撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

豊橋鉄道 赤岩口分区(2020.2.11) 旧名鉄 走る屋台おでんしゃモ3203、ブラックサンダー全面広告車 モ802 並び

2020年02月17日 23時11分53秒 | 路面電車
2/11に、豊橋鉄道豊橋市内線 赤岩口分区で旧名鉄モ580形のモ3200形、旧名鉄モ800形の並びを撮りました。
1枚目の右側は走る屋台おでんしゃモ3203(旧名鉄モ582)、左側は新しいブラックサンダー全面広告車 モ802(旧名鉄→福井鉄道)です。



2枚目は順番が逆ですが、赤岩口電停から東に進んだ引込線から折返し始めたモ3202です。
昼便の運転が終了し、駅前から赤岩口に回送され、夜便まで赤岩口分区で待機します。



3枚目は、赤岩口分区に向かってカーブするモ3202です。



4枚目は後追いで、赤岩口分区に入庫したモ3202です。



モ800形は、2000年に美濃町線用に名鉄では初の部分低床車両として3両が登場しました。
2001年には、鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
しかし、早くも2005年の廃線により、モ801は豊橋鉄道豊橋市内線、モ802、803は福井鉄道福武線に譲渡されました。
モ801は先に紹介した井原電停のR11カーブが通過できないため、東田本線の運用に限定されていました。
しかし、2018年に台車側受けを大きくする、車体の高さをわずかに上げる、台車カバーを外すとなどのR11カーブ対応工事が施工され、運動公園前方面にも乗り入れが可能となりました。

一方、福井鉄道に譲渡された2両は単車のため、他の連接車より収容力が小さいこともあり、運用が限定され、後に休車になっていました。
2019年には豊橋鉄道に譲渡され、14年ぶりにモ800形が3両揃うこととなりました。
モ802は先に紹介した9月に引退したモ3201に替わり、昨年10月にブラックサンダー全面広告車として登場しています。
モ803は整備中ですが、先に引退したモ3202に替わり、今年の3月には営業運用を開始する予定です。