売れっこ司会者であるみのもんた氏、
彼の手術が成功したことは
私の記憶には新しい。
彼と私の違いは
腰椎と頚椎の差。
場所が腰椎の場合、建て前では
手術成功率は七割と高い数字を掲げているが、
予後に苦しむ人も多く、
また失敗すると車椅子生活へと
症状はより悪化することを覚悟しなければならない。
おそらく‥と前置きした上で
私の頚椎の状態は
狭乍による神経への圧迫と
それに伴う脳への血流不良、
髄液通路への極端な影響による
不具合ではないかと
確信してしまった。
それを仮説とした場合、
すべての問題のつじつまが合うためだ。
激痛の理由も納得出来るし、
説明することが可能となる。
先日、某大学病院にて
新しく紹介された主治医と会ったとき、
一度、疑いや診断名がついたものを
ゼロに戻せない医療の姿勢や弊害を目前にして
やれやれ、と思った。
狭乍ではない他疾患は
誤診が多い病であることは
医療の世界では周知の事実だ。
患者の方々と話をしていても同様に
一度下された診断名を信じ込んでいる。
ゼロから疑い直す人は
希有に近い。
以前、ある患者家族から
絶対に治らないし
症状が進行すると言われたときには
さすがに腹立ちを抑えられなかったが、
同時に私は強い疑問を抱く結果となっていく。
つまり、車の運転は一生、できない、
けれど、社会復帰は徐々に行っていこうと思う私と
社会復帰はできないが
車の運転は可能な人とでは
どちらが軽度なのかと
考えたとき、
私はわからなくなる。
そもそも比べることではないとは思うが
誤診の多い疾患への誤解は
こうして社会に発信されてしまうとき、
やっぱり厳しいなぁ~と思ってしまう。
なぜならば、
もう一度打撃を受けることが
致命傷となり得るものに対し、
車の運転はすごくリスクが高い。
また、めまいや頭痛を抑える薬を
大量に服用しているから
大丈夫だと言われたことがあるが
事故の被害者になっても
加害者であるときは当然ながら、
服用薬や病が問題にされないことはないはずだ。
医師にも責任追求の波紋は
広がるだろう。
そう考えると怖くなる。
酒を飲んでいなくても
薬を服用して運転をしている人は
日本には相当数いると推測されるためだ。
髄液関係であろうと
頚椎の問題であろうと
症状が激痛を伴うことは
変わりない。
私は二度とごめんだ。
またふりだしに戻るなど。