弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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パワハラとか、ブラックとか。

2016年12月22日 07時59分21秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます!
少し胃もたれ気味な朝です。

昨日は事務所の忘年会をさせていただきました。
従業員の皆に日頃の感謝を込めて。
来年も、今年以上に盛大にできると良いな。


さて、今日はこんな記事。

朝日新聞デジタルより引用)
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中学校長、パワハラで停職へ 新人教員2時間立たせ説教

愛知県豊田市の市立中学校長が複数の教員にパワーハラスメントをしたとして、愛知県教育委員会が停職1カ月の懲戒処分にする方針を決めた。22日に発表する。
関係者によると、校長は7年ほど前、深夜の駐車場で、新人教員を約2時間立たせたままで説教したとされる。

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(引用終わり)

「深夜の駐車場で」ってのは尋常ではないし、“余罪”もあるようなのでなんとも言えないところもあるけど、
2時間立ちっぱなし、とか、新人の頃あったよなぁ、と思いだしたので書いてみる。


新人、といっても転職した直後なので26,7の頃。
自分が書いた書面案に赤ペンを入れていただくときに、
指導していただいていた弁理士先生の横でやっぱり2時間程立ちっぱなしだった。
「お前、この言葉を選択した意味は?」
「この順番で書くのと、ここを入れ替えて書くのと、どちらが読みやすい?」
てな具合で、一つ一つ“ダメ出し”をされ、書面は真っ赤っかになり、
自分の元々書いていた文章は出だしの挨拶と最後の「。」しか残らないほど。

超忙しい先生だったので、むしろ自分なんかに2時間も費やしてくれることが
ありがたいと思った。
その時の真っ赤っかな原稿は、今も机の中にしまってある。

「ブラック企業」とか、「パワハラ」とか、根っこは一緒な気がしていて。
自分ごととして仕事に取り組むか、やらされごととして仕方なくやっているか、の差じゃないかなぁ、と。
もちろん、指導する側の素養、魂胆、性格も大きく関係するとは思うし、
人格的な面をこきおろすような指導は許されないとは思うけど…
正直、生半可な覚悟で仕事してたら、そこは責められても仕方ないんじゃない?という気はしている。

こういう記事を書くと、“お前もブラック経営者なだけじゃん”
という声も飛んできそうだけど、
ある程度嫌な思いをしないと身につかないこともあるんじゃないかな。

そんなわけで、今年も実働あと4日!
したっけー。

コメント
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