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韓国ドラマ「庭のある家」あらすじと感想、キム・テヒ&イム・ジヨンの演技対決

2024-01-16 | 韓ドラ な行


韓国ドラマ「庭のある家」あらすじと感想、最終回。
韓国の同名ベストセラー小説を原作に、女優のキム・テヒ&イム・ジヨン共演と衝撃的な展開が話題となったサスペンススリラー。2023年作品、全8話。
医者の夫と愛する息子の3人で優雅な暮らしをしていたジュラン(キム・テヒ)と、貧しさと夫に暴力を振るわれ生きてきたサンウン(イム・ジヨン)。
ジュラン(キム・テヒ)の引っ越した自宅の庭から漂ってきた悪臭をきっかけに正反対の女性2人が出会い、それぞれの家庭に隠された真実が次々と明らかになっていきます。
ヒロインにはスリラー作品が初めてというキム・テヒさんが歪んだ家庭の危うさに気付くセレブ妻を演じていますが、とにかく美しさが群を抜いて際立っていました。
本当に女性の私が見ても文句なしに美しく綺麗なキム・テヒさんでした・・・
更に今までさんざん低い演技力で叩かれてきましたが、最近は演技力が増して、本作も視聴者の要求を十分に満たしていると思います。
また、「ザ・グローリー 」で最強の悪女を演じたイム・ジヨンさんが本作では恵まれない不遇な女性を演じていますが、狂気をはらんだシーンなど強烈な描写でインパクトが強く、本作を引っ張っていく高い演技力に圧倒されます。
劇中、暴力を受けてきた夫の死を親類に電話で伝えながら、ジャージャー麵を口いっぱいにほうばる姿やリンゴをぞんざいに食べるシーンなど、女優としてのイム・ジヨンさんの演技に心が揺さぶられ、感動が押し寄せてきます。イム・ジヨンさんだから演じられる人物だと思いました。
本当に素晴らしいの一言で、本作はイム・ジヨンさんのドラマと言っても決して大げさではないと思います。
そして、妊娠をしている設定なので、歩き方まで役になりきっているイム・ジヨンさんを是非、見てほしいと思いました。
ただ、テンポがゆっくりでなかなかスイッチが入らなかったのが残念で、過去の出来事1つ1つのストーリーに疑問だけが残るような物語でした。
終盤の2転3転は面白かったのですが、ジュラン(キム・テヒ)と夫でキウムアイ病院院長のパク・ジェホ(キム・ソンオ)の今まで暮らしていた夫婦愛は何だったのか・・・? ここも疑問が残ってしまいました。
あと、妻のキム・テヒさんを支配する夫役の実力派俳優のキム・ソンオさんですが、できればもう少しイケメンの俳優さんに演じてほしかったと思いました(笑)
たとえば、チャン・ヒョクさんやチュ・サンウクさんくらいの人気トップスターだったら、視聴者の見る方向も変わったかも・・・(笑) 勝手なお願いでした・・・(笑)

あらすじ(ネタバレあり)
1話
母親のジュラン(キム・テヒ)との親子関係がこじれている息子スンジェ(チャ・ソンジェ)が学校で「死にたい」と言っていると担任の先生から聞かされるジュラン(キム・テヒ)の夫でキウムアイ病院院長のパク・ジェホ(キム・ソンオ)。
その母ジュラン(キム・テヒ)はソウルから地方の新しい豪邸に引っ越してきますが、すぐに誰もいない2階から物音が聞こえ、庭から悪臭がすることに気が付きます。
また、近所にはやたら愛想よく元気に振る舞うオ・ヘス(チョン・ウンソン)という女性が最近引っ越してきました・・・
また一方で妊娠中のサンウン(イム・ジヨン)は夫から日常的に暴力を受け、つらい毎日を送っています。離婚に合わせDVの証拠を詳細に集めていたサンウン(イム・ジヨン)は突然夫が亡くなったと連絡を受けるのです。
そのころ、ジュラン(キム・テヒ)は自宅の庭から人間の手を発見しますが、この遺体は一体誰なのか? 疑問だらけです・・・

2話
サンウン(イム・ジヨン)は夫のキム・ユンボム(チェ・ジェリム)の運転でジュラン(キム・テヒ)の家の前で待つことになります。
夫のキム・ユンボムだけがジュランに渡すものがあると言って家の中に入っていきますが、庭で「奥様、この臭いは?」とジュランに聞きます。
そして、今夜院長と夜釣りに行く約束をしたのでお伝えくださいと言って帰っていきます。
帰宅した夫パク・ジェホ(キム・ソンオ)は妻ジュラン(キム・テヒ)が見たと言う遺体の一部の手を見に行きますが、あれは家を建てる時に作業員が残したゴム手袋だと笑って伝えます。
そして、その夜、悪夢にうなされて目を覚ましたジュラン(キム・テヒ)は隣に夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)がいないことに気が付き、「大雨だけど大丈夫なの?気を付けて」とメールを送ります。
翌日、警察が家に来てキム・ユンボム(チェ・ジェリム)が遺体で発見されたと伝えます。
また一方、サンウン(イム・ジヨン)は亡くなった夫キム・ユンボム(チェ・ジェリム)の車の中から怪しい携帯を見つけるのです・・・

3話
ジュラン(キム・テヒ)には過去に実の姉を殺された殺人現場を目撃したトラウマがあり、精神的に弱っている彼女は薬を飲み続けています。
また一方で、いろいろな状況から、亡くなった夫キム・ユンボム(チェ・ジェリム)が院長のパク・ジェホ(キム・ソンオ)を脅迫していたのではないか?とサンウン(イム・ジヨン)は感じています。
そして、葬儀場に弔問に来た院長のパク・ジェホを呼び出し例の携帯を見せます。
その時、ジュラン(キム・テヒ)には「あなたの夫が私の夫を殺したの」と怖い顔で告げます。
その後、サンウン(イム・ジヨン)は亡くなった夫が多額の生命保険に入っていたことを親類から聞かされ、すぐに保険会社に向かいますが自殺だとすると保険金が出ないと言うのです。
また一方、ジュランは夫に「真実を話してほしい、わたしは妻だから私があなたを助けたい」と話すのですが、夫は自分を疑っている妻に「君がいつもこうだから私も息子のスンジェも疲れるんだ」と強い表情で怒鳴りはじめます・・・



4話
過去に姉がアパートで殺された時、隣に住んでいた青年がジュラン(キム・テヒ)の息子スンジェ(チャ・ソンジェ)の臨時担任になります。
ウ・チャンイル先生だよと言う息子スンジェでしたが、ジュランは身体が震えてきて息子から先生を離そうとします。何かが起こりそうで不安な母なんです・・・
その後、ジュラン(キム・テヒ)はサンウン(イム・ジヨン)のアパートを訪ね、夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)にメールを送ったことを理解できるように詳しく話してほしいと言いますが、サンウンは例の携帯の中の写真を見せます。
そして、「その携帯は私の夫があなたの夫から盗んだんです」と衝撃なことを言います。
その時、その携帯に夫のパク・ジェホから電話がかかってきます・・・
サンウンは夫が亡くなった後に大事に保管していた夫の手帳からパク・ジェホ、イ・スミン、売春、5億、と書かれていたページを見たことがあるのです。
サンウンはパク・ジェホ(キム・ソンオ)との待ち合わせの場所に行き、5億を要求しますが、今度はパク・ジェホがサンウンに「キム・ユンボム、なぜ?夫を殺したんだ」と問い詰めます。

5話
ジュラン(キム・テヒ)とサンウン(イム・ジヨン)は危険なカマドウマという男に会いに行きイ・スミンの居場所を聞き出しますが、分からないと言います。
でも、夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)とイ・スミンの関係は否定しますが、パク・ジェホは自分たちの仕事に対して邪魔だった人物だと言います。
同じころ、キム・ユンボムの遺体が見つかった貯水池の下の方の林の中で若い女性の遺体が発見されますが、身元が分かるものが全くありませんでした。
また一方で、夫のキム・ユンボムに睡眠薬を飲ませて貯水池に車ごと落としたのが妻のサンウン(イム・ジヨン)だったことが分かります。
また一方、ジュラン(キム・テヒ)は前に家の中で見つけた携帯アクセサリーの花の飾りがイ・スミンの携帯の飾りだったことに気が付き、また再度、庭を掘り起こしますが夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)がやってきて「いいかげんにしろ」と二人は口論になります。
そこに息子のスンジェ(チャ・ソンジェ)もやってきて「僕が殺したんだ、僕がイ・スミンを殺した」と二人の前で明かし、事態は一変します。

6話
息子のスンジェ(チャ・ソンジェ)とイ・スミンの出会いは、イ・スミンの方から一方的に声をかけてきました。数学の本を貸してほしいというイ・スミンはスンジェの家に行きたいと言い、そこでスンジェに妊娠検査薬をみせ「よく聞いて、あなたは私をお母さんと呼ぶことになるかも、弟が大きくなったらまた来るわ」と言いながら笑うのです。
とっさにスンジェはイ・スミンを階段から突き落としてしまいます。
何があった?と駆けつけた父のパク・ジェホは一旦イ・スミンを2階に運び洋服ダンスの中に入れました。その後、父のパク・ジェホはイ・スミンを庭に埋めたのです。
ジュラン(キム・テヒ)は「この家で息子に起こったことを自分だけ知らなかった」と冷静に夫に話し、「あの子は罪悪感に耐えられる子ではないから警察に行きます」と話します。
夫は「警察に行けよ、その時は終わりだ」と言い、今まで築いてきたすべてが崩れることだと話します。
ところが、息子のスンジェ(チャ・ソンジェ)は母のジュランに「僕は父さんがイ・スミンを殺すのを・・・僕は全部見たんだ」と辛そうに話します。2階で生きていたイ・スミンを見たのです。
一方、警察から夫キム・ユンボムの遺品を受け取った妻のサンウン(イム・ジヨン)は夫の携帯の中からパク・ジェホに関する情報を見つけるのです・・・

7話
ジュラン(キム・テヒ)は自分が旅行に行っていた時に実の姉が殺されことにずっと負い目を感じ心苦しい日々を送っていたのです。それは実の母から姉が死んだのはあなたのせいよと言われたことにも関係があり、二人の間には根深い確執があったのです・・・
また一方、ジュランはサンウン(イム・ジヨン)が家に訪ねてきたときに「あなたのご主人を殺したように私の夫を殺してください」と冷静に話しますが、感情が高ぶるサンウンに「私はただあなたの母親からキム・ユンボムを殺したのはサンウンだと聞いただけなのに・・・」と・・・
そして、今度はジュラン(キム・テヒ)の方からサンウンを訪ね、夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)を殺す計画を詳しくサンウンから聞きだします。
はじめに夫の怪しい情報を流し、夫が練炭を買うように電話し、睡眠薬入りのジュースを作り、夫の携帯からサンウン宛にメールを送るなどサンウンからの指示を実行します。
サンウンの夫キム・ユンボムと同じように睡眠薬で眠らせて貯水池で自殺したようにするためでした。
ところが、殺害計画当日、サンウンはジュランの家に行きますが、突然パク・ジェホが後ろからサンウンを抱え込み注射をします。サンウンはそのまま倒れ込むのです。

8話(最終回)
ジュラン(キム・テヒ)は夫のパク・ジェホに「どうして私と結婚を?」と問いかけますが、君は裏切らないと思ったからと伝えます。家族だから僕たち3人で最後まで一緒に行こうと告げます。
また、ジュランは怪しい隣人オ・ヘス(チョン・ウンソン)の家でお茶を飲みながら、彼女から「私は夫を殺していません、心筋梗塞で倒れたんですが、夫の死を受けられずに、この家で1か月一緒にいたんです・・・」と衝撃的な話をはじめます・・・
一方、サンウンが息子スンジェのことに気が付いたと感じたジュランとジェホ夫婦は「あの女が5億で済むはずがない、一生あの女に悩まされるかもしれない」と同じ思いなのです。
すべて、息子スンジェのために、その方法は1つです・・・
ところが、リビングで目を覚ましたサンウンにジュランはジェホの医療用のメスを手に握らせ、「まだです、目を開けないで」とそっと話します。
庭に穴を掘っていたジェホがリビングに戻って来ると「イ・スミンはあなたが殺したんでしょう、彼女は生きていたんでしょう、なぜ殺す必要が?」と問いかけます。
そして、あなたの嘘は私もスンジェもあなた自身も守れなかったと言い切るのです。
その時、サンウンが目を覚ましたことに気付いたジェホは彼女のそばにいきますが、いきなりメスで顔を切りつけられ逆上したジェホはサンウンを殴り続けます。
それを見ていたジュランは「やめて」と叫び「自首してほしい」と泣きながら訴えかけ、ジュランは自分の手首を傷つけ2階へ上がっていきますが、その後をジェホが追いかけ首を絞めようとします。その時、隣人のオ・ヘスが玄関のチャイムを鳴らし、下に降りようとするジェホをジュランが階段から突き落とします。
ジュランは警察の事情聴取で全てを話し、夫のジェホがイ・スミンとキム・ユンボムを殺害して、自分が夫を殺害しようとしたと証言します。
そして、ジュランの証言でサンウンは夫の保険金を受け取ることが出来たのです。
サンウンは刑務所にいるジュランに面会にいきます・・・   







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