知識

「福音をバプテスマによって受け入れるだけの十分な知識があるのなら、他の人に分かち合うだけの十分な知識がある」
（わたしに従ってきなさい　4月11日）



福音を伝えるためには多くの知識が必要でしょうか。
確かに知識は多ければ便利かもしれません。

知識は話題を提供してくれます。
信仰の裏付けともなるように思えます。

しかし、知識によって祈りの応えを受けることができるでしょうか。
むしろ知識による先入観が祈りの邪魔をすることもあるようです。

祈りの応えをもたらすもの、神の救いをもたらすものは信仰です。
過去を振り返るとき、もっとも信仰が強かったと思えるのはバプテスマを受ける前でした。
確かに知識も経験も増えました。
しかしあの頃の信仰を取り戻すことができません。

バプテスマを受け入れるだけの知識とはどのようなものですか？
わたしが知っていたのは、「祈りに応える何かが存在する」ということだけでした。
それは知識であり、証です。
それが信仰の基であることは今も変わりません。