ドゥダメル指揮、ヨーテボリ交響楽団演奏会。2009年5月30日15時。ヨーテボリ、Konserthusにて。
Verdi: Messa da Requiem
Gustavo Dudamel: Conductor
Gothenburg Symphony Orchestra
Erika Sunnegårdh: Soprano
Anna Larsson: Alto
Stuart Neil: Tenor
Julian Konstantinov: Bass
ついに、ヨーテボリまで来てしまった。。。ドゥダメル&ヴェルレク、につられて。
演奏会前にホール前でなにやら催し物が。馴染みのあるブラスの曲が聴こえてくるなぁ、と思って行って見ると、なんと、ドゥダメルもいるではないか。
2009/2010シーズンもヨーテボリ交響楽団の指揮者を続けることが発表され、皆拍手。
サイン入り来年度の予定表が配られ、人々が殺到。
さて、演奏会である。ホールはなかなか美しい。
あはは、ヨーテボリシンフォニーコーラス、とはあるけれど、素人さんに毛が生えた程度。会場は合唱団員の知り合いで埋まっているみたい。ちょっと母の演奏会を思い出す。とにかく、ドゥダメルの指揮でヴェルレクを歌えるなんて、羨ましい限り!
ソリストは女性陣がなかなか(男性陣についてはノーコメント-察してください)。ソプラノのErika Sunnegårdhは、最後の「リベラ・メ」低音から高音へ飛ぶところを上手く決めていたら、もう少しスッキリ誉められたのが残念。あと、高音部をまだ一杯一杯で出している感じ。余裕が感じられる声の出し方を学んだら、素敵だと思う。それにしても、あの細い体のどこからこんな声が出るのかしら。巻き舌も憧れる(巻き舌の出来ない私)。
左がソプラノのErika Sunnegårdh。
最近ドゥダメルは曲の終わりにかなりの時間を掛ける。今日も、皆、息をのんで、拍手を始めるタイミングを見計らおうとした。この間のアンコールも、別に感極まっていたのではなく、単純に曲を終わらせるのに彼には必要な時間だったのね。
今回も暗譜で振ったドゥダメル(Anna Larssonも譜面台はあったが、暗譜で歌った)。さあ、準備は出来ている、ベルリンフィル&合唱団でこの曲に挑戦!?