五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

あれは14年前

2012-10-10 22:55:16 | 私の周りの人

私が精神病院に行ったのは、母の付き添いで。

もう14年も前のことです。

母が癌になって、それは摘出して、術後の経過も順調だったのですが、
退院してから、母の様子がおかしくて、
病院に行ったら、うつ病ではないかという診断で、
精神病院を紹介されました。

あのときは大変だった~~

たぶん薬が効きすぎて、意識が朦朧となり、
失禁までするようになって(同居していた妹は大変だったと思う)
この人は、このままこんなんで、介護しなきゃいけなくなるのか、
と、危惧しました。
(その頃はまだ60代だった)

薬を替えたら、普通に戻り、うつもなんとなく治りました。

病院の先生に
「この人は、喜怒哀楽の激しい人ではありませんか」
と、言われました。

喜怒哀楽の「怒」だけ激しい人なんだけどな。

私は、癌を悲観してうつになったものとばかり思っていたけど、
7年後くらいに、先生に、「あの時は癌だったんだよ」
と告知されて、初めて自分が癌だったことをその時知ったらしい。

あんなに本を読んだり、知識が豊富な母なのに、
なんで自分が癌じゃないのか、と疑いもしなかったのか
そっちのほうが不思議。

「あんたたち、私に隠していたんだね」って。

じゃあ、あのうつ病はなにが原因だったの?