おはようございます!
今日も今日とてすかっと良い天気な湘南地方です。
さて、今日はこんな記事。
(ダイヤモンドオンラインより引用)
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キリン「生茶」が販売終了寸前から再ヒットした理由
2014年頃、キリンビバレッジの『生茶』ブランドは存亡の危機にあった。
00年に発売してから5年間は、緑茶市場の拡大とともに販売数も右肩上がり。
しかし競合の躍進もあり、売上は最盛期の半分にまで落ちていたのだ。ここで、マーケティング担当者が考えた「秘策」とは?
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(引用終わり)
詳しくは引用元をご参照頂きたいですが、
“お茶にも「生」が”というところからスタートし、“自宅の急須では淹れられないお茶”を追い求めるに至る。
これまでにないお茶を作る、「お茶の歴史を進化させる研究」が背景にある、という姿勢が掲題の言葉に表れている。
目先のシェア改善のためのマイナーチェンジではなく、ブランド構築への真摯な取り組み。
結果、粉砕した茶葉を使うことでハンドリングは低下するものの、
これをブランドイメージ向上につなげる。
「振って飲むとおいしい」。敢えてわずかな不便さを伴うことで、それを凌駕するメリットを訴求することに繋がっている。
マーケティング担当者がこの視点を持っているというのは、商品にとっても幸せなことだなぁと。
マーケットイン一辺倒の姿勢ではなく、開発力という自社の強みを活用した立ち位置づくり。
これは、大きい会社さんだけにあてはまることではない。中小企業であっても、自治体であっても適用できる考え方。
焦点はマーケット/ニーズに合わせて、でも自分が何者か、についてはブレない。
「伝える」だけでなく「伝わってしまう」ほどの自己主張。
この視野の中に競合は映っていない。
「自分が何者か」がしっかりわかっていることが前提。
でも「自分が何者か」は他者との対比の中でしか把握できないところもある。
自分の輪郭を確認するためには他者を認識する必要はときにあるけれど、
自分がどこに向かっていくかを決めるときに他者ばかり意識してはいけない、
といったところだろうか。
今日も今日とてすかっと良い天気な湘南地方です。
さて、今日はこんな記事。
(ダイヤモンドオンラインより引用)
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キリン「生茶」が販売終了寸前から再ヒットした理由
2014年頃、キリンビバレッジの『生茶』ブランドは存亡の危機にあった。
00年に発売してから5年間は、緑茶市場の拡大とともに販売数も右肩上がり。
しかし競合の躍進もあり、売上は最盛期の半分にまで落ちていたのだ。ここで、マーケティング担当者が考えた「秘策」とは?
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(引用終わり)
詳しくは引用元をご参照頂きたいですが、
“お茶にも「生」が”というところからスタートし、“自宅の急須では淹れられないお茶”を追い求めるに至る。
これまでにないお茶を作る、「お茶の歴史を進化させる研究」が背景にある、という姿勢が掲題の言葉に表れている。
目先のシェア改善のためのマイナーチェンジではなく、ブランド構築への真摯な取り組み。
結果、粉砕した茶葉を使うことでハンドリングは低下するものの、
これをブランドイメージ向上につなげる。
「振って飲むとおいしい」。敢えてわずかな不便さを伴うことで、それを凌駕するメリットを訴求することに繋がっている。
マーケティング担当者がこの視点を持っているというのは、商品にとっても幸せなことだなぁと。
マーケットイン一辺倒の姿勢ではなく、開発力という自社の強みを活用した立ち位置づくり。
これは、大きい会社さんだけにあてはまることではない。中小企業であっても、自治体であっても適用できる考え方。
焦点はマーケット/ニーズに合わせて、でも自分が何者か、についてはブレない。
「伝える」だけでなく「伝わってしまう」ほどの自己主張。
この視野の中に競合は映っていない。
「自分が何者か」がしっかりわかっていることが前提。
でも「自分が何者か」は他者との対比の中でしか把握できないところもある。
自分の輪郭を確認するためには他者を認識する必要はときにあるけれど、
自分がどこに向かっていくかを決めるときに他者ばかり意識してはいけない、
といったところだろうか。