私が精神病院に行ったのは、母の付き添いで。
もう14年も前のことです。
母が癌になって、それは摘出して、術後の経過も順調だったのですが、
退院してから、母の様子がおかしくて、
病院に行ったら、うつ病ではないかという診断で、
精神病院を紹介されました。
あのときは大変だった~~
たぶん薬が効きすぎて、意識が朦朧となり、
失禁までするようになって(同居していた妹は大変だったと思う)
この人は、このままこんなんで、介護しなきゃいけなくなるのか、
と、危惧しました。
(その頃はまだ60代だった)
薬を替えたら、普通に戻り、うつもなんとなく治りました。
病院の先生に
「この人は、喜怒哀楽の激しい人ではありませんか」
と、言われました。
喜怒哀楽の「怒」だけ激しい人なんだけどな。
私は、癌を悲観してうつになったものとばかり思っていたけど、
7年後くらいに、先生に、「あの時は癌だったんだよ」
と告知されて、初めて自分が癌だったことをその時知ったらしい。
あんなに本を読んだり、知識が豊富な母なのに、
なんで自分が癌じゃないのか、と疑いもしなかったのか
そっちのほうが不思議。
「あんたたち、私に隠していたんだね」って。
じゃあ、あのうつ病はなにが原因だったの?