この表現は、奥州市江刺では使うのですが、ネットで調べるとどこにも出てきません。この辺独特の表現なんでしょうか。。。面白いですね。
「やどず」というのは、冬になる前に主に農家の作業場周辺等に立てる風除けのことで、木や藁で高さ2mぐらいに組んで立てます。今ではほとんど立てられないか、防風ネットに置き換わっています。語源ははっきりしませんが、「宿簀」なんでしょうかねー?
「さっ!雪っこふるめにやどず立てすっぺし」
(さあ、雪が降る前にかざよけをたてましょう)
この頃青森などの日本海側の大雪のニュースを見るたびに、カミさんと
「奥羽山脈ずのは、いいやどずだもな。助かるな。」なんて話しています。