の好きな亥の子餅は、嵯峨野の和菓子屋さんで最初に食べた、ちょっとニッキの味がする、こし餡の入ったシンプルなもの。
東寺餅の亥の子餅も好き。
だから、もちろんスキップしてながら買いに行くと思うけど、ちょっと違うかなという気持ちもちょこっとある。
今年の亥の子餅の日は、11月4日です。