弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【知財記事(特許)】フィットするHMD

2021年06月18日 10時47分21秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
梅雨入りしてから、却って空気は心地よく乾燥しているように感じる@湘南地方です。

ああ、金曜日。頑張りましょう。

さて、今日はこんな記事

(cnet Japanより引用)
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アップル、顔へ自動的にフィットするHMDで特許取得--バンドの長さをモーターで調整

仮想空間に入り込める仮想現実(VR)ゲームは、没入感の高さが魅力だ。しかし、頭に装着したVRヘッドセットが安定せず、グラグラ動いてしまう状態だと、気が散ってゲームに集中できない。

これに対し、Appleは装着用ベルトの締め付け方をモーターなどで自動調整するヘッドマウントディスプレイ(HMD)を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間6月15日に「HEAD-MOUNTED DISPLAY WITH ADJUSTMENT MECHANISM」(特許番号「US 11,036,054 B2」)として登録された。出願日は2018年8月31日、公開日は2019年3月7日(公開特許番号「US 2019/0072772 A1」)。
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(引用終わり)

没入感がすごい…らしいけど、
どうにも外部環境が見えない状況になるということに抵抗があって使ったことがないHMD(Head Mount Displayね。HaMaDaじゃないよ)。

コンテンツの内容によって締め付け度合いを変えたりできるらしい。イマドキーな感じ。
なお、対応出願が日本でも特許になっている(特許第6867519号)。メインクレームはこちら。

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【請求項1】
ユーザによって装着されるヘッドマウントディスプレイであって、
筐体と、
前記ユーザの眼に隣接して位置付けられるアイチャンバと、
ヘッドバンド、及び、制御信号に応じて前記ユーザの頭部に対する前記ヘッドバンドの嵌合を変更するように動作可能な調整機構を含む支持アセンブリと、を備え、
前記調整機構は、フィードバックコンポーネントを含み、前記制御信号は、前記フィードバックコンポーネントからの出力に基づいて生成され、
前記ユーザに表示されるコンテンツは、コンテンツタイプ識別子に関連付けられており、
前記制御信号は、前記コンテンツタイプ識別子に基づいて生成される、ヘッドマウントディスプレイ。
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結構色々応用が利きそうな特許だなー、という印象。
どんなゲームで使えるんだろうかと思って調べてみたら、こんなサイトを見つけた。
…よくテレビの中でタレントがHMDつけてゲームして、傍から見てちょっとマヌケな感じになるのを楽しむ、的な絵があるけど、
あれやってる本人はそんなに面白いのかね。
ある程度広いところでやらないと、周りの家具とかにぶつかりまくりそう。

ま、そんなこんな愚にもつかないことを書きながら金曜日の午前中が終わろうとしている
(いや、これ書き始める前にいくつかお仕事はこなしているのですよ)。
ちゃきちゃきと進めていかなければ。頑張りましょう。



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