Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

タニノクリスチー@ミラノ

2009-05-05 21:00:00 | ヨーロッパ

ダメだ!と言い聞かせていたつもりだったのに、ついつい、ふらふらと、タニノクリスチーへ。

この間、ベルリンでブーツを買ったばかりなのに、ついつい試してしまう。

試したら、おしまいだ。

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免税に出来ないのがつらいところ。日本の方だったら、日本で購入する半額以下で買えるのでは?

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靴底が美しくて、履くのが勿体無くなっている、貧乏性の私。


ジェラート&ランチ@ミラノ

2009-05-05 20:00:00 | パティスリー

どこへ行っても、食べるために生きている私は、ジェラート屋をネットでチェック。GROMはスカラ座から歩いて2、3分。

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お昼12時からの営業。ツアーから帰って1時頃と、Londonへ戻る前4時半頃と1日に2度訪問。1時頃はスーツ姿の男性が多くてびっくり。負けずに、ピスタチオ、チョコレート、コーヒーの3色を試す。2回目は、観光客が半分強。最初に食べて非常に美味しかったピスタチオ&コーヒーをいただく。

ランチは、どこが良いのか分からなかったのでフォーシーズンスホテルにて。

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ランチのレストランは中庭に面している。ちょっと軽井沢みたい。

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普段メロン&ハムはイヤなのだけれど、24ヶ月熟成ハム、と見たら、ついつい。メロンも美味しかった!!

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パンもいろいろ。ついついカロリーの高いフォカッチャを手にとってしまう、悲しい私。

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パスタは既に冷めかけていた。フォーシーズンスだというのに、残念。昨日のパスタの方が良かった。

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お腹が一杯でもプチフールをつまんでしまう、悲しい性。


最後の晩餐@ミラノ

2009-05-05 18:00:00 | ヨーロッパ

ツアー嫌いの私であるが、「最後の晩餐」は7月まで予約で一杯、ということでツアーに入る。ツアーなら前日予約でもチケットが取れる辺りが、怪しく、イタリアっぽい。

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こんなところに大人気の世界遺産が、である。内部は非常に近代的で、最新の設備によって人類の遺産が守られている、といったところか。

人物の表情や構図など、素晴らしいとは思うが、ラファエロやレンブラント、ゴッホを見て突き動かされるような感動を覚えたのとは、少し違う。期待しすぎていたのがいけなかったのか。

どうも構えてしまうと感動できない私である。ふらっと立ち寄れる、そんな場所になってくれないだろうか。


スフォルツェスコ城@ミラノ

2009-05-05 17:00:00 | ヨーロッパ

ツアーに組み込まれていたスフォルツェスコ城。

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外観のレンガの色は同じでも、数世代にわたる権力抗争の結果、内部の様式は異なるらしい(内部見学はせず)。

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城の正面から街を見る。ナポレオンが進軍してきて都市計画をつくったとか。ちょっとパリの放射状の道を思い出す。ナポレオンの作った街並みは嫌いではない。東京にも、ナポレオンが進軍してくれたら、きちんとした街並みが出来たのに。。。


ドゥオーモ@ミラノ

2009-05-05 15:00:00 | ヨーロッパ

ミラノのドゥオーモ。10年近く前に訪れた時は、外装工事中で、全貌を見ることが出来なかった。

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ナポレオンが近くで大砲を打ったため、今では殆どのステンドグラスはオリジナルではないそう。

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白、赤、緑の大理石で床に美しい装飾が。白い大理石はやわらかく、歳月を経て凹んでいる。また、赤大理石の赤は金で色が着いているので高価なのだそうだ。ガラスが金コロイドで赤く着色するのと同じなのだろうか?

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教会の天井は、まるで彫刻が施されているようであるが、これは「だまし絵」とのこと。

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半地下にこんなお部屋が。天井の装飾が見事。

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ドゥダメル@ミラノ・スカラ座

2009-05-05 02:00:00 | Gustavo Dudamel

ドゥダメル指揮、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、ソプラノ独唱:アナ・マリア・マルティネス。2009年5月4日、ミラノ・スカラ座にて。

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Mendelssohn Symphony No.4 "Italy"

Mahler Symphony No.4

Gustavo Dudamel: Conductor

Ana Maria Martinez: Soprano

Filarmonica Della Scala

ドゥダメルがスカラ座で振る、しかもマーラーの4番、ということでミラノへ。

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前半のメンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」は、とても良くまとまっていたと思う。ドゥダメルの指揮を見ているだけで、曲が聴こえてくる-たとえ音が無くても-そんな気がした。

さて、問題はマーラーの4番である。

第一楽章。ドゥダメルの意欲的なテンポ作りにオケがついていっていない、というか、ドゥダメルがオケを説得し切れていない、というか。是非、外様でではなく、自分のオケ-これからはLAフィルか-でこれをやって欲しい。もう少し時間をかけて、オケも納得して弾いたら、新しい解釈の良い演奏が出来るのではないか、と思った。

第二楽章はコンマスの熱演が良かった。

第三楽章。綺麗なメロディなのだが、それだけではない、こんなに濃密なマラ4の第三楽章聴いたのは初めて。オケで弾いたときも、CDを聴くときも、こんなに濃密な曲だと思ったことはなかった。

第四楽章-この人は本当にソプラノなの?という感じの声で残念。良く聴くCDと違う、と言うだけでなく、ちょっと声質がメゾっぽく、私のこの曲に対するイメージと違っていた。音もちょっと低いような気がしたけれど。。。?

ミラノの聴衆は結構ごそごそと音を立てる。その一方で、第一楽章が終わったところで誰かが「ブラボー」をすると、きちんとそれを注意したり(当たり前か-ただこのお陰で、変な緊張があったオケがほぐれたように思う)、第四楽章の最後、ドゥダメルがものすごい時間をかけて終えたところも、きちんと我慢してから拍手をしたり(当たり前か)、ちゃんとしているところはしている。なんだか不思議な人たち、というのが彼らに対する第一印象である。

TVカメラが入って撮影していた。いつか放映されるのだろうか。第一楽章と第四楽章はつらいけれど、第三楽章は是非もう一度聴きたい。

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