しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

あれから10年・・・

2021-03-11 | 日常
東日本大震災から今日で10年。
あの日は、仕事中でした。ビルの4階にいたのですが、立っていられないほどの揺れ。机やキャビネットの引き出しが勝手に開いて、机自体がバランスを欠いてひっくり返りそうになったりしました。

実は、その前にも岩手・宮城内陸地震(2008年(平成20年)6月14日)等に襲われていたので、ある程度の防災や大地震への備えや準備はできていたつもりだったのですが、まさに想定外の大きさの地震でした。 

職場では、自家発電装置があったため早速テレビをつけてみましたが、映し出されたのは宮城県名取市上空を飛行するヘリコプターからの映像でした。大津波がまさに海岸を襲い家々や農業用のビニールハウスを流し去るものでした。これは大惨事になると思ったのですが、多くの人たちはその映像が信じられないものなのか呆然とするばかりでした。

その後は、職場での被害状況の確認や対応に忙殺され、仕事から帰れば食料・水の確保やガソリン・灯油の確保で家の整理もままならない状況が1週間ほど続きました。その頃からガソリンがないので自転車通勤を始めたのでした。やはりライフラインの途絶が大きいです。停電になったので、石油ストーブと薪ストーブで暖をとり、カセットコンロで煮炊きをしていました。

1週間ほどで停電が回復したので、後は徐々に正常化していきましたが、約1か月後の4月7日に最大震度6強の余震が起きてまたひと騒ぎでした。せっかく直したところがまた壊れたり、揺れ方が違うのか前の地震で弱くなっていたのか、思いもよらないところが大きく壊れたりしました。

あれから10年。この前も書きましたが「災害は忘れぬ内にやってくる」時代です。地震や津波の他にもいろんな災害がありますから、自分の住んでいるところのリスクを想定し、それに対応しておくことが重要です。

【メモ】
・オール電化はリスクが高い、石油ストーブとか電池式のラジオ・スマホ充電器。カセットコンロ等が有効。
・大手スーパーで行列するより地元の肉屋でいろいろ買えた。
・近所の井戸の位置を確認。飲めなくてもトイレや洗濯には使えるかも。
・ガソリンや灯油は、すっからかんにしない。
・エコキュート等背の高い機器は、倒れやすいので補強する。
・電話は繋がらないことが多いので、連絡にはTwitterやLine、メールが便利。
・お米は保存が効くので備蓄する。
・意外に石油ランプが照明として有効。風に強い、長時間燃える。
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台湾プレート ライオン食堂【奥州市水沢】

2021-03-11 | 奥州市・北上市のごはん
毎度おなじみのライオン食堂。明るく楽しい雰囲気の食堂です。インスタで台湾プレートをやっていると書いてたので、訪問してみました。

最初は、パイナップルジュースを使ったドレッシングのサラダ。爽やかです。


お次はルーロー飯。八角の香が漂います。


屋台風?春雨スープ。レモンと辛子を入れて食べました。有頭海老が食べにくいかも。


オリジナルブレンドのコーヒー。たっぷり(^^♪


なんだか薬膳っぽい感じで体が温まります。

 
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博士の愛した数式(2006)

2021-03-10 | この頃見た映画とか

         
Amazonプライムのおススメを見ていたら数学の映画が出ていたのでクリック。以前BSで見た「ビューティフル・マインド」からの連想です。

あらすじとか
「阿弥陀堂だより」「雨あがる」の小泉堯史監督、寺尾聰主演で小川洋子の同名小説を映画化。

家政婦として働くシングル・マザーの杏子が、今度お世話をすることになったのは、ケンブリッジ大学で数学を学んでいたが、交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたなくなってしまった老博士。杏子とその息子は博士の人柄と、彼の語る数式の美しさに魅了され、3人は次第にうち解けていくが、やがて博士の痛ましい過去が明らかになっていく。
2005年製作/117分/日本
配給:アスミック・エース
  • 博士 - 寺尾聰
  • 杏子(私) - 深津絵里
  • ルート - 齋藤隆成
  • 先生(19年後のルート) - 吉岡秀隆
  • 未亡人 - 浅丘ルリ子
高校時代にあれだけ苦しんだ数学が美しいということを教えてもらった(^^;
そういえば同級生でバツグンに数学ができるやつは、授業中に指されるととても楽しそうに解答してたっけなー。友愛数や完全数とか言われてみれば調和していて美しい。もっとまじめに勉強しとくんだった。

淡々とした寺尾の演技、先生役の吉岡の静かな授業風景。深津のチャーミングな家政婦さん。どれも好感が持てた。浅丘は、ちょっと謎めきすぎて違和感があった。どうなんでしょうねー。加古隆の音楽が美しい。

全体には大好きな映画だけど、人による好き嫌いは激しそう。

この映画を食べ物に例えると子持昆布
 
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焼き餃子作ってみた

2021-03-10 | うまいもの♪
冷蔵庫を見たらひき肉が。それと餃子の皮が。。。
これはカミさんの指令だなと察知。キャベツやニラを刻んで混ぜ混ぜ。イサダと干しシイタケパウダー、甜麵醬、牡蠣油、ゴマ油、片栗粉とかも入れて包みます。

フライパンに油を引いて軽く焼き、その後お湯を80㏄程入れて蓋をして蒸し焼きにします。それでできたのが左側半分。きれいなきつね色。

その後2回目を焼いたんですが、ちょっと手抜きをして同じフライパンで直後に同じように焼いたんですが、油を引かなかったんで焦げた感じになりました。残念(^^;


味はいいんだけどね。手抜きをするとこんなことに。

 
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ハンバーグマスタードソース  カフェドラペ【北上】

2021-03-09 | 奥州市・北上市のごはん
いつもの洋食店でランチ。日替わりは、ハンバーグ。マスタードソースってあんまり食べたことがないのでオーダーしてみた。

マスタードなんで辛くはないが、全体に軽い仕上がりに。ミルクが入って優しいお味。この店、料理もだけどサービススタッフの笑顔と仕事ぶりがとてもよい(^^♪


優しい笑顔が最高のスパイス!

 
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栗蟹の蛤出汁味噌仕立て

2021-03-09 | うまいもの♪
春になると宮古の魚市場に水揚げされるのが栗蟹。子供の頃からよく食べていました。毛蟹と似ているんですが、ちょっと小ぶりです。でも、うまみは十分。味噌もちゃんと入っています。

これを蛤のお出汁で味噌仕立てに。魚介のダブルスープで超濃厚。マツモの香が程よく調和。ネギの甘みが引き立ちます。熱々のお豆腐を頬張って冷えたお酒をちゅーーーっと(^^;


ちゃっけどぎがら食ってる なづがしな

 
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はまぐりの蒸し物

2021-03-08 | うまいもの♪
春は貝の季節。小ぶりな蛤を酒蒸しに。アサリと違って少し甘みがあって、身がふっくらしてるんだよね。大きな蛤は高いけど小ぶりなものなら手が届くかも。

はまぐりには、タウリンや鉄分、亜鉛などのミネラルも多く、コレステロールの改善や動脈硬化、高血圧症の予防・改善、滋養強壮にも効果があるとされています。産卵前の4月ぐらいまでが旬の食材です。


んめが。

 
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後妻業の女(2016)

2021-03-08 | この頃見た映画とか
        

ディアドクターで怪演を見せた鶴瓶繋がりでAmazonプライムでクリック。

あらすじとか
直木賞作家・黒川博行の「後妻業」を、大竹しのぶと豊川悦司の共演で映画化。「愛の流刑地」「源氏物語 千年の謎」の鶴橋康夫監督がメガホンをとり、資産を持つ独身男性の後妻に収まり、多額の金品を貢がせる「後妻業」を生業とする女の姿を描く。

結婚相談所主催のパーティで知り合い、結婚した小夜子と耕造。2年後に耕造は死去するが、娘の朋美と尚子は、小夜子が全財産を受け継ぐという遺言証明書を突きつけられる。小夜子は、裕福な独身男性の後妻となり、財産を奪う「後妻業の女」で、その背後には結婚相談所所長の柏木の存在があった。一方、父親が殺害されたと考える朋美は、裏社会の探偵・本多を雇い、小夜子と柏木を追いつめていく。

小夜子役を大竹、柏木役を豊川が演じ、尾野真千子、長谷川京子、永瀬正敏らが共演する。
2016年製作/128分/PG12/日本
配給:東宝

大竹、豊悦主演だけあってテンポよくストーリーが展開していく。騙される老人もいい味だしてる。男と女のドロドロの欲を軽いタッチで描いていてコメディとして成功している。

大竹はいつものマシンガントークでセリフを展開しているがやっぱり上手い。豊悦もちょっと間抜けな悪役ぶり。

全体的には、暗いはずの犯罪を明るく楽しく描いているが、それでいいのかなーって感じ。カミさんに先立たれるとグダグダになってしまう男性の哀れな末路がちょっと悲しい。それと詐欺師って言うのは自分を詐欺師だと思ってないんだよね。最後の部分は、容易に想像できたのでちょっとマイナス。


 
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ヒガレイ(ムシガレイ)とウルイの蒸し物

2021-03-07 | うまいもの♪
ヒガレイ(ムシガレイ)は、三陸ではお馴染みのおいしいお魚。これを捌いてウルイを巻いて蒸し物に。独特の風味と旨味。淡泊だけど脂が乗っています。厚みがあって食べ応え抜群。ウルイのシャキシャキした食感とのバランスがとても良いです。海のものと山のものの組み合わせが楽しいです。きめの細かい卵の食感も楽しみました(^^♪



 
 
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ディア・ドクター(2009)

2021-03-07 | この頃見た映画とか

         

Amazonプライムで西川監督繋がりでクリック。笑福亭鶴瓶主演ってのが面白そうだったし。

あらすじとか
「蛇イチゴ」「ゆれる」の西川美和監督が、笑福亭鶴瓶を主演に迎え、僻地医療を題材に描いたヒューマンドラマ。

都会の医大を出た若い研修医・相馬が赴任してきた山間の僻村には、中年医師の伊野がいるのみ。高血圧、心臓蘇生、痴呆老人の話し相手まで一手に引きうける伊野は村人から大きな信頼を寄せられていたが、ある日、かづ子という独り暮らしの未亡人から頼まれた嘘を突き通すことにしたことから、伊野自身が抱えいたある秘密が明らかになっていく……。
2009年製作/127分/日本
配給:エンジンフイルム、アスミック・エース

ストーリー的にはとても面白く、飽きずにみられる映画。芸達者が揃い密度が濃く展開していく。村人とのからみもコミカルでとても楽しめた。最後のカットがちょっと蛇足感があるが、八千草薫の表情の変化がとてもいいから許す(^^;

主演の笑福亭鶴瓶は、初主演とは思えない怪優ぶりで、時に怒り時に悲しみ時に困惑し、自身なさげにするときの表情がいい。余は、さすがにうまくおばちゃんらしい存在感を出していた。八千草は一つ一つ大切なもののようにセリフを語るし、言葉以外の演技で楽しませてくれる。あの独特の間合いがいい。それとほんのちょっとだけ出てきた中村勘三郎がほんとに医者らしくてびっくりした。

医療の偏在性って本当にどうにかならんのかな。


 
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森嶋 山田錦 純米吟醸生酒 【茨城県日立市】

2021-03-06 | Wine・酒
繊細な甘さ。軽い渋みとガス。柔らかく旨味十分な飲み口。
いやー、うまい!




よのながさ んめーさげっこ あるもんだなー


 
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新茶家 二月末のお料理

2021-03-06 | 奥州市・北上市のごはん
この冬は、雪が多くまた寒い日も多かったですが、さすがに2月も末になると春の気配が漂います。そんな日に友人とこじんまりした夕食会を開きました。

お凌ぎ 雪どけ 干し貝柱 おかゆ バッケ 唐墨
最初は、先付のはずがお凌ぎ?逆にしたのは、おかゆを雪どけに見立て、春の訪れを表現。干し貝柱は、お出汁のみ。揚げた蕗の薹を崩して、小さく切った唐墨とともに。ほろ苦く春の香。唐墨の塩分と旨味がアクセント。 


先付 新筍 みる貝 粟麩 うすい餡
筍がみずみずしい。こんなに歯触りのいい筍を知らない。みる貝の柔らかい食感と粟麩のもにょもにょ感。3つの食感の違いが楽しい。
そこにウグイス色のうすい豆の餡。木の芽の香も爽やか。いきなりこんな先付を出されると後の料理が楽しみでワクワクすること必定。


八寸 銀蛸桜煮 子持昆布 このわた割だし掛 わらび 菜花切ごま和え わかさぎと楤(タラ)の芽あられ揚げ
いつもいつも素晴らしい八寸。それぞれの食材の持ち味を十全に引き出している。「これだけで酒が何杯でも飲めるね」って感じ。食べ進むにつれて嬉しさがこみあげてくる。


蒸物 白魚と菜花の茶碗蒸し 梅
梅の赤が白魚と卵、菜花の緑に映える。お出汁抜群の茶碗蒸しに本葛を柔らかく纏わせる。温かい春風に暫し陶然。


向付 鯛
鯛独特の甘みと香 なまめかしい食感


しび 赤貝
大分産赤貝と山口産のしび。ヒモも食べたい。マグロはいい香り。


煮物椀 寄せ蛤 うど 防風
やっぱり椀が好き。独特の食感で甘く優しい味の蛤。汁をあてに新政を飲むシアワセ。

焼物 桜鱒塩焼き バッケみそ
すげーうめー。皮目をパリッと香ばしく焼かれた桜鱒。薄味の身も抜群にうまい。蕗の薹の味噌の苦みと旨味が素晴らしいマリアージュ。


箸休め さより 葉わさび 干しこのこ 生姜酢
さよりの香と食感。爽やかな葉わさび。そこに独特の風味と塩分を干しこのこが与える。さげっこのまさるおな(^^♪


炊合せ 江刺牛筍巻き 木の芽
うま過ぎる江刺牛を筍の香が中和してくれる。そろそろお腹いっぱい。


御飯 一寸豆と鯛のごはん
パリッと焼かれた鯛に一寸豆と木の芽をあしらってとても美しい。お出汁で炊かれた御飯も素晴らしい。


みそ汁も良いお味。


お出汁を注いで。


水物 山地酪農牛乳とカカオのソルベ 苺
とても滑らかなソルベ。くちどけがとてもよい。


お干菓子


おうす


梅の花


お雛様





ごちそうさまでした。んめがったー(^Q^)



 
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BERINGER FOUNDERS ESTATE PINOT NOIR 2018

2021-03-05 | Wine・酒
美しいルビー。軽いタンニンとベリー。喉越し良く飲みやすい。ちょっとスパイシーなところもあるので、グリルチキンとかが美味しい。普段飲みに。



安せピノって、んめぐねの多いんだけんと こいずはいいがもな


 
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永い言い訳(2016)

2021-03-04 | この頃見た映画とか

       

Amazonプライムで「次は何見るかなー」と思ってたら、一番最初に出ていたのでクリック。

あらすじとか
「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督が、第153回直木賞候補作にもなった自著を自身の監督、脚本により映画化。

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失うが、妻の間にはすでに愛情と呼べるようなものは存在せず、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできなかった。

そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。幸夫と同じように妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそのようなことを口にしたのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが……。
2016年製作/124分/PG12/日本
配給:アスミック・エース

んー、ちょっとストーリーに納得できないところが多いし、本木のセリフにも唐突なものが多くて、私には感情移入しにくかった。なんだかモヤモヤが残る。セリフで語りすぎるところもなんだかなー。

俳優では、本木は頑張ってるんだろうけど、あまりよくは見えない。竹原は、緩急自在という感じでとてもよい。子役は、自然にやっているようでとても伸び伸びと演じていた。女の子がテレビで見てたオリジナルアニメのチャプチャプローリーの歌が頭の中でグルグルするー(^^♪

全体には、消化不良。それに女優さんが最初にちょこっとだけしか出てこないのも不満。。。そこは好みの問題か(^^;

この映画を料理にたとえると生煮えの讃岐うどん


 
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3月3日ってお雛祭りだけじゃないんだよ

2021-03-03 | 日常


今日、3月3日は、どこでもひな祭りですが、実は昭和三陸地震があった日でもあります。M8.1で死者行方不明者3,064人の大災害でした。最大震度5は、それほどでもなかったのですが、岩手県気仙郡綾里村で最大遡上高28.7mの大津波が発生。現在の宮古市田老は家がすべて流されて壊滅的な被害を受けたのでした。

実は、その37年前にも明治三陸地震M8.2 (明治29年6月15日)が発生し、津波は大船渡市綾里で38.2mを記録したのでした。この地震による死者行方不明者は21,959人の大災害でした。

その後は、皆さんよくご存じの3.11です。「天災は忘れた頃にやってくる」とは、寺田寅彦の言葉ですが、近頃は「天災は忘れぬ内にやってくる」傾向が強いです。寺田は1933年に発表した『津浪と人間』 の中で「こういう災害を防ぐには(中略)唯一の方法は人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力するより外はないであろう 」と述べています。

日本列島は、地震・津波・風水害・疫病等々まさに天災だらけです。今の世の中はインターネットで自分の地域に起きた過去の災害を検索することは容易になっています。そんなツールも活用しながら、防災対策を怠らないようにしたいですね。 
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