2019年のブログです
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昨日は学会2日目。
午前中は精神病の分科会に参加。
みなさん、すごいケースのご紹介で、いろいろと考えさせられます。
たくさんの学びがあったのですが、じーじとっての再確認は「生き残る」ことのテーマでしょうか。
患者さんの攻撃性に、報復をせずに「生き残る」ことがまず出発点のような感じを持ちました。
そのことだけでも、患者さんには大きな意味がありそうです。
午後は終結症例の分科会。
司会が藤山直樹さん。
司会だけでなく、結構、自由に発言をされるので、面白いですし、とても参考になります。
個人的には、発表者と司会の藤山さんの対談でもいいように思うほどでした。
発表者がだんだんと率直になっていく様子が見られて、藤山さんの力量に改めて感心させられました。
力のある臨床家は本当にすごいなと思います。
もっともっと経験を積み重ねていきたいと切に思いました。 (2019. 10 記)
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ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介
経歴 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ
1977年、ある四流私立大学文学部社会学科を卒業、浦和、新潟家庭裁判所などで家庭裁判所調査官として司法臨床に従事する
2014年、定年退職間際に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士)を修了
2017年、臨床心理士になる
仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています
学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員
論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか
住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)
mail yuwa0421family@gmail.com
確かに、新型うつ病、については、議論があって、なかなか難しいです。
わかりやすいように、新型うつ病、と書きましたが、うつ病からパーソナリティ障害や神経症まで、理論と治療法は議論がたくさんだと思います。
ただ、攻撃性の強さ、は否定できないような気はします。
いい参考文献がありましたら、ぜひ教えてください。
私自身、可哀想な人と思って寛大に対応しておりましても、こちらも生身の人間ですので許せないときもございます。
しかし、やはり病気のなせる業なのでしょうね。
丁寧なご回答、ありがとうございました。
なお、鬱病の人の攻撃性はよくあることで、特に、新型の鬱病の場合は顕著です(それも一種の自己破壊衝動だと思いますが…)。
医師の場合は治療で生き残ることが望まれますが、一般人の場合は、それは無理だと思います。
無視をして収まるのを待つか、ブログ管理者に迷惑コメントの遮断をお願いするかがいいと思います。
病気が収まると後悔するのが通例ですので、いずれにしても、攻撃性を拡大させない方策が本人のためにもなると思います。
患者さんの攻撃性に対して生き残るということはどういうことでしょうか?
医師自体が負けないというような意味ですか?
実は私ごとですが、現在とある人物からいわれのない誹謗中傷を受けています。
その人は御自分を鬱病だと書かれていますが、鬱病の人がここまで攻撃的になるものでしょうか?
しかも当方には攻撃される理由はないのにです。
昨年末にも大阪梅田で精神科医院で事件がありましたが、鬱病の人の思い込みによる攻撃だったのでしょうか?
お時間のある時に記事にして教えていただけますと幸いです。