私よりもずいぶんと先輩の方々に
なぜかねーさんと呼ばれている。
着物を着ているからか?
今日は一芸に秀でろと
こんこんと言われた。
にもかかわらず、
意味もなく誉められ続けたので
気持ちのよい酒を飲んでほろ酔いだ。
今夜のテーマは文学についてだ。
おやじたちと私見を述べ合って
あーでもない、こーでもないと繰り返し
またしても一緒におでんをつまんで
子供のようにはしゃいだ。
私の頭やレベルでは
なかなかついていけないが
すごくためになる話が
次々飛び出すから
いつまでも聞いていたい心境にかられる。
さて、私は六本木でねーさんと
呼ばれ続けるのだろうか?
いい歳だというのに
みんなに可愛がってもらえることは
本当に有り難く、
すごく幸せなことだ。
六本木万歳!