
Amazonプライムで、なんだか雰囲気の違う是枝作品があったので、クリックしてみた。
あらすじとか
女性の「代用品」として作られた空気人形ののぞみに、ある朝「心」が芽生え、持ち主の秀雄が留守の間に街へ繰り出すようになる。そんなある日、レンタルビデオ店で働く青年・純一に出会い、密かに想いを寄せるようになった彼女は、その店でアルバイトとして働くことになるが……。
「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、業田良家の短編漫画「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化。主演は韓国の人気女優ペ・ドゥナ。
2009年製作/116分/R15+/日本
配給:アスミック・エース
配給:アスミック・エース
心を持った人形が生まれたての赤ちゃんのように心を育てていく。同時にいろいろな葛藤も生まれていく。ペ・ドゥナの演ずる人形が表情を増していくみずみずしい演技が見もの。それと男の欲望の醜さやグロテスクなシーンもあり、心の底をえぐられるような気がする。
都会の孤独と空虚さ、生きづらさがこれほどの透明感で描かれるのは驚き。とても美しいシーンとそうでない部分の対比が際立つ作品。作品の性質上性的なシーンが多いので、作品に対する好みは分かれそう。
この映画、食べ物に例えると焼酎ボンボン
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